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バローロ(赤)

マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ

今回はリカマン梅田店の開店の際、販売していた赤ワイン福袋を購入して、入手したワインです。

イタリアのビオロジックで造るマッシモ・リベッティのバローロです。

2017vtですので、もう少し熟成させたかったのですが、我慢が出来ず、抜栓してしまいました。

そんなワインの感想です。

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マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017

・ワイナリー:マッシモ・リベッティ

マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017の情報は、購入先のリカーマウンテンから抜粋・引用しています。

1ha当たりの収量を制限し「持続可能な生産量」「テロワール」そして「ブドウの品質を最大化」しています。収穫は一番熟したタイミングのブドウを傷つけず収穫するため、全て手摘みで行っています。

春先にブドウ畑の畝の間に約20種のハーブの種を播きます。ハーブは背の高いもので人間の腰の高さまで育ち、ブドウを直射日光から遮り、適度な湿度を与えています。また、その後ハーブを地面に押し固めて腐植土として利用します。除草剤を使用せず、自然な肥料を使うことで、土壌に負担のないブドウ栽培が可能になっています。

「セクシュアル・コンフュージョン」と呼ばれる方法を採用しています。ブドウの枝にメスの害虫のフェロモンを発生するタグを結ぶと、オスの害虫が寄ってきたところを人の手によって一つ一つ駆除しています。

標高が高く気温が上昇しにくいため、実がゆっくりと熟していき、サワーチェリーやハーブそしてドライフラワーのような香りがワインに表れます。ネッビオーロの特徴である高い酸とタンニンの多さは、25hlのオーク樽で24ヶ月熟成させることで柔らかくしなやかな飲み心地となります。6ヶ月さらに瓶内熟成されることで、よりタンニンが溶け込み、トリュフのようなニュアンスが生まれます。こうして柔らかでしなやか、そしてパワフルで美味しいバローロとなります。

詳しくはこちら(リカマンオンラインのページ)

バローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ / マッシモ・リベッティ

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マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオの感想

エッジはガーネット色。

中心部に近づくと、ガーネットから明るいルビー色にグラデーションしていく。

中心部も美しく透き通っています。

 

クローヴなどのスパイス、控えめにストロベリーなどの赤系ベリー、ドライフルーツ、少し腐葉土、森の下草、ハーブ、御香、僅かにアニスなどの香り。

まだまだ閉じているようです。

爽やかなスパイシーさと控えめな赤いベリーのイメージでしょうか。

 

口に含むと、非常に繊細なタンニンが豊富にあり、渋味も感じます。

少し酸味があり、僅かに甘やかさも感じます。

ややフレッシュなストロベリーなどの赤系ベリーやレッドチェリー、クローヴなどのスパイス、カシス、ドライフルーツ、ブラックベリーなどの黒系ベリー、控えめにカシスリキュールなどの味わい。

赤系ベリーから黒系ベリーやカシス、爽やかなスパイス、そして、少しリキュールっぽさも感じます。

フルーティさもありますが、フレッシュ、フレッシュしたフルーティさではなく、少し落ち着きがあります。

しっかりとしたボディで、長期熟成にも向きそうな造りです。

じっくりと時間をかけて、開いた後どうなるのか楽しみです。

抜栓90分後、タンニンはこなれて、非常に口当たりが良くなっています。

繊細で豊富なタンニンによる渋味は、やはりある程度感じ、ボディはしっかりした印象です。

華やかで、甘やかなストロベリーなどの赤系ベリーが全面に出てきて、黒系ベリーはあまり感じなくなっています。

スパイシーさもありますが、ベリーの華やかさがより感じられて、非常に美味しいです!

