今回はインポーターのフィラディスが運営するFiradis WINE CLUB で購入した『白ワイン代表5品種の飲み比べセット』の1本です。
抜栓したのは大好きな産地、フランスのアルザスで造られるリースリングです。
リースリングも色々な美味しいワインがありますが、今回はヴィンテージを跨いで、3度目のリピートです。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディション2020
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディション2020の情報は、購入先の Firadis WINE CLUB から抜粋・引用しています。
手作り林檎ジャムの甘い香りに、蜂蜜、柑橘はグレープフルーツ。リースリング特有のぺトロール香は控えめで、ほのかに漂う程度。全体に受ける印象が甘く柔らかな感じ、そしてこれは味わいにもきちんと反映されています。これぞ「やわらぎリースリング」。
滑らかで軽いとろみを感じさせるファーストタッチ、蜜っぽい甘さがリッチに広がり、余韻も長く。開けて少し経つとフレッシュな酸が前に出てきて、全体の調和が完成。素晴らしいバランス型アルザス・リースリングですね。
詳しくはこちら( Firadis WINE CLUB のページ)
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディションの生産者:エミール・ベイエ
アルザスワインのリースリング・トラディション2020の生産者、エミール・ベイエの情報は、輸入元のフィラディスから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(フィラディスのページ)
所有畑はエギスハイム周辺に17ha存在する他、北はサンティポリットから南はオルシュヴィルまで中部アルザスの栽培農家からブドウを買い付けるネゴシアン業も営んでいるが、低収量でブドウを完熟させるという信念に変わりはない。
除草剤や殺虫剤は使用せず、基本的にビオロジックで栽培。醸造ではピノ・ノワール以外はステンレスタンクを用いており、時に半年以上も続く自然酵母でのアルコール発酵のおかげで豊かな香りとボディが生まれる。
2008年までは村の中心にある築400年の古いセラーでワイン造りを行っていたが、2009年に醸造機能を郊外に新築したセラーに移転。合理的かつ実用的な設備により、品質管理が容易になり、テロワールの個性が明確なワインの更なる追求が可能となった。
この時期を節目として様々なメディアに注目されており、フランスのワイン評価誌『ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』ではアルザスのトップ生産者の一人として取り上げられている。
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディションの感想
透明度の高い、やや薄めの美しいイエロー。
洋梨、アプリコット、やや緑のハーブ、白い花、タイムや白胡椒、オイルなどの香り。
清々しい爽やかさもありつつ、優しいフルーティさがあり、ほっこりした気分になります。
白桃のイメージは感じず、リースリングにしては少し意外でしたが、過去に飲んだエミール・ベイエのヴィンテージもそうでした。
もちろん芳しい香りです。
口に含むと、控えめな酸味、まろやかな少し甘味、僅かに苦味がある。
アプリコット、白桃、りんご、少し緑のハーブやグレープフルーツ、蜂蜜などの味わい。
酸味も感じますが、強くなく、優しく包み込まれるような、まろやかさがあり、少し甘味や苦味も感じつつ、予想外に複雑さがあります。
飲み進めると、白桃っぽさや甘味はそれ程感じず、りんごなどの、ややスッキリめのジューシーな印象に感じます。
普段良く出会うリースリングとは一味違う印象です。
りんごのイメージがメインで、アルザスのリースリングにしては白桃感が控えめです。
白桃に代り、蜜たっぷりのりんごのジューシーな美味しさを楽しめて、非常に魅力的なワインです!
今回はアルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディション2020を抜栓しました。
白桃よりもりんごの美味しさを味わえる、一味違うリースリングでした。
甘味を押さえられているという意味では、ドライな白ワインが好みな方には特におすすめです。
個人的には、2018vtから2020vtの3年間毎年飲んでいるお気に入りのワインです。
機会があれば、一味違う美味しいアルザスのリースリングを是非試してみて欲しいです。
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディションに合わせた料理
・瀬戸内産釜揚げしらすのピッツァ/ピッツァ・サルヴァトーレ・カーサ:
アンチョビと塩味のインパクトがあり、優しいトマトの酸味も味わえるピッツァです。
釜揚げしらすが、ピッツァの美味しさをアップしてくれています。
いつものように生地は程良いサクッと感と柔らかさがあり、私好みの美味しさです!
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディションと合わせると、爽やかさと複雑味がアップします。
ワインは消し合うというよりは、新しい味わいを生み出した印象です。
釜揚げしらすとアンチョビの塩味が美味しく、ワインとも相性が良いです。
ワインにミネラル感をプラスするイメージです。
良いペアリングでした。
・ピザ・サルヴァトーレ・カーサ
「こだわりの食材とナポリレシピの伝統を守り、生地の発酵から形成、約450度の薪窯で焼き上げる熟練の職人技から生み出される深い味わいは、イタリア・ナポリで開催された世界最高峰のピッツァの祭典『PIZZA FEST』で3年連続入賞いたしました。
その特別な技術で作り上げるサルヴァトーレのピッツァをもっと身近に、手軽にお召し上がりいただきたいと思い誕生したのが「PIZZA SALVATORE CASA」です。
冷凍のため長期保存が可能なのでお好きな時間にお召し上がりいただけます。」(サルヴァトーレ・クオモ公式ページから抜粋・引用。こちら)
アルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディションの基礎情報
・ワイン名:リースリング・トラディション2020
・生産者:エミール・ベイエ(Instagram:@emilebeyer1580 )
・生産地:フランス>アルザス>アイシュベルクの斜面下及びエギスハイムの集落の南側にある自社畑のブドウと、リクヴィルやファッフェンハイムなど中部アルザスからの買付けブドウをブレンド
・原産地呼称等:ACアルザス
・葡萄品種:リースリング
・栽培・醸造法等:ステンレスタンクで澱と共に7ヶ月
・インポーター:フィラディス(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.01./2023.06.
・購入先:Firadis WINE CLUB (公式ページはこちら Instagram:@firadis_wine_club )
Firadis WINE CLUB の『白ワイン代表5品種の飲み比べセット』の1本として購入。
「シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ミュスカデ、グリューナー…個性の違う5種類のブドウ品種を飲み比べ、味わいの違いや自分の好みを知りたい方にお勧めです。ワインエキスパート/ソムリエ資格の取得を目指す方にも!」(公式ページより引用。こちら)
アルザスのリースリング関連のおすすめ記事
今回はアルザスのエミール・ベイエが造るリースリング・トラディション2020を抜栓しました。
蜜たっぷりのりんごのジューシーな美味しさを楽しめるワインでした。
下記は同じくアルザスの美味しいリースリングです。
・エヴィダンス・アルザス・リースリング2021/ギュスターヴ・ロレンツ
上品なフルーティさ、ミネラリーでボリューミー、瑞々しさを感じる奥深いワイン!
フランス、アルザス。3000円台~。
洋梨、白桃、ライチ、オイル、ハーブ、和柑橘、少し白い花、少しパインやオレンジ、ライムなどの香り。
口に含むと、白桃、柑橘類のピール、洋梨、ハーブ、少し麦わらやオイル、ミネラル、和柑橘、ライムなどの味わい。