今回はワイン見聞録で購入したジャン・ポール&チャーリー・テヴネが造るレニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネ2020です。
ビオディナミで栽培し、ナチュールな製法で造る、自然味豊かな果実味が非常に魅力的なクリュ・ボジョレーでした。
やはりクリュ・ボジョレーは美味しいですね。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
クリュ・ボジョレー、レニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネ2020を造るワイナリー:ジャン・ポール&チャーリー・テヴネ
クリュ・ボジョレーである、レニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネ2020を造るワイナリー、ジャン・ポール&チャーリー・テヴネの情報は、購入先のワイン見聞録 の公式ページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ワイン見聞録の公式ページ)
全ての畑はビオディナミが採用されています。健全化された畑は雑草で覆われ、樹齢80年を超えるゴブレ仕立のガメイの収量は非常に少なくなっています。
『ゴブレは自由度が高いので葡萄樹は自然に近い状態で自由に生育する事ができる唯一の仕立て。収量は自然と減り、エネルギーに溢れた活き活きした葡萄が得られる』
手作業で収穫し、野生酵母のみで発酵。色々な野生酵母を活動させる為に、低めの温度から発酵を開始する事でワインは、より複雑で個性的に仕上がる。
『レニエは繊細さを活かす為にモルゴンより約10日早く収穫。例年9月末。フレッシュな酸と香味成分を重視。モルゴンは完熟させて果皮まで多くの要素を得て旨味を重視します』
収穫後は葡萄を10度まで冷やして3日間置いておく。葡萄の芯まで冷やして発酵温度を低くする。これによって複雑味も出て、フィネスのあるワインになる。
『モルゴンは力強さが個性なので長くマセラシオンするが、レニエは繊細さ、フレッシュさを大切にしたいのでマセラシオンは最低限に抑えている』
発酵は全房で伝統的セミ・マセラシオン・カルボニック。大型の開放桶で発酵後、古いバリックに入れて1年熟成。ボトリング前に極少量の酸化防止剤を使用する。ノン・フィルター。
『レニエのテロワール。モルゴンのテロワールをしっかり感じられるはず。どちらもボジョレーにしかない個性で、それを最大化するのがヴァン・ナチュールなのです』
クリュ・ボジョレー、ジャン・ポール&チャーリー・テヴネのレニエの感想
エッジにはピンク色が見え、中心まで透き通るルビーレッド。
透明度が高く非常に美しいです。
皮ごと潰した赤い果実、爽やかなスパイス、ストロベリーなどの赤系ベリー、ハーブ、グラス、少し煮詰めたブルーベリーなどの香り。
ガメイらしく潰した赤い果実や煮詰めた果実の味わいがありつつ、新鮮さも感じる甘やかなストロベリーなどの香りも感じます。
清涼感のある香りや芝生や草原の風をイメージする香りもあります。
そして、様々な状態の赤い果実に加えて、黒系果実も楽しめます。
豊富な果実感や自然をイメージする、芳しい香りです。
口に含むと、少し酸味や苦味があり、僅かに甘味を感じます。
渋味やタンニンはほぼ感じません。
木苺、皮ごと潰した赤い果実、ストロベリー、ブルーベリー、スパイス、少し緑の野菜やハーブなどの味わい。
皮ごと潰した赤系果実や、甘味のあるストロベリー、加えて黒系果実などを感じるフルーティさがあります。
自然からもぎ取ったような自然味豊かな果実やハーブ、そして、少し緑の野菜をイメージする味わいも感じます。
ナチュールな造りで、自然なままの美味しさを感じることができているのかもしれません。
その上で、洗練度を増したガメイと言う印象でしょうか。
ヌーボーのようなガメイとは全く異なる、しっかりと深みを楽しめるボジョレーだと思います。
やはりクリュ・ボジョレは一味違う美味しさを持っています。
クリュ・ボジョレー、そして、ガメイも美味しいですね!
今回は、クリュ・ボジョレー、ジャン・ポール&チャーリー・テヴネが造るレニエ・アン・ヴォワチェ・シモーネ2020を抜栓しました。
ボジョレーは、まるでノンアルコールの果汁のようにスイスイ飲めるヌーヴォーも魅力的です。
しかし、個人的にはヌーヴォーではない普通のボジョレーや、クリュ・ボジョレーがお気に入りです。
今回はレニエというクリュ・ボジョレーでしたが、やはり美味しかったです。
色々なクリュ・ボジョレーを飲んで来ていますが、ガメイ100%でもそれぞれ個性が感じられ、非常に楽しめます。
残念ながら、現在はジャン・ポール&チャーリー・テヴネのレニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネは販売していないようです。
しかし、レニエ・グラン・エ・グラニットは販売していましたので、近い美味しさは楽しめるのではないかと思います。
ちなみに今回のワインは7000円台ですが、レニエ・グラン・エ・グラニットは4000円台とコスパが良さそうですので、機会があれば、是非!
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写真はPAUL(ポール)のパン・2オリーヴと、確かポールボキューズのレモン&ペッパー グリルチキンです。
ジャン・ポール&チャーリー・テヴネのレニエとは、黒胡椒もよくペアリングしますし、レモンやグリルしたチキンも相性が良く、美味しくいただきました。
このワインとはチキン以外にも、豚肉やジビエ料理なども合いそうですね。
クリュ・ボジョレー、ジャン・ポール&チャーリー・テヴネのレニエの基礎情報
・ワイン名:レニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネ2020
・ワイナリー:ジャン・ポール&チャーリー・テヴネ
・ブドウ栽培地:フランス>ブルゴーニュ>ボージョレー>レニエ
・原産地呼称等:ACレニエ(クリュ・ボジョレー)
・ブドウ品種:ガメイ
・気候や土壌:モルゴンよりも冷涼。花崗岩の上に砂質層が覆う土壌。
・栽培・醸造法等:ビオディナミに準拠。ゴブレ仕立て。手摘み。野生酵母。10℃で3日間おいたブドウを使用し、発酵温度を低く抑える。全房で伝統的セミ・マセラシオン・カルボニック。大型の開放桶で発酵後、古いバリックに入れて1年熟成。バトナージュは最小限に抑え、澱の過度な影響を与えない。ボトリング前に極少量の酸化防止剤を使用する。ノン・フィルター。
・インポーター:テラヴェール(公式ページはこちら。Instagram:@terravert_official )
・参考価格(ネットショップ):7000円台
・購入時期/抜栓時期:2023.02./2023.10.
・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら。Instagram:@winekenbunroku )
クリュ・ボジョレー関連のおすすめワインの記事
今回はジャン・ポール&チャーリー・テヴネが造るレニエ・アン・ヴォワチュ・シモーネ2020を抜栓しました。
自然からもぎ取ったような自然味豊かな果実やハーブをイメージするワインでした!
下記は同じくクリュ・ボジョレーの、ACブルイィです。
・ブルイィ2021/ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレール
野生味とエレガンスを持ち合わせた上質なワイン!
フランス、クリュ・デュ・ボジョレー。2000円台~。
野バラ、チェリー、木いちご、野生のハーブ、スモークチップ、花、皮ごと潰した赤い果実、スパイスなどの香り。
口に含むと、木いちご、チェリー、野生ハーブ、少し煮詰めた果実、スパイス、ブルーベリーなどの味わい。
