今回はO.W.L.WINEという輸入元兼ショップで、ブルゴーニュワインばかりを20本まとめ買いした内の1本です。
そして、今回抜栓したのはドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテというブルゴーニュのドメーヌです。
輸入元のO.W.L.WINEがおすすめ、かつ、お手頃な価格ということもあり、ACブルゴーニュ・ピノノワール、マコン・ヴィラージュ、サン・ヴェランの3種類3本を購入しています。
今回は3本中、赤ワインのブルゴーニュ・ピノノワールを抜栓しました。
初めてのドメーヌですので、どんなブルゴーニュ・ルージュかな?と期待をしつつ、いただきました。
そんなワインの感想です。
目次
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワール2020
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールの情報は輸入元兼購入先のO.W.L.WINEから抜粋・引用しています。
ピノ・ノワール100%、まさに王道スタイルのブルゴーニュワインです!
一般的にブルゴーニュ・ルージュは当たりはずれも大きく、知らない銘柄を購入するのを躊躇するワインの代表格かもしれませんが、「とにかくこれを飲んでみて!」とおすすめできるワインです。
色は年を経るごとに、深いルビー色を獲得します。
赤いベリーと黒のベリー(イチゴ、チェリー、ブラックカラント、ブルーベリー)またペッパーのようなスパイスの口当たりです。
タンニンと果実味のバランスが取れたワインです。詳しくはこちら(O.W.L.WINEのページ)
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者:ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテ
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者、ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテの情報は輸入元兼購入先のO.W.L.WINEから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(O.W.L.WINEのページ)
生産者はブルゴーニュ・マコネ地区最南端のサン・ヴェラン周辺に畑を所有する家族経営の小規模生産者、ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテ。1975年より2.5へクタールの土地からブドウの栽培を始めました。
2010年までに10ヘクタールまで拡大しています。
ドメーヌの約80%は白ワインです。残り20%のブドウ畑には、マコン・ダヴィエとブルゴーニュ・ルージュ用のガメイとピノ・ノワールが植えられています。
お手頃な値段で飲める美味しいワインといったら是非おすすめしたいワインです!
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールの感想
少し紫色を感じるやや濃厚な赤紫色。
ストロベリーなどの赤系ベリーの甘やかな印象のフルーティな香り。
タンニンも豊富で、濃厚でまろやかなブルゴーニュをイメージさせる香りです。
スワリングすると、ややフレッシュなストロベリーなどの赤系ベリー、プラム、ハーブや清涼感を伴う香り。
甘やかで密度の濃い香りがします。非常に芳しい香りです。
少し艶っぽさもあり、清涼感、甘やかさ、そして、フルーティな印象の香りです。
最も上手く表現できるといいのですが、こういうイメージのブルゴーニュに時々出会います。
口に含むと、繊細なタンニンが密度高く含まれていて、渋味は僅かに感じる。上品な甘やかさがある。
やや熟したカシスやブルーベリーなどの黒系果実、スパイスの味わい。
僅かに渋味がありますが、滑らかでシルキーな舌触りです。
酸味の控えめな黒系果実がたっぷりと入ったフルーティでしっかりとした味わいです。凝縮感はありますが、濃厚な印象とは違い、非常にフルーティで滑らかで、親しみやすいです。
薄めの旨味系や酸味の強い赤い果実のピノノワールとは対象的で、しっかりとした凝縮感のある甘やかな黒系果実です。
うーん、こういうブルゴーニュ・ルージュも美味しい。密度が高く、しっかりと味わいを噛み締めることができます。
抜栓2日目、ややフレッシュなブラックベリーやブルーベリー、カシス、そして、レッドチェリーやフランボワーズなどの赤系果実のフルーティな味わい。
抜栓初日より赤い果実の印象が現れて、ワインが開いてきていると感じます。また、タンニンは少しこなれて、渋味はあまり感じず、透明感が少し現れた印象です。
香りは華やかさと艶やかさを持つ花、フレッシュな赤系果実、爽やかなスパイスなどの香り。
香りは抜栓2日目になり、より華やかで艶やかな印象です。清涼感のある爽やかさもあり、もちろんフルーティですし、見事なバランスです。
やはり味わいも香りも抜栓2日目の方が明らかに美味しくなっています。
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールは抜栓初日の凝縮感のある甘やかな黒系果実も美味しいですが、抜栓2日目の黒系果実に赤系果実が現れてきた状態の方が、渋味もこなれ、透明感も出て来て、よりバランスが良いと感じます。
