今回は、フランスのローヌ地方南部のリュベロン地区にある、ブルゴーニュのジャン・マリー・ギュファンが所有するシャトー・ド・トゥーレットです。
この地域で、他にもたくさんワイナリーを所有していますが、経験したいずれのワイナリーのワインも素晴らしかったです。
この17デ・モワンヌ・ブランは、気に入ってリピートして3本飲んでいます。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
シャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブラン
シャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブランの情報は、購入先のワイン見聞録から抜粋・引用しています。
南仏リュベロンのシャトー周辺の自社畑100%。各品種を別々に醸造し、1つのタンクに入れてアッサンブラージュ。2017ヴィンテージを中心に周辺の複数ヴィンテージを加えていったソレラシステムなので、この価格でも非常に複雑な味わいになっている。
透明感のある淡いグリーンの色調。 香りには青リンゴと洋梨。 よく熟していて重たくなりがちな果実の味わいを酸味が上手くまとめる。
詳しくはこちら(ワイン見聞録のページ)
17デ・モワンヌ・ブランのワイナリー:シャトー・ド・トゥーレット
17デ・モワンヌ・ブランのワイナリー、シャトー・ド・トゥーレットについては、同シャトーを手掛けるジャン・マリー・ギュファン氏の情報を、輸入元のテラヴェールから抜粋・引用しています。
詳細はこちら(テラヴェールのページ)
白ワインの天才『ジャン・マリー・ギュファン』
仏2大評価誌で毎年最高評価を得るシャルドネの専門家。その天才的ワイン造りを活かしたネゴシアン部門も高い 評価を得ている。食事に寄りそう典型的マコン。
当主の「ジャン・マリー・ギュファン」は 1970 年代に 妻と共にブルゴーニュへ移住したベルギー人。 ワイン造りとは関係ない環境にいた彼だが、一気にト ップ生産者の仲間入りを果たしてしまう。 皆が彼を「天才」と呼ぶ。試飲をしていても芸術家の ように感覚でワインを判断していく。表現も独特。ワイ ンのパワーを表現する。
『ヴェルジェでは常に良い葡萄を自分で選んでその 畑の表情を引き出す。楽しい仕事だ。ギュファン・エ ナンは自分の葡萄のポテンシャルを毎年確認し、高 めるのだ』
毎年異なる60キュヴェをリリース。
ヴェルジェ/ギュファン・オ・シュッド/シャトー・ド・トゥーレット/シャトー・クロジオ/トゥリアングル・ド・ギュファン
シャトー・ド・トゥーレットの芳醇な17デ・モワンヌ・ブランの感想
澄んだ、やや薄めのイエロー。
薄い色に見えて、しっかりと色づいているようにも見える。
グラスに注ぐと同時に、香りが豊富に溢れてくる。
パイン、パッションルフルーツ、洋梨、バニラ、黄色の花、蜂蜜、ハーブ、少し柑橘類などの香り。
様々なトロピカルフルーツが豊富に香りますが、バニラのような上品で、甘やかな香りが加わります。
全体では決してコッテリした印象ではなく、ふくよかで、かつ、ボリューミーでありながら、上品さも持ち合わせている香りです。
非常に素晴らしい!
口に含むと、僅かな甘味と酸味、苦味がある。
アプリコット、パイン、パッションフルーツ、ハーブ、バニラ、少しバナナやオイルなどの味わい。
上品なトロピカルフルーツの味わいがあり、バニラやハーブもよく感じます。
少しオイルっぽさもあります。
フレッシュなトロピカルフルーツがバニラの風味と相まって、上品に仕上がっています。
苦味もあり、単純なフルーティさではなく、複雑で落ち着いた印象を与えてくれます。
複雑過ぎないところも、程良いバランス感があり、親しみやすく、奥行きのあるワインにしてくれています。
上品なトロピカルフルーツをイメージする、芳醇な美味しさです。
非常におすすめです!
今回は、シャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブランを抜栓しました。
落ち着いた上品さを伴う、非常にクオリティの高いワインです。
トロピカル感を感じつつ、上品さがあって、非常に美味しいです。
やはり、ジャン・マリー・ギュファン(シャドー・ド・トゥーレットなど)のワインはいいなぁと改めて感じるワインでした。
こういうタイプのローヌワインは昔は飲んだことがなかったですね。
きっと現代的なローヌの白ワインの1つに数えられるのではないかと思います。
価格も3000円程度と手頃感があり、非常におすすめです!
機会があれば、是非!
シャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブランに合わせた料理など
・フレッシュ茄子とさつま芋と5種の野菜の彩りラタトゥイユ
&カンパーニュスライス/成城石井
ラタトゥイユは大きなカットのゴロゴロ野菜がたっぷりで入ってます。
トマトソースは濃厚!
野菜自体の味わいも濃厚で、控えめな酸味のトマトの濃厚さとよく合い、美味しいです。
歯応えを残したゴロゴロ野菜も美味しい。
カンパーニュは少しライ麦の風味があり、味わいに深みを感じます。
食感はしっとりでもなく、パサッとした印象でもありません。
食事パンとして料理と合わせても、そのままでも美味しいです。
シャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブランと合わせると、僅かに複雑味と酸味がアップしますが、ワインを大きく変化させず、予想以上に、トマトの濃厚さや酸味がワインと馴染みます。
良いペアリングです!
シャトー・ド・トゥーレットの芳醇な17デ・モワンヌ・ブランの基礎情報
・ワイン名:17デ・モワンヌ・ブラン
・ワイナリー:シャトー・ド・トゥーレット
・ブドウ栽培地:フランス>ローヌ>リュベロン>シャトー周辺の自社畑100%
・原産地呼称等:VDF
・葡萄品種:マルベック、ヴィニエ、シャルドネ、ルーサンヌ
・栽培・醸造法等:各品種を別々に醸造し、1つのタンクに入れてアッサンブラージュ。2017vtを中心に周辺の複数ヴィンテージを加えていったソレラシステム。
・インポーター:テラヴェール(公式ページはこちら。Instagram:@terravert_official)
・参考価格(ネットショップ):3000円位~
・購入時期/抜栓時期:2023.02.& 2024.03./2023.06.& 2024.03
・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら。Instagram:@winekenbunroku)
シャトー・ド・トゥーレット関連のおすすめワインの記事
今回はシャトー・ド・トゥーレットの17デ・モワンヌ・ブランを抜栓しました。
上品なトロピカルフルーツをイメージする、芳醇な美味しさでした!
下記は同じくシャトー・ド・トゥーレットの別の白ワインです。
このワインも美味しいです!
・ティニュス・シャルドネ2019/シャトー・ド・トゥーレット
リッチでコクがあり、フルーティでジューシー、そして、上品さもあるワイン!
フランス、ローヌ。3000円台。
フレッシュなパイナップルやトロピカルフルーツ、洋梨、りんご、白い花、スモーク、麦わら、スパイス、トーストなどの香り。
口に含むと、洋梨、アプリコット、りんご、パパイヤ、酸味の控えめなライムやグレープフルーツ、緑のハーブ、スパイス、バター、ミネラルなどの味わい。