今回のワインはルイ・ロデレールのブラン・ド・ブラン2010です。
ヴィンテージ付きのシャンパーニュは高価なこともあり、飲んだ経験が少ないです。
2018年に購入して、エノテカのレンタルセラーに4年程預けていて、最近、自宅セラーに移していました。
そして、妻の生誕祭用のメインのワインとして供しました。
想像以上に素晴らしいシャンパーニュです!
そんなワインの感想です。
目次
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン2010
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン2010の情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
2010ヴィンテージについて
シャンパーニュ&スパークリングワイン世界選手権2016にて、部門最高賞である、ベスト・ヴィンテージ ブラン・ド・ブラン獲得!
緑がかった黄金色。持続性の強い繊細な泡立ち。よく熟したメロンやマンゴー、またフレッシュなオレンジやリンゴのアロマがあり、フルボディーでクリーミーな味わいのなかにミネラル感とコクが感じられます。
シングルヴィンテージならではの強さと純粋さ、フィネスがあります。シャンパーニュの芸術と言われるルイ・ロデレールの真髄を余すところなく味わえる、重厚で格調高い造りは、圧巻です。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン’10の生産者:ルイ・ロデレール
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン’10の生産者、ルイ・ロデレールの情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
2013年フランスのワイン雑誌La Revue du Vin de France誌において、シャンパーニュメゾン・トップ50のうち、第1位に輝いたルイ・ロデレール。 この企画は、世界で活躍する審査員たちが68メゾンの700アイテムをテイスティングし、50のシャンパーニュ・メゾンを選んだもので、ルイ・ロデレールの後には、ボランジェ、ドン・ペリニヨン、クリュッグ、サロンなど数々の有名メゾンが名を連ねています。
さらに2016年には、シャンパーニュ&スパークリング世界選手権において、生産者としての最高賞である「スパークリングワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、さらに今年は同選手権において、こちらのブリュット・プルミエが「ノン・ヴィンテージ、ブレンド部門」のワールドチャンピオンに輝きました!
100年以上の歴史を持ち、世界の一流ホテルやレストランで選ばれ続けている老舗中の老舗シャンパーニュ・メゾンです。フランス大統領官邸であるエリゼ宮やパリのあらゆる三ツ星レストランで選ばれているように、特にフランスで愛されてるシャンパーニュと言えます。
品質追求のための家族経営。
1776年の創業当時から2世紀にも渡り、一貫して家族経営を続けています。 クオリティへの飽くなき追求のために利益優先の企業形態をとらず、 このスタイルを守り続けています。
シャンパーニュでも類を見ない、自社栽培ブドウへのこだわり
ルイ・ロデレールは必要とするブドウの75~80%を自社畑からまかなっています。これは多くのシャンパーニュメゾンの中でも特異なこと。 自社栽培により、徹底的な品質管理が実現します
変わらぬクオリティを生み出す、贅沢なまでのリザーヴ・ワイン
リザーヴ・ワインとは毎年仕立てたワインをブレンド用に熟成させておくもので、複雑な味わいを生むには必要不可欠。
最高の状態を生み出す、3年以上の熟成期間。
これは規定の15カ月よりもはるかに長く、一般的なシャンパーニュの3~4倍の期間です。
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン’10、奥行きとエレガンスの感想
豊富で繊細な泡が長い時間、湧き上がり続ける。
スパークリングにしては濃いめのイエロー。僅かにグリーンが見えるかも。
上品でフルーティな香り。青りんご、柑橘類、酵母、洋梨、控えめに南国果実などの香り。
非常にリッチでフルーティ香りだけど、洗練されていて、リッチ過ぎず、上品な香りに感じる。
口に含むと、柔らかく繊細な泡が口の中で広がっていく。程良い酸味、控えめな甘味がある。
りんご、洋梨、酸味の控えめなレモンやオレンジなどの柑橘類、蜂蜜、ナッツ、酵母などの味わい。
非常に多彩で、複雑で、奥行きのある味わいですが、全体では洗練されいて、エレガントな味わいです。
さらに、フィニッシュに近づく程、奥行きを感じる。また、ジューシーな果実味も感じて、非常に美味しい。
奥行きと余韻で感じる美味しさは、熟成によると思われます。
しかし、未だフレッシュでフルーティです。酸味は強くないですが、程良くあり、全体のバランスもいいです。
若飲みするよりも、ある程度熟成させた方が美味しいシャンパーニュと感じました。
複雑で奥行きがあり、洗練されたエレガントなシャンパーニュでした!