また、抜栓初日は数時間かけて飲んでいますが、抜栓2日目の状態を踏まえると、全体的に閉じ気味だったのかもしれないです。
しかし、抜栓初日も非常に楽しめますので、ACブルゴーニュとはいえ、しっかりとした品質だと思います。
また、抜栓2日目の状態でも、まだまだ開いて行きそうでしたので、抜栓3日目以降も期待ができそうです。1週間位かけて飲んで、どういうフィニッシュを迎えるのかを探究するのも面白そうです。
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのワインは2500円台とお手頃価格ですが、時間をかけて変化も楽しめるポテンシャルの高い、美味しいブルゴーニュ・ピノノワールでした。
コスパが高いので、じっくりと開かせながら試して欲しい1本です。
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールに合わせた料理など
・骨付き若鶏のコンフィ:天神橋ijii
少しパサっとしていて、チキンをさっぱりと味わえます。また、ハーブやスパイスをよく感じることができます。
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールに合わせると、艶っぽい印象になり、フルーティさはそのまま楽しめます。チキンのハーブやスパイスがワインの味わいに加わり、より美味しくなります。
さっぱりしたチキンはワインに寄り添いますね。
・crepe-cafe天神橋IJII :「ランチや晩ごはん、そば粉のガレット、甘いクレープもあります。充実した洋食メニューもね‼️」(Instagramのプロフィールより引用)
公式URL | https://crepe-cafe.shop/ |
住所 | 大阪市北区天神橋6-5-3 |
アクセス | JR環状線天満駅より 徒歩8分 大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から 徒歩1分 |
グルメサイト | 食べログはこちら、HOTPEPERはこちら |
・鹿児島県産黒豚ほほ肉の赤ワイン煮込み:北浜OUI
赤ワインを煮つめた凝縮感のある濃厚な旨味のソースです。濃厚なソースに負けない豚ほほ肉が美味しい。そして、お肉は非常に柔らかいです。
バゲットと共に食べて、ソースに出ている旨味も食べ切るのがおすすめです。
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールに合わせると、ワインのフルーティさを感じながら、複雑さが増した印象です。フルーティさと滋味深さを併せ持つ味わいになります。
美味しい!
・Casual Restaurant OUI:
「水の都・大阪を代表する土佐堀通りに面し、対岸には中之島公会堂。そんな気持ちいいロケーションで、美味しいイタリアンフレンチとワインで乾杯‼
心をいっぱい、いっぱい込めたシェフの料理はしっかり食事派、飲む派ともにお楽しみいただけます。
そして、最後のデザートまで OUI 一軒でゆっくりした時間をお過ごしください。」(公式ページより引用)
公式URL | http://www.oui-r.com/ |
住所 | 大阪市中央区北浜2-1-21 北浜ゲイトビル 1F |
アクセス | ・大阪メトロ、御堂筋線・淀屋橋駅 徒歩3分、堺筋線・北浜駅 徒歩3分。 ・京阪本線・北浜駅 徒歩3分。・「淀屋橋」駅~「北浜」駅間連絡通路20号出口上がる。 |
グルメサイト | ぐるなびはこちら、食べログはこちら |
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールの基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール2020
・生産者:ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.ブルゴーニュ
・抜栓時期:2022.05.
・インポーター:O.W.L.WINE
・参考価格(ネットショップ):2500円台
・購入先:O.W.L.WINE(公式ページはこちら)
下記記事ではメゾン・ゴーフロワ・ジャコブに加え、O.W.L.WINEについても詳しく掲載しています。
2000円台のブルゴーニュ・ピノノワール関連のおすすめ記事
今回はドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテのブルゴーニュ・ピノノワールを抜栓しました。時間をかけて変化も楽しめるポテンシャルの高い、美味しいブルゴーニュ・ピノノワールでした。しかも2000円台とお手頃な価格です。
下記は同じく2000円台のブルゴーニュ・ピノノワールです。2000円台でも楽しめるブルゴーニュはまだまだ探せばあります。
・ブルゴーニュ・ピノノワール2018/ドメーヌ・シャペル
2900円台。
ドライフルーツ、スモーク、フレッシュな黒系ベリーや赤系果実、清涼感のあるスパイス、少し薔薇の花などの香り。
口に含むと、フレッシュな黒系果実やチェリーなどの赤系果実、ドライフルーツ、アーモンドなどのナッツ類、カカオなどの味わい。
・ブルゴーニュ・ピノノワール2019/ジョセフ・フェヴレ
2400円位~。
抜栓2時間後には非常に繊細なフランボワーズやさくらんぼ、リキュール、バラの花や香水などのかなりしっかりとした豊富な香り。
口に含むと、非常に上品な透明感のある味わいで、フランボワーズやさくらんぼが溶け込んだ出汁のようなエレガンス。