今回のワインは、以前、Firadis WINE CLUB で購入した『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』の1本です。
セットで買えば、非常に美味しいブルゴーニュ・ルージュが1本あたり2500円で購入できます。
お気に入りのFiradis WINE CLUB が、チョイスした4本のブルゴーニュの内の1本です。
そんなワインの感想です。
目次
ドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュ・ピノノワール2018
ドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュ・ピノノワールの情報は購入先のFiradis WINE CLUB から抜粋・引用しています。
本来はサントネ村等の「村名」格付や1級畑格付けになるものを、敢えて「地方名」ワインに格下げさせて提供しているもの。当然そのクオリティは普通のブルゴーニュを遥かに凌ぐ充実度!!こちらは「力強き伝統のピノ」。フランス国内でも『今最もお買得な生産者』にまで選ばれた真の“発掘良品”、絶対に試して欲しいワインです!!
詳しくはこちら(Firadis WINE CLUB のページ)
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者:ドメーヌ・ルシアン・ミュザール
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者、ドメーヌ・ルシアン・ミュザールの情報は購入先のフィラディスから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(フィラディスのページ)
1645年の創業以来、この地でワインを造り続けてきた老舗であり、現在、9代目となるクロードとエルヴェのミュザール兄弟がワインを手掛けている。
1997年。この年、ミュザール兄弟はコート・ド・ボーヌのジューヌ・タロン(ブルゴーニュの各地区でそれぞれ最高の若手ヴィニュロンに贈られる賞)を獲得し、彼らのブルゴーニュ、サントネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ、サントネ・プルミエクリュは審査員の最高評価を得たのである。
以降、ミュザール兄弟は理想のワインを求め、二人三脚で栽培・醸造の両面で試行錯誤を繰り返してきた。彼らにとっての良いワインとは、「熟成のどの段階にあっても、常に楽しませてくれるワイン」。高い熟度と強い抽出がもたらす濃厚さよりも、早くからおいしく飲めるバランスの良さを追及している。
栽培はリュット・レゾネというが、実際はほぼビオロジック。ビオディナミの手法も取り入れており、ブドウの自己免疫力を上げるために植物から作った調剤も用いている。除草剤は使わず、定期的に土を掘り起こすなど、土の状態と周囲の環境に配慮し、また健全なブドウを得るために、区画ごとにどのような処置が必要かを常に計算して畑仕事に取り組んでいる。
ドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュ・ピノノワールの感想
非常に美しいルビーレッド。
シナモンのようなスパイス、ブルーベリーなどの黒系果実、スミレの花の香り。清涼感があり、スパイシー、そして、黒系ベリーのフルーティで甘やかな香りがします。
非常に芳しい香りです。それでも抜栓直後はまだかなり硬いのかなっと言う印象です。少し時間をかけて開かせる必要があるかも知れない。
口に含むと、タンニンは豊富、渋みはあまり感じない、酸味を少し感じる。
カシスなどの黒系果実、煮詰めた果実、スパイスなどの味わい。黒系果実のやや凝縮感のある味わいがして、果実の甘やかさもあり、惹き込まれます。
平均樹齢45年の古木で作られているワインであることが影響しているのか、果実の凝縮感があります。
そのため、じっくりと開かせながら飲み、奥深くに誘い込まれて行く楽しみを感じたいと思います。
抜栓直後は決して華やかさが全面に出ているワインではないですが、深ーく入り込んでしまう、そんなワインです。
抜栓2時間後、ワインが開いてくると、香りには熟した赤い果実、ロースト香、出汁やきのこっぽさが加わる。
抜栓直後の黒系果実が控えめになり、熟した赤い果実や出汁っぽさが豊富に感じられるようになる。
味わいは、少し熟したフランボワーズなどの赤系果実や上品な出汁のような味わい。
どちらかというと旨味を持つ出汁や熟した赤系ベリーをイメージする味わいの印象になります。
抜栓2時間後も非常に美味しい!
抜栓直後と抜栓2時間後では、香りも味わいも完全に主役が入れ変わってしまいます。素晴らしい変貌を遂げます。
異なる個性でどちらも美味しいですが、この変化を是非楽しんでいただきたいです!
今回のドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュはワインが開くと、黒い果実が赤い果実に、若くて凝縮感があったのに熟成した出汁っぽい旨味に、大きく入れ替わりました。
異なるワインを飲んでいるかのような変りぶりです。そのため、2時間以上はかけてゆっくりと飲みたいワインです。
個人的な好みは抜栓直後の黒系果実や奥深い感じも好きですが、開いた後の出汁や赤い果実が支配的になったときです。
価格は3000円~販売されていますが、非常に上質なブルゴーニュだと思います。
しっかりと向き合って楽しめるブルゴーニュ・ピノノワールでした。
Firadis WINE CLUB の『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』(9999円。28%割引。送料無料。このセットのページはこちら)の1本として購入。
ドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュ・ピノノワールの基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール2018
・生産者:ドメーヌ・ルシアン・ミュザール
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>サントネ
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.ブルゴーニュ
・栽培・醸造法等:リュット・レゾネ。ビオディナミの手法も取り入れたビオロジックに近い栽培法。
・抜栓時期:2020.08.
・インポーター:フィラディス(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):3000円位~
・購入先:Firadis WINE CLUB (公式ページはこちら)
『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』(9999円。28%割引。送料無料。このセットのページはこちら)の1本として購入。現在は一部銘柄が入れ替わっています。
「スタンダードな地域名クラスの『ブルピノ』でも、ドメーヌが所有する畑の所在地や生産者が目指す「ワイン造り哲学」によって、こんなにも味わいの幅が広がるんだ…ということをはっきりと感じて戴ける4本を選びました。どれも個性豊かでスタイルが異なるのに、ブルゴーニュのピノに期待する要素は全て高い基準でクリアした逸品の4本。是非、飲み比べを楽しんでください!」(Firadis WINE CLUB のHPより抜粋)
フィラディスのブルゴーニュ・ルージュのセット関連のおすすめ記事
今回のドメーヌ・ルシアン・ミュザールのブルゴーニュ・ピノノワールは『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』に入っていた1本です。非常に上質で美味しいワインでした。じっくり楽しめます!
同じセットに入っていたフランソワ・ド・ゴーダールという造り手のブルゴーニュ・ルージュを初めて買った時の記事です。このワインは他のワインセットで何度かリピートしていますが、非常におすすめのブルゴーニュです!
・ブルゴーニュ・ピノノワール2017/フランソワ・ド・ゴーダール
(Firadis WINE CLUB のこのワインのページはこちら)
3000円位。熟した赤い果実の甘く、コクのある芳しい香り。エレガントな薔薇の香り。コク旨で華やかな上品な甘味を伴う赤系ベリーの果実がたっぷり詰まったワイン!