今回はインポーターで試飲して以来、３度リピートしているメゾン・ゴーフロワ・ジャコブのオーセイ・デュレス プルミエ・クリュです。
しかも2001vtですので、熟成した美味しいブルゴーニュがすぐに飲めるとあって、非常にお気に入りです。
今回は2023年７月に抜栓した時の感想です。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
オーセイデュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１
メゾン・ゴーフロワ・ジャコブのオーセイ・デュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１の情報は、輸入元兼購入先の O.W.L.WINE から抜粋・引用しています。
色合いは鮮やかなルビー。明るすぎず暗すぎず、バランスが取れています。
小さな黒い果実（カシス、ブラックベリー、ブルーベリー）の香りで魅了されることでしょう。
熟成されているためタンニンは柔らかく、口に含むとなめし皮、毛皮、スパイスの香りが現れます。
緻密に計算されたタンニン構造をもつオーセイ・デュレスには、鴨肉や上質な赤身肉と合わせることをおすすめします。
しなやかなアタックと、果実味のノートがワインを完成度の高いものにしています。
詳しくはこちら（ O.W.L.WINE のページ）
オーセイデュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１ のワイナリー：メゾン・ゴーフロワ・ジャコブ
今回のワイン、オーセイ・デュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１は、メゾン・ゴーフロワ・ジャコブというブランドでリリースされているワインです。
メゾン・ゴーフロワ・ジャコブはいわゆるネゴシアンです。ドメーヌ・ゴーフロワが他のワイナリーのワインを買い付け、販売しています。
ドメーヌ・ゴーフロワは自社畑の内、樹齢50年超のブドウで造るワインしか自社ブランドではリリースしないという、こだわりの造り手です。その理由はブルゴーニュのテロワールを表現することにあります。
ちなみに、樹齢50年未満のブドウはネゴシアンに売却しているとのことです。なんと勿体ない！ それだけにテロワールやクオリティにこだわりがあるということだと感じます。
そんなドメーヌ・ゴーフロワが敢えてメゾン・ゴーフロワ・ジャコブとしてネゴシアンのワインをリリースしています。
単にワインを仕入れているのではなく、ブドウ栽培からワイン造りまで手伝うなど、仕入れ先とは特別な関係を築いています。そのため、質の高いワインの仕入れを実現しています。
メゾン・ゴーフロワ・ジャコブのワインのクオリティ、仕入れ先の造り手との関係、ドメーヌ・ゴーフロワのワイン造りのこだわりなどについて、輸入元のO.W.L.WINEに訪問してお聞きしてきた内容を下記記事でレポートしていますので、ぜひご参照ください。
オーセイデュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１ 絶品！の感想
抜栓30分後からスタート。
エッジは非常に美しいオレンジ色、中心部はオレンジ色に近いガーネット色。
熟成が進み、非常に美しいオレンジ系の色になっていますが、まだルビーのような濃いめの色も中心部には見られます。
美しい！
バラやスミレの花束、熟したラズベリーやストロベリー、チェリーのコンポート、少し出汁、ミントなどのハーブ、爽やかなスパイスなどの香り。
果実の香りというよりも花々のエレガントな香りが豊富に漂います。
そして、熟れた赤系ベリーの上品な甘やかな香りや、チェリーの砂糖漬けのような甘い上品な香りなどを感じます。
爽やかなスパイスやミントのようなスッキリとした香りや、少し野性味のあるハーブの香りもイメージします。
非常に複雑で、エレガントな香りです。
口に含むと、少し渋味、僅かな酸味、極僅かな甘やかさ。
熟したラズベリーなどの赤系ベリー、スパイス、控えめにコンポートや紅茶、出汁などの味わい。
果実味は未だに感じられますが、全体的には透明感があり、しかし、様々な要素が豊富に溶け込んだ、非常に複雑な味わいになっています。
抜栓２時間後、ワインが開き、全体として非常馴染み、果実感よりも出汁、紅茶、果汁エキスなどのエレガントで、妖艶な美味しさに！
渋味もほぼ無くなり、非常に透明感の高い液体に。
出汁の味というわけでは無いですが、果実などの食べ物の美味しい旨味だけを抜き出した雑味０％のエキスのような美味しさです。
ため息の出る芳醇さです！
今回は、メゾン・ゴーフロワ・ジャコブのオーセイ・デュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１ を抜栓しました。
今回は３回目にいただいた時の感想です。
１度目はインポーターでの試飲、２度目は自宅で2022年４月、今回の３度目は2023年７月に抜栓しています。
ちなみに、さらに追加購入して2023年11月にも飲んでいます。
ヴィンテージは2001年のため、初めての試飲時で既に20年を超えていて、これからワインとしてのエンディングに向けて、どのように変化していくのかという点も気になり、購入しています。
もちろん美味しいワインで、お値打ちであることが購入の前提となっていますが、抜栓して何ヶ月かしてこのワインを思い出すと、まだ販売しているかなと、ちょくちょくチェックしてしまいます。
記事執筆時はクリアランスで、5000円位で販売しているので、さらにコスパが非常に良く、ついついリピートしてしたくなります。
超おすすめですので、是非！
但し、いつ頃から枯れ始めるかは未知数ですので、早めに素晴らしい状態を味わっていただきたいです！
オーセイデュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１ 絶品！の基礎情報
・ワイン名：オーセイ・デュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１
・生産者：メゾン・ゴーフロワ・ジャコブ
・生産地：フランス＞ブルゴーニュ＞コート・ド・ボーヌ＞オーセイ・デュレス
・葡萄品種：ピノノワール
・原産地呼称等：ACオーセイ・デュレス・プルミエ・クリュ
・インポーター：O.W.L.WINE
・参考価格（ネットショップ）：5000円位
・購入時期/抜栓時期：2022.04.2023.03./2022.04.2023.07＆11.
・購入先：O.W.L.WINE（公式ページはこちら）
今回は2023年7月に抜栓した時の感想です。当時は6000円台前半で購入しています。
下記記事ではメゾン・ゴーフロワ・ジャコブに加え、O.W.L.WINEについても詳しく掲載しています。
オーセイデュレス関連のおすすめワインの記事
今回はメゾン・ゴーフロワ・ジャコブのオーセイデュレス プルミエ・クリュ ル・ヴァル２００１ を抜栓しました。
旨味だけを抜き出したエキスのようなエレガンスと芳醇さを持つワインでした！
まさに絶品！
下記は同じくオーセイデュレスです。こちらはヴィラージュ・クラスのブランです。
・オーセイ・デュレス・ブラン２０２０/ゴーフロワ・マルク・エ・フィル
ブルゴーニュ、オーセイ・デュレス。6000円台。
溢れんばかりの豊富な果実や様々な味わいを、クリアに上品に飲ませてくれるワイン！ 南国果実、柑橘類、花束、蜂蜜、少しトースト、ミネラル、バター、緑のハーブなどの香り。口に含むと、フレッシュな南国果実、レモンピール、優しい柑橘類、バター、少しブリオッシュ、ミネラル、緑のハーフなどの味わい。
