今回はエノテカの『ベストセラーワイン6本セット』(11,000円、送料無料、1833円/本)で購入した1本です。
エノテカのベストセラーワインとなるだけあり、いずれも素晴らしいクオリティのワインばかりの6本です。6本全てのワインをいろんな機会に何度となく、リピート購入をしています。そんな当たりだけのワインをこのセットだと、かなり安く買えるので、超おすすめのセットです。
今回はバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドがチリでカベルネ・ソーヴィニヨン他で造るエスクード・ロホ グランド・レゼルヴです。エスクード・ロホの上級クラスのワインです。
そんなワインの感想です。
目次
上級クラスらしい品質! エスクード・ロホ グランド・レゼルヴ2018
ボルドー5大シャトー、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを擁するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドがチリで造るワインです。
今回のワインはよく見かける1000円台前半で買えるエスクード・ロホの上級クラスにあたるエスクード・ロホ グランド・レゼルヴです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、カルメネール、シラー、プティ・ヴェルドの5種類をアッサンブラージュして、非常に奥行きのある複雑なワインをとなっています。
特にカルメネールがアッサンブラージュされていることが、面白い味わいになっているのではないかと感じました。
ワインの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
濃厚なルビーの色調に、力強くもエレガントな香りが特徴的です。熟したチェリーやブラックベリーなどの赤系・黒系果実にクレーム・ド・カシスやタバコなど様々なアロマが堪能できます。均整のとれた味わいが印象的で、しっかりとした骨格に加えて完熟したタンニン、黒スグリやブラックチェリーのニュアンスが感じられます。爽やかで長い余韻もこのワインの魅力のひとつです。
手摘みで収穫されたブドウは醸造所へと搬送され、選果を数回行った後、除梗を経て軽く破砕。ブドウのフレッシュな香りと風味を保つため、温度管理の行き届いたタンクで発酵させ、25%は新樽、残りは1〜2年使用したオーク樽で熟成。フレッシュな果実の香りを大切にしているため、樽由来の風味を付けずぎない様、樽のトーストもミディアムに調節しています。
詳しくはこちら(エノテカ(楽天市場)のページ)
エスクード・ロホ グランド・レゼルヴ 生産者:バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ
生産者の情報は輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンライン)のページ)
フランス・ボルドーワインの最高峰、メドック格付け第一級である、 シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有する、世界有数の一大ワインメーカー、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社。ボルドーで培った一流のワイン造りの技術を活かして、カリフォルニアの重鎮ロバート・モンダヴィとのジョイント・ベンチャーであるオーパス・ワンをはじめ、チリのコンチャ・イ・トロとの提携で誕生したアルマヴィーヴァなど、新世界と呼ばれるワインの新興国でも次々と銘酒を世に送り出し、高い評価を得ています。
そのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が1997年よりチリで手掛けるワイナリーが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ。彼らはエスクード・ロホ、アンデラ、マプという3つのシリーズを造り出していますが、その中でもエスクード・ロホは彼らのフラッグシップワイン。スペイン語で”エスクード”は「盾」、”ロホ”は「赤」を意味しており、「ロスチャイルド=赤い盾」という一家の名そのものが付けられた、こだわりのシリーズです。
エスクード・ロホ グランド・レゼルヴ 上級クラスらしい品質! の感想
透き通らない、濃厚なワインレッド。ボルドーの村名クラスと比較すると紫色が少ない印象。
カシス、ブラックベリー、チェリー、生肉、スミレの花、タバコ、爽やかなスパイスなどの香り。
チリのしっかりとしたカベルネ・ソーヴィニヨンを思い起こす香りですが、赤い果実の印象や爽やかなスパイスの香りがあり、一味違う美味しそうなワインを想像させます。
口に含むと、チェリーなどの赤い果実、カシスとブラックベリーなどの黒系果実、スパイス、少しカカオ、野性味も感じる味わい。豊富なタンニンで僅かに渋味があり、控えめな酸味もある。
黒系果実の凝縮感があり、骨格はしっかりとしているが、やや滑らかな舌触りも感じる。
久しぶりに飲むハード系の赤ワインという印象ですが、黒系果実に加えて、フレッシュな赤い果実感もあり、フレッシュでジューシーな果実の風味を楽しめます。
また、カルメネールっぽい弾力感のある滑らかな舌触りさがあり、また、カカオっぽさもあり、全体では骨太ワインというより、しっとりとしつつ、柔らかさを持つワインの印象を受けます。
様々な特徴があり、美味しいのは当然として、非常に面白いワインで、楽しめます!
