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ドメーヌ・リオンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・サンマルク２０１１
パトリス・リオンのネゴシアン（葡萄を買い付けて、自分で醸造する）ものは、ACブルゴーニュ（本ブログの記事）を中心に何種類か飲んでおり、非常に美しいエレガントなワインを造ります。
ドメーヌ（自社畑で葡萄の栽培から醸造まで行う）ものは初めてです。
また、畑はモノポール（単独所有畑）です。
なお、自社畑ではビオの手法を使って栽培しているとのことです。
否が応にも期待が高まります。
結婚記念日に抜栓。
ニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュの生産者：ドメーヌ・リオン
ニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュの生産者：ドメーヌ・リオンについては、購入先のエノテカの解説を抜粋・要約しています。
詳細はこちら（エノテカオンラインのページ）
「ニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置くパトリス・リオンは、2000年に設立されたブルゴーニュの中でも新しいドメーヌ。生産年、銘柄に関係なく、毎年安定したハイクオリティなワインを手掛ける生産者としてフランス国内で非常に高い評価を受けています。有名な三ツ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」をはじめ、錚々たる星付きレストランにオンリストされている。
彼はピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエ氏からの強い影響を受け、オレゴンをはじめ各地でコンサルタントとして活躍するなど、天才的な醸造のセンスを発揮してきた人物。評価が低迷していたドメーヌを彼が引き継ぐや否や、一気にニュイ・サン・ジョルジュを代表する最高峰ドメーヌにまで引き上げました。」
べた褒めですね。確かに、この生産者のブルゴーニュは、透明感のある純粋さと味わい深い赤い果実の美味しさが同居した素晴らしいワインと感じます。
できればいろいろと飲んでいきたいですねぇ。
しかし、ブルゴーニュは価格が…。
ドメーヌ・リオンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュの感想
ブラックベリーのような凝縮感のある果実と、グランベリーのような華やかな果実の香りが同居。
それに加えて、白い花やハーブなどの香りが顔を近づけるだけで、グラスから漂ってきます。
味わいは、フランボワーズのようなフレッシュな赤系果実と、スパイスなどの複雑な味わいがします。
ニュイ・サン・ジョルジュらしい骨格がしっかりめな印象ですが、タンニンは柔らかく滑らかで、酸味もあるので、イキイキした雰囲気もあります。
ある程度年数も経っているので、タンニンが滑らかで、香りも熟成によるものが多少加わっている印象ですが、まだまだ若々しい印象です。
ドメーヌ・リオンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュを抜栓しました。
やはりモノポールのドメーヌものは、別格と言う印象です。
もっと熟成させて、エレガンスを引き出したくなります。
価格もしますが、やはりやめられないブルゴーニュの探究は…
ドメーヌ・リオンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュの基礎情報
・生産地：フランス＞ブルゴーニュ＞コート・ド・ニュイ＞ニュイ・サンジョルジュ＞クロ・サンマルク
・葡萄品種：ピノノワール
・栽培方法：ビオ手法
・原産地呼称等：ACプルミエ・クリュ
・その他：パトリス・リオンのドメーヌもの。モノポール（単独所有の畑）。
・購入先：エノテカ
・参考価格：19,000円台~
下記はパトリス・リオンのブルゴーニュ・ピノ・ノワール。まずはここから試すのもありです。透明感のあるピノを味わえますよ。
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