ふらっとエノテカ大阪店に立ち寄った時に、スタッフの方から「シャルロパンのワインが入荷したところですよ」と声をかけていただきました。
衝動的に全種類1本ずつ買ってしまいました。入荷本数が1本のワインは事実上買い占めてしまったかも…
購入したワインはエノテカのレンタルセラーに預け、熟成させながら、少しずつ飲んでいます。
そんなワインの感想です。
目次
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェ2015
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェ2015の情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
2015vtについて
熟したマンゴーやパイナップル、パパイヤのようなトロピカルフルーツの濃厚なアロマ。例年に比べ熟した状態で収穫したため、濃縮度がより高く感じられます。口に含むと香り同様濃厚な果実味、ハチミツのニュアンス。粘性はしっかりとしており、ピュリニーならではのミネラル、上品な酸も感じられる全体的に豊満なスタイルとなっています
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ピュリニー・モンラッシェ 生産者:シャルロパン
ピュリニー・モンラッシェの生産者:シャルロパンの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
ジュヴレ・シャンベルタンを拠点に、ブルゴーニュ全域に37ものアペラシオンを持つブルゴーニュ最高峰ドメーヌの1つ。
ピノ・ノワールの神様と呼ばれた故アンリ・ジャイエ氏の指導を受けた1人で、愛弟子として可愛がられていた、コート・ド・ニュイにおけるモダンなワイン造りの先駆者の1人です。シャルロパンのワインを飲んだジャイエ氏は「まさに私が言いたかったように造っているな」というコメントを受けた逸話もあります。
ワイン造りにおいては、徹底した収穫量の制限や、低温マセラシオンによるエキスの抽出、自然酵母の発酵など、師であるジャイエ氏の影響が色濃く見られます。
シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造り。ブドウの樹が自力で凝縮味のある果実を結実できるよう、ブドウの栽培にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用。除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。
ブドウの樹齢は概ね高く、エシェゾーにいたっては樹齢70年に達するものも。
しっかりと完熟してからの収穫はもちろんのこと、厳しく選別した果実は、除梗した後一週間に及ぶ低温マセラシオン発酵を行います。培養酵母の補酸は決して行わず、その後は瓶詰め直前まで澱引きせずに樽熟成されます。
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェ ふくよかさとエレガンスの感想
艶やかな透明感の高いイエロー。
白い花、パッションフルーツ、プラム、パインなど様々な果実、ミネラルなどの香り。
香りは非常にボリューミーです。そして、ふくよかな南国果実の印象もありつつ、涼し気な清涼感もあり、さらに、研ぎ澄ましたようなキリッとした印象もあり、非常に面白い香りです。
口に含むと、柔らかい控えめな酸味。舌触りは非常に滑らか。舌の上をゆったりと流れていく液体の形を感じることができるかのような粘性がある。
パインやマンゴーなど南国果実、しかし、はっきりと強い主張をするのではなく、全体に溶け込みながら存在を示している。オレンジ・ピール、様々なハーブの風味、控えめに胡椒のようなスパイス、ミネラルなどの味わい。
味わいはかなりふくよかと言えそうですが、実際の印象はふくよか過ぎず、上品な味わいに収まっていて、ブルゴーニュ・ブランのエレガンスを感じます。
また、非常にミネラリーで、ボディにハリを感じます。
やはり美味しいです!
ピュリニー・モンラッシェにしては、ふくよかな印象なのは2015vtだからというところでしょうか。または、熟成による可能性もありそうです。ただ、こういうピュリニー・モンラッシェもとっても美味しいと思います!
フィリップ・シャルロパンのドメーヌものの村名クラスですが、素晴らしいワインです。
それだけに価格も11,000円超とそれなりにしますので、頻繁には飲めないのですが、記念日など、ちょっとした大切な日に抜栓するのがおすすめのワインです。
そんな特別感のあるワインでした。
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェ ふくよかさとエレガンスに合わせた料理
・豚肉のパテなど自家製前菜:パテは北海道十勝放牧の泥豚、玉ねぎ、にんにく、ローズマリー、卵、塩、黒胡椒などを使用。(『北海道十勝放牧豚 ひき肉』byホライズンファームズ)
臭みの全くない豚肉とローズマリーの香りを感じて、いい香りがします。美味しい豚肉の旨味がしっかりと出た贅沢なパテです。自家製だと原材料コストのみのため、いい材料を選べて使えて、美味しいものがいただけます。
もちろんワインと合わせて、美味しくいただきました!
・『北海道十勝放牧豚 ひき肉』byホライズンファームズ
豚たちは広大な十勝の大自然の中放牧され、丘陵を自由に駆け回り、青草、木の根、ドングリやクルミなどを食べ、一般的な飼育より2ヶ月長く健康的に育てられます。豚肉特有の臭みは、天然の土を食べることで大幅に抑えることができます。「どろ」だらけになるまで遊び、「どろ」を食べることで豊富なミネラルや栄養素を吸収し、大きく・健康的に成長した豚は「どろぶた」として十勝で愛されています。一般的な豚肉との「肉質」と「味」の違いをお分かりいただけるはずです。成長促進ホルモン剤・抗生物質不使用のナチュラルポークです。エルパソ牧場の豚たちについて詳しくは、下記をご覧ください。
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェの基礎情報
・ワイン名:ピュリニー・モンラッシェ2015
・生産者:シャルロパン
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>コート・ド・ボーヌ>ピュリニー・モンラッシェ
・葡萄品種:シャルドネ
・原産地呼称等:AC.ピュリニー・モンラッシェ
・栽培・醸造法等:リュットレゾネ(減農薬農法)、化学肥料不使用。
・インポーター:エノテカ(エノテカオンライン(公式ページはこちら))
・参考価格(ネットショップ):11,000円台~
・購入先:エノテカ大阪店(公式ページはこちら)
ケースオーダー20%割引で10,000円台位で購入。
シャルロパン関連のおすすめ記事
シャルロパンのピュリニー・モンラッシェを抜栓しましたが、ポテンシャルは高いし、非常に美味しいワインだと感じました。
そんなシャルロパンのワインは色々と飲んでいて、ブログでも複数紹介しています。
下記はシャルロパンの村名クラスのワインです。どれも個性があり、美味しいワインばかりす。
ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ2012/シャルロパン
9900円台~。少し熟した、フレッシュさも残るストロベリーなどの赤い果実、旨味たっぷりの出汁、スミレの花、バニラ、鉛筆の芯やクラッシュドロック、清涼感のあるスパイスなどの素晴らしい香り。口に含むと、フレッシュさも残す、程よく熟したストロベリーなどの赤系果実、清涼感のあるスパイス、出汁、クラッシュドロックや豊富なミネラルなどの味わい。
2022モレ・サン・ドニ2013 / シャルロパン
8000円台~。スミレや白い花の花束とブルーベリーのような黒系果実、その後ろにチェリーやクランベリーなどの赤系果実、そして豊富なハーブの香りがして、スワリングすると移ろいゆくように非常に多彩な香りを見せる。口に含むと、少し熟したなブラックべリーなどの黒系果実の控えめな酸味と芳醇な果実味、そして凝縮感。さらに、いろんなハーブが非常に複雑な味わいを作りだしている。
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