今回のワインはオーパスワンで有名なロバート・モンダヴィが造るプライベート・セレクション・シリーズをまとめ買いした中の1本です。
ロバート・モンダヴィのワインは1000円台前半のウッドブリッジ・シリーズでもクオリティの高い美味しいワインです。
プライベート・セレクション・シリーズは2000円位ですが、ウッドブリッジ・シリーズから一気にクオリティが上がります。
今回のワインはブドウ品種ジンファンデル主体の赤ワインです。少しイタリアの品種のプリミティーヴォを思い浮かべながら、味わってみました。
そんなワインの感想です。
目次
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデル2018
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルの情報は購入先のフェリシティーから抜粋・引用しています。
プラムを主体にかすかな胡椒のニュアンスが楽しめるジンファンデル。
完熟したラズベリー、ペッパー、スパイスなどの香りと爽やかな酸味としなやかなタンニンを備えています。フレンチオークおよびアメリカンオークで11ヶ月間熟成され、ワインに力強さを与えます。最後にブレンドされる少量のプティ・シラーがワインにまろやかさとベルベットの色調を与えます。
詳しくはこちら(フェリシティー(楽天市場)のページ)
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデル 生産者:ロバート・モンダヴィ
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルの生産者ロバート・モンダヴィの情報は購入先のフェリシティーから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(フェリシティー(楽天市場)のページ)
1960年代末、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーでは低温発酵、ステンレスタンクやフランス産オーク小樽を試み、カリフォルニアに多くのワイン醸造技術を導入。
1978年には、大規模なワイナリーながら伝統的な手法で高品質のワインを生み出すことに成功。
1979年に、フランスのボルドーでシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ロートシルトと共同経営のワイナリーを創設、「オーパス・ワン」をリリース。
「文化や伝統の違いを取り入れ、ボルドーとカリフォルニアから最高の人材と技術を使って独自のスタイル、特色、格式を持つワインを造る」という構想を見事に結実させたのです。
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルの感想
カシスやブラックベリーなどの黒系果実、カカオ、スパイス、ロースト香などの香り。黒系果実の良い香りとローストしたような非常に香ばしい香りがします。
スワリングすると、爽やかなスパイス感が強くなり、少しだけ軽ろやかな印象になりつつ、複雑さが増します。
さらに、開いてくると、クレーム・ド・カシスのような甘やかで濃厚な香りが加わります。
口に含むと、控えめな酸味があり、僅かな甘やかさがあります。タンニンは非常に豊富ですが、意外に渋味はそれ程気になりません。
少し熟したカシスやブラックベリーなどの黒系果実、ココア、スパイスなどの味わい。黒系果実の凝縮感は非常にあり、タニックでもあるので、しっかりしたワインです。
しかし、柔らかいボディ、上品な甘やかさを感じ、さらに、オーク樽由来と思われるローストの風味が出ていて、ロバート・モンダヴィのワインらしいのコク旨感があります。
渋くて濃い赤ワインと全く異なり、非常に口当たりがよく美味しいです!
イタリアのプリミティーヴォとも異なるジンファンデルの美味しさも出ているのかもしれません。
プリミティーヴォのイメージからすると、ジンファンデルは酸味が控えめで、やや軽やかさが抑えられる分、ボディの柔らかさやロースト香などを強く感じて、エレガントさに通じているような気がします。
イタリアのプリミティーヴォはもう少し軽やかで、気軽に楽しめる印象です。味わい面ではプリミティーヴォよりも、イタリアのネグロアマーロの方が印象的には近いかもしれません。
いずれにしろ、やはり美味しいロバート・モンダヴィのジンファンデルでした。開くほど、このワインの特徴である濃厚で、柔らかいボディの、上品な甘やかな味わいが強調されてきて、めっちゃ美味しいです!
ロバート・モンダヴィ・プライベート・セレクションの5本セット(送料無料、8250円)。このシリーズは1本2000円超のイメージですので、送料込みでこの値段はめっちゃ安いと思います!
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルに合わせた料理
・パテ・ド・カンパーニュ:俺のグラタン心斎橋by俺のフレンチ・イタリアン。大阪市中央区。「鶏レバーや豚ミンチや鴨肉、イベリコベーコンを使った俺のオススメお肉のテリーヌです。マスタードがアクセントです」
・バゲット(小麦の郷~手作りパン~)byスーパーライフ、自家製カポナータ
あの「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」がご自宅で食べられる【俺のEC】
今日も家籠りでUber eatsで注文。
パテと付け合わせのマスタードやピクルスと一緒に食べると、パテの重さや脂を酸味が軽くしてくれる上、味に変化もあり美味しいです! 付け合わせと食べたり、バゲットと食べたり、いずれも美味しく楽しめます。
パテはロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルに合わせると、めっちゃ美味しい! ワインと合わせることで、新たに感じるパテの豚肉の旨味を引き出せたかもしれません。
また、カポナータとワインもよく合います。ひょっとすると、フランスのラタトゥイユの方がもっと合うかもしれません。オリーブオイルより、バターの濃厚さや旨味の方が合いそうな感じもします。ただ、少しくどくなるかもしれません。
フレッシュな果実感のあるプリミティーヴォなら酸味があり、軽やかさもあるので、間違いなく、オリーブオイルを使うカポナータの方が合いそうです。イタリアワインとオリーブオイルはやはりマッチしますね。
・俺のグランタン心斎橋(俺のイタリアン・フレンチ&Bakery心斎橋。@大阪市中央区東心斎橋 (食べログ:こちら)
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルの基礎情報
・ワイン名:プライベート・セレクション・ジンファンデル2018
・生産者:ロバート・モンダヴィ
・生産地:アメリカ>カリフォルニア州
・葡萄品種:ジンファンデル、プティシラー
・栽培・醸造法等:フレンチオーク&アメリカンオークで11ヶ月熟成
・インポーター:メルシャン
・参考価格(ネットショップ):2000円位~
・購入先:酒類の総合専門店 フェリシティー(楽天市場)
2035円で購入。
ジンファンデル関連のおすすめ記事
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクション・ジンファンデルを堪能しました。ブドウ品種はジンファンデル主体です。このアメリカのジンファンデルという品種は、イタリアのプリミティーヴォと同じ品種です。
しかし、イタリアとアメリカではテロワールが異なるため、味わいと香りがちょっと異なるワインになります。
私ごときが捉え切れている訳ではありませんが、参考までアメリカのジンファンデルの他のワインと、イタリアのプリミティーヴォの他のワインの感想の記事です。
ザ・プリズナー/ザ・プリズナー・ワイン・カンパニー
14,000円台~。熟した甘い黒系果実の香り。酸味が控えめで熟したカシス、ブラックチェリー、ブルーベリーなどの黒系果実、そして、バニラ、クローヴのような甘いスパイスの香り。口に含むと、フレッシュなレッドチェリーなどの赤系果実、ブラックチェリーやブラックベリーなどの黒系果実、黒系果実のジャムのような凝縮感、クレームドカシスの甘やかさ、バニラ、甘やかなスパイス・爽やかなスパイスなどの味わい。
コレッツィオーネ・チンクアンタ+2/サン・マルツァーノ
2300円台~。エレガントと甘やかさを感じた共という通点を感じたワインです。イタリアのプーリア州のネグロ・アマーロとプリミティーヴォ(ジンファンデル)を使った非常に美味しいお値打ちワインです。まずは、この価格帯でジンファンデルのイメージを高めてみてはいかがでしょうか。
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