さすが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド(マイポ・チリ)のアッサンブラージュの妙といったところでしょうか。
ちなみに、時間を置くほど美味しくなります。抜栓初日も1,2時間後の方が美味しいです。そして、抜栓2日目は初日より、さらに渋味は控えめになって滑らかで、しっとり感を感じます。しかもフレッシュな赤黒系果実のジューシーさも未だ楽しめます!
エノテカの『ベストセラーワイン6本セット』(11,000円。送料無料、1833円/本)で買うのが、おすすめです!
エノテカのおすすめワインセット『ベストセラーワイン6本セット』の記事。
合わせた料理
串カツ18本(2300円。出前館の「路地裏の食堂ホタル」で注文)
ワインと共にいただこうと、出前館で串カツの盛り合わせを配達してもらいました。かなり温かい内に配達してくれるので、デリバリーでも衣はサクッとしています。
いわゆる「いい油」を使っている串カツです。また、肉・魚介類以外にもトマト&チーズとか、アスパラ、山芋、レンコンなど、バラエティ豊富です。串カツは衣を付けて揚げることで、素材の味わいが増しているようで、単なる素材の味わいとは異なる美味しさが楽しめます。
串カツのソースに合いそうなワインとして、スパイシーなシラーが思い浮かびましたが、自宅のセラーにありません。そこで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンとカルメネール、シラー他のアッサンブラージュであるエスクード・ロホ グランド・レゼルヴを合わせることにしました。
牛肉や豚肉など肉類はいい感じでマッチして、ソースのスパイスやお肉の旨味はワインを引き立てます。ソースとワインは合いましたので、野菜類の串カツも問題なく、野菜の旨味も楽しみながら、美味しくいただけます。但し、魚介類の串カツと今回の赤ワインとの組合せはやや厳しい印象です。
結論、コース仕立てにする。
食べる順番を野菜の一部と魚介の串カツから食べ始めて、スパークリングや白ワインを合わせる。その後、野菜と肉類に赤ワインを合わせるのがベストという印象でした。
実店舗 『串カツ食堂ホタル』 (リンクは『ぐるなび』の公式ページ内) 近鉄・大阪難波駅徒歩3分
エスクード・ロホ グランド・レゼルヴ 上級クラスらしい品質!の基礎情報
・ワイン名:エスクード・ロホ グランド・リゼルヴ2018
・生産者:バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ
・生産地:チリ>セントラル・ヴァレー
・葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(40%) 、 カルメネール(38%) 、 シラー(20%) 、 カベルネ・フラン(2%)
・気候や土壌:乾燥した温暖な地中海性気候、バラエティに富んだ土壌。
・栽培・醸造法等:手摘み、数回の選果物、除梗後軽く破砕、温度管理されたタンクで発酵、25%新樽&75%1~2年使用したオーク樽で熟成。
・評価:ジェームスサックリンク93点
・インポーター:エノテカ
・購入先:エノテカ(楽天市場)
・参考価格:2200円台~
エノテカの『ベストセラーワイン6本セット』(11,000円。送料無料)、1833円/本で購入。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド関連のおすすめ記事
カデドック・カベルネ・ソーヴィニヨン2018/バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
フレッシュさ、南仏らしい甘やかさを伴うカシス、ブルーベリー、ブラックベリーなどの香り。口に含むと、豊富なタンニンがあり、少し渋味も感じる。程良い酸味、若干の甘味。グルナッシュのような印象を受ける。南仏の暑い地中海性気候で栽培するブドウの雰囲気が感じられる。
カデドック・ピノノワール2019/バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
1200円台~。チェリー、ストロベリーなどの赤系果実、黒系果実、シナモンや胡椒などのスパイス、そして、花の香り。口に含むと、ジューシーなストロベリーやチェリー、野イチゴ、ザクロ、ブラックベリー、少し甘味があり、スパイスの複雑さなど、価格以上に楽しめます。
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