今回は twitter 上で実施していた伊勢丹グルメ/ISETANのキャンペーンに当選していただいたワインです。
たっぷりフルボトル4本分の3Lのバック・イン・ボックスのイタリアワインです。
しかもビオディナミで育てたブドウで、人為的な行為を可能な限り排除した醸造で造るナチュラルなワインです。
個人的には、このワインに数年ぶりに再会し、堪能することができました。
そんなワインの感想です。
目次
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジア2022
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジアの情報は、輸入元のディオニー株式会社から抜粋・引用しています。
イタリア・アブルッツォ州で30年前よりビオで栽培を行う協同組合が05年よりビオディナミ農法で育てたマルヴァジアを主体にステンレスで30日間発酵、3 ヶ月熟成しました。
淡いイエローの外観から青りんごや桃、ゼラニウムや花の蜜の芳香性の高いアロマを感じ
ます。クリアではありますが熟した果実と上品な酸が交じり合うボリュームあるワインでミネラルの存在が華を添えてくれます。詳しくはこちら(ディオニーのページ)
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジアの生産者:オルソーニャ・ワイナリー
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジアの生産者、オルソーニャ・ワイナリーの情報は輸入元のディオニー株式会社から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ディオニーのページ)
イタリア、アブルッツォ州の生産者協同組合がビオディナミ農法のぶどうで造ったデメテール認証付きのBIBのご紹介です。アドリア海から内陸に20キロ入ったオルソーニャ村に協同組合Cooperativa Olearia Vinicola Orsognaがあります。30年以上前から無農薬栽培を行い、2005年からはビオディナミ農法を取り入れています。
醸造責任者のCamillo Zulliカミッロ・ズーリが指揮をとり、ビオディナミ農法で育てられたブドウに寄り添い人為的行為をできるだけ排除した醸造を行い、出来上がったのが今回のBIBでピノグリージョ、マルヴァジア、チェラスオーロ・ダブルッツォ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォの4種をご用意しています。
Lunariaという商品名はビオディナミ農法で大切と考えられている「luna(月)」を商品名に冠しました。
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジアの感想
非常に淡いイエロー。極僅かにピンクがかっているだろうか。
色からは白桃、柑橘類、ハーブの香りが思い浮かぶ。
甘い花、少しアカシア、白桃、蜂蜜、ハーブ、よくスワリングすると、奥の方から湧き上がるバラの花、優しい柑橘類のような香り。
甘く優しいフルーティでフローラルな香りです。香りを取るのに没頭してしまう程の芳しさです。
実際には、もっと様々な香りがしていると感じますが、私レベルでは取り切れませんでした。
口に含むと、程良い優しい甘味、控えめな酸味と苦味。甘味はありますが、冷蔵庫保管からすぐの抜栓のためか、それ程感じず、ほのかな優しい甘味です。
温度が上がると、もう少し甘く感じると思います。
白桃、ライチ、アプリコット、洋梨、りんご、ハーブ、ピール、ミネラル、少しマンゴーやオレンジなどの味わい。
様々なフルーツが感じられます。
時折、しっかりとした華やかなフルーツが主張をしたりしますが、全体ではジューシーな優しい口当たりのフルーツが支配的です。
予想以上に、ジューシーでフルーティで美味しいです。
少しリースリングに似ているかも?と感じました。
香りも味わいも多彩なフルーティさがあり、楽しめる上、優しい口当たりなので、グイグイと飲んでしまいます。
ルナーリア・マルヴァジアを久しぶりに飲みましたが、フルーツがより多彩になり、昔よりもさらに美味しくなっている印象でした!
このルナーリア・マルヴァジアは多彩な香りや味わいで、3Lボックスで4200円台~、フルボトルあたり1050円台~の価格で、非常にお値打ちだと思います。
しかも、ビオディナミで育てたブドウを、可能な限り人為的行為を排除したナチュラルなワインに仕立てています。
これだけの手間暇とリスクを取って、この価格だとコスパが高すぎますね。
超お値打ちなワインです!
バックインボックスなので、1ヶ月位は品質を維持して美味しく飲めると思いますので、じっくりと楽しむのも、ハウスワインとして、デイリーにグイグイ飲むのもいいのではないでしょうか。
このシリーズの色んなブドウ品種を昔から購入していますが、コスパが良く美味しいワインです。
やや甘味があるリースリングが好きな方には、特におすすめです!
ビオディナミで造るナチュラルなワイン、ルナーリア・マルヴァジアの基礎情報
・ワイン名:ルナーリア・マルヴァジア2022
・生産者:オルソーニャ・ワイナリー(生産者協同組合)
・生産地:イタリア>アブルッツォ州
・原産地呼称:IGP.テッレ・ディ・キエーティ
・葡萄品種:マルヴァジア85%他
・気候や土壌:標高450m。石灰石土壌、
・栽培・醸造法等:平均樹齢25年。ビオディナミ(デメテール(デメタ―)認証取得)、オーガニック(ユーロリーフ)、ヴィーガン(ヴィーガンソサイエティ)、手摘み。人為的行為をできるだけ排除した醸造。
・インポーター:ディオニー株式会社 (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):4200円台~/3Lバックインボックス。1050円/フルボトル
・入手時期/抜栓時期:2023.3. / 2023.3.
・入手先:伊勢丹グルメ/ISETAN( 三越伊勢丹オンライストア(公式)はこちら )
twitter上で伊勢丹グルメ/ISETAN(@isetan_g_event )が実施していたキャンペーンに当選していただいたワイン。
バック・イン・ボックスのオーガニックワイン関連の記事
今回はオルソーニャ・ワイナリー(生産者協同組合)が造るルナーリア・マルヴァジア2022を抜栓しました。
多彩なフルーティさとジューシーさがある優しい口当たりのナチュラルなワインでした。
下記は同じくオーガニック(ビオロジック)で造るバック・イン・ボックスのワインです。もっともリピートの多いフランスワインのバック・イン・ボックスと、日本ワインのバック・イン・ボックスです。
・マス・ド・ジャニーニ・ブラン2019&2020/マス・ド・ジャニーニ
柑橘類などのフルーツが爽やかで、ほっこりするジューシーで、ミネラリーなワイン! フランス。3500円位~/3L。800円台~/本。
グレープフルーツやレモンなどの柑橘類、白い花、緑のハーブ、蜂蜜、メロンなどの香り。
口に含むと、グレープフルーツやライム、少しメロン、緑のハーブ、塩やミネラルなどの味わい。
・キャンベルアーリー・ドライロゼ・バック・イン・ボックス/都農ワイン
4950円台/3L。1200円台/本。
フレッシュなブドウジュースのような非常に甘やかなブドウ、甘味たっぷりのストロベリーや甘い花の香り。
口に含むと、上品なブドウや、甘味を伴うストロベリーなどのジューシーな味わい。酸味は控えめで、あまり意識しない。控えめなブドウの自然な甘味を感じる。