ルイ・ロデレールのヴィンテージ付きのブラン・ド・ブランは初めてでした。しかもヴィンテージは2010年ですので、10年超熟成しているシャンパーニュです。
やはり美味しいですね。熟成して様々な味わいがします。
しかし、こってりしてないというか、マイルドというか、添加している感じではなく、自然な感じで味わいに溶け込んでいて、深みを与えています。
そのため、味わいは多彩で複雑です。しかし、非常に洗練されていて、エレガントなんです。
ルイ・ロデレールのシャンパーニュはやはり素晴らしい!
そして、酸味、泡、フルーティさも未だ健在ですので、まだまだ熟成しそうな印象です。
17,000円程して、ちょっと高価ですが、納得の素晴らしい美味しさでした。
祈念日などの特別な日にぜひ!
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン’10、奥行きとエレガンスに合わせた料理など
・カジキのバスク風煮込み※。ズッキーニとポテトのポタージュ。紫キャベツのマリネ。※レシピ『フランス人が好きな3種の軽い煮込み』/上田淳子著。
ポタージュはホクホクした柔らかい口当たりとまろやかさに、少し緑をイメージする味わい。
(紫キャベツの)マリネは、我が家のワインのおつまみの定番です。
カジキはあっさりしているけれど、カジキの味わいもしっかりと感じて美味しい。唐辛子が入っているので、後からピリピリして刺激になります。
オリーヴオイルの風味とブイヨン、野菜の素材の風味が溶け込み、カジキの味わい共々いい味を出しています。
美味しい!
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン’10に合わせると、ワインに少しフレッシュ感が出て若返る印象です。
ワインのおかげで、カジキは余韻にかけて、より上品な味わいになり、ソースの風味と共に美味しくいただけます。
ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン2010の基礎情報
・ワイン名:ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン2010
・生産者:ルイ・ロデレール
・生産地:フランス>シャンパーニュ
・葡萄品種:シャルドネ
・原産地呼称等:AC.シャンパーニュ
・気候や土壌:乾燥した石灰質土壌。
・栽培・醸造法等:オーク木樽20%程度で発酵。マロラクティック発酵無し。5年間熟成後、澱引きし、さらに6ヶ月熟成。ドサージュ9g/l。
・評価:ジェームス・サックリンク94点、ワインアドヴォケイト93点。
・抜栓時期:2022.7.
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):14,000円台~
・購入先:エノテカ大阪店(公式ページのショップ情報はこちら。エノテカオンライン公式ページはこちら)
エノテカのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるルイ・ロデレール会員特別価格(20%割引)、15,000円台で購入。
シャンパーニュ関連のおすすめ記事
今回はルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン2010を4年間セラーで熟成させて抜栓しました。複雑で奥行きがあり、洗練されたエレガントなシャンパーニュでした。まさに美酒です。
下記は美味しかったシャンパーニュの記事です。
・シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット
6000円位~。爽やかなでフルーティな美味しさに、ふくよかさがあり、非常にバランスが良い、一押しのシャンパニュ!
白い花、柑橘類、イースト香、バニラ、ナッツ、ラフランス、フレッシュハーブなどの多彩な香り。
口に含むと、柑橘類、りんご、ラフランス、ナッツ、酵母、バニラ、ハーブなどの味わい。
・シャンパーニュ・マム・グラン・コルドン・ロゼ / G.H.マム
6000円台~。赤い果実が非常に多彩でフルーティな、そして、チャーミングなロゼ・シャンパーニュ!
フレッシュな赤系ベリーやレッドチェリー、赤スグリ、りんごなど様々なフルーツ、ハーブなどの香り。
口に含むと、フレッシュな赤系ベリー、りんご、柑橘類、酵母、ハーブ、コンポートなどの味わい。