香りは少し柔らかくなり、優しい印象になりつつ、華やかさが現れてきています。

まだまだ熟成、そして、ワインは開いていきそうです。

 

今回は、マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017を抜栓しました。

バローロは本当に奥深いワインだと思います。

造り手による違い、テロワールやヴィンテージなど、まさに千差万別のバローロがあり、さらに、抜栓時期により熟成度合が異なると、また印象がガラッと変わってしまいます。

バローロはブルゴーニュとも異なる奥深さを持っていると感じます。

マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017は、2022年に続いて、2024年の今回は2度目の経験となります。

2022年はリカマン・ワイン・フェスタ2022でテイスティングしていて、少なくとも何年かは熟成させてからの方が、さらに美味しくなりそうと感じていました。

その後、入手した同ワインは手元で約2年熟成させて、収穫年から約6年の熟成を経て抜栓したところ、やはりより美味しくなってきていました。

個人的にはもっと熟成させた方がより美味しくなりそうです。

そんな高いポテンシャルを持つ、奥深さがあるバローロでした。

そして、そんなクオリティの高いバローロにしては、お値打ち価格(8000円台)だと思いますので、気になる方は是非!

バローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ / マッシモ・リベッティ

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マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオに合わせた料理など

・牛肉のピッツァヨーラ、香味野菜のスープ、ズッキーニの塩揉み

牛肉のピッツァヨーラは赤身肉、トマトピューレ、ブラックオリーヴ、ケッパー、にんにく、オレガノ、オリーヴオイル、塩胡椒のシンプルな材料。

フライパンで牛肉を焼いて一旦取り出し、そこにトマトピューレを入れてトマトソースを造り、再度焼いた牛肉を入れて、少し煮て完成。

 

トマトの軽い酸味とハーブやオリーヴなどが牛赤身肉とピッタリです。

今回は国産牛のサシの少ないサガリを使いましたが、少し煮ても柔らかく、トマトソースというよりはお肉の旨みが出たソースになっています。

当然、牛肉とソースの相性は非常に良いです。

口当たりも良くて美味しい!

 

マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオと合わせると、渋味が感じなくなり、トマトの酸味も抑えられ、しかも牛肉の味わいがワインとよく合います。

オレガノやケッパーは軽い刺激になり、ワインのスパイシーさとも相性が良いです。

非常に美味しい!

 

ちなみに、スープはセロリ、玉ねぎ、ニンジンなどの香味野菜のみで作っていて、いい出汁が出ていて、こちらも非常に美味しいです。

そして、ズッキーニの塩揉みは、軽く塩気が効いていて、ワインのアテにぴったりです。

 

 

マッシモ・リベッティのバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオの基礎情報

・ワイン名:バローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017

・ワイナリー:マッシモ・リベッティ

・ブドウ栽培地:イタリア>ピエモンテ州>バローロ

・原産地呼称等:DOCGバローロ

・葡萄品種:ネッビオーロ

・栽培・醸造法等:最も熟したタイミングで手摘みで収穫。除草剤・殺虫剤不使用。セクシュアル・コンフュージョン採用。ビオロジック(ユーロリーフ取得)、25hlのオーク樽で24ヶ月熟成。6ヶ月瓶内熟成。

・評価・受賞等:ロバート・パーカーjr.93点

・インポーター:株式会社都光(公式ページはこちら。Instagram:@tokotrading

・参考価格(ネットショップ):8000円台

バローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ / マッシモ・リベッティ

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・購入時期/抜栓時期:2022.10./2024.08.

・購入先:リカマン梅田店(リカマン公式ページはこちら

リカマン梅田店開店時の赤ワイン福袋(5500円)で入手。

 

 

おすすめのバローロ関連の記事

今回は、マッシモ・リベッティが造るバローロ・テッレ・ディ・カルリン・ビオ2017を抜栓しました。

華やかな赤系ベリーが感じられる、ポテンシャルの高い、奥深いバローロでした!

下記は同じくおすすめのバローロです。

 

・バローロ・ブッシア2009/プルノット

イタリア、ピエモンテ州。9,000円台~。

甘やかな花やスパイス、清涼感のある花やスパイス、熟した赤系果実、少しリキュール、ブイヨンのような出汁など非常にエレガントで、艶やかな香り。

口に含むと、ミネラル、出汁、熟しきった赤黒系果実、紅茶などの味わい。

プルノットのバローロ・ブッシア2009は滋味深く、エレガント!バローロ・ブッシア2009/プルノット。9,000円台~。甘やかな花やスパイス、清涼感のある花やスパイス、熟した赤系果実、少しリキュール、ブイヨンのような出汁など非常にエレガントで、艶やかな香り。口に含むと、ミネラル、出汁、熟しきった赤黒系果実、紅茶などの味わい。...

 

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