今回はFiradis WINE CLUB で購入した『フランス銘醸地ロワールの多様性とエレガンスを愉しむ、綺麗系ワインセット』の1本です。

ブドウ品種違いの白ワイン4種類、そして、赤ワイン(カベルネフラン)、スパークリングワイン(シュナンブラン)のバラエティ豊かなロワールのワインセットです。
今回抜栓したのはカベルネフラン100%で造る赤ワインです。
ロワールのカベルネフランはお気に入りですが、今回も美味しいワインをたっぷりと楽しみました。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲのシノン・シレーヌ2019
ロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲが造るシノン・シレーヌ2019の情報は、購入先の Firadis WINE CLUB の公式ページから抜粋・引用しています。
フランス・ロワールの中でも、特に素晴らしい赤ワインを生み出すことで知られるシノン。シャルル・ジョゲはそのシノンにおける最高峰の蔵元で、ネガティブな青いニュアンスを感じる多くのカベルネ・フランとはまったく異なる素晴らしい味わいのワインを生み出しており、有名レストランや愛好家まで幅広い層から熱烈なまでの支持を集めています。
ジョゲのエントリー・キュヴェにあたるこのワインは、そうとは思わせないほどの素晴らしい味わいで熱烈なまでの人気を集める一本。スミレの花、ブラックチェリー、ハーブや紅茶の葉など様々なニュアンスを感じる複雑なアロマが立ち昇り、黒のチェリーやベリーを思わせる瑞々しい果実味が八角のニュアンスと絡み合い、ピュアで繊細な酸味とともに清々しく伸びていきます。いい意味で感じるハーブのニュアンスがアクセントとなった味わいは、まさに絶品そのもの。心地よさあふれる味わいは、さすがと言えるでしょう。
詳しくはこちら(Firadis WINE CLUB の公式ページ)
ロワールのカベルネフラン、シノン・シレーヌ2019を造るワイナリー:シャルル・ジョゲ
ロワールのカベルネフラン、シノン・シレーヌ2019を造るワイナリー、シャルル・ジョゲの情報は、輸入元のフィラディスの公式ページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(フィラディスの公式ページ)
シャルルは1960年代から1970年代にかけてシノン最上の畑と名高いクロ・デュ・シェーヌ・ヴェールをはじめ、複数の単一畑に植樹を行った。また、ピュイゼ博士らと協力して1975年にピジャージュを行うためのステンレスタンクを初めて開発し、収穫でも、ブドウをつぶさないように容量20kgのカゴを用いるようになった。
ドメーヌ設立直後から、ブドウは何としても区画ごとに収穫、醸造、瓶詰することをワイン造りの信条とし、それを実践した。異なる区画からのブドウはそれぞれ独自のテロワールを反映しており、また樹齢の違いも個性をもたらすと考えていたためである。彼はこの考えをブルゴーニュの生産者から得たが、多くの生産者が様々な区画からのワインをブレンドしていた当時のロワールでは斬新だった。
区画ごとの個性を表現するため、昔から除草剤は使っておらず、畑の土を耕し、畝と畝の間は自然の緑で覆っている。2008年からはビオロジックの手法を導入しており、ブドウ栽培は病害虫の防除を基本とする。畑の健全な環境を保つことを最優先に、土中に成分が残留しない調剤のみを使用。健全性と同じくブドウの凝縮度も不可欠の要素のため、収量制限も行う。収穫は各区画の熟度を綿密に調査した上で開始。総勢60名の収穫チームが完璧に熟した健全なブドウのみを摘み取り、その後セラーでも選果台を用いてブドウを選別している。醸造・熟成はもちろん区画ごとに行い、キュヴェによりステンレスタンクや木製の発酵槽、バリックを使い分ける。
シノンといえば、収量の多い未熟なカベルネ・フランからくる青臭さが敬遠されるが、シャルル・ジョゲのワインにはそのようなネガティブな要素は皆無だ。このドメーヌでは、赤系果実がのびのびと表現され、各畑の違いを反映しつつ、緻密で気品ある本来あるべきシノンの姿が丹念に描かれている。ベーシックなワインですら、高いクオリティを誇る。シノンという産地を知る上で、必ず飲むべき造り手である。
ロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲのシノン・シレーヌの感想
光にかざすと辛うじて中心部も透き通る、イキイキとした美しいルビー色。
少し赤紫色も見える。
黒胡椒や清涼感のあるスパイス、濃厚なラズベリー、潰した赤系ベリー、フレッシュなカシスやブラックベリー、森の下草などの香り。
赤系果実の様々な香りと共に、黒系果実も綺麗に香ります。
非常にフルーティな芳しい香りです。
口に含むと、少し酸味や渋味を感じる。
フレッシュなカシスなどの黒系果実、リコリス、ダークチョコレート、コーヒーなどの味わい。
新鮮な黒系果実のフルーティさが豊富に感じられます。
香りのイメージ以上に、高い凝縮感があります。
さらに、コーヒーやダークチョコなどのコク旨感があります。
渋味はそれほど感じず、液体は柔らかく滑らかです。
そして、ボディはしっかりとしています。
フレッシュな赤黒系果実とスパイスが豊富に香り、味わいはたっぷりの黒系果実のフレッシュさと、コク旨感を感じるワインでした。
美味しいカベルネフランです!
今回はロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲが造るシノン・シレーヌを抜栓しました。
以前、華やかなカベルネフラン100%も飲んだことがありましたが、今回は全く異なりました。
フレッシュな黒系果実のフルーティさとコーヒーやダークチョコレートを楽しめる美味しさでした、
同じカベルネフラン100%でも色々な味わいがありますね。
もちろん今回のシャルル・ジョゲのカベルネフランも美味しいです!
価格は3000円台~です。
この味わいを楽しめるなら、納得ですね!
ロワールのカベルネフランの1つとして是非!
ロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲのシノン・シレーヌの基礎情報
・ワイン名:シノン・シレーヌ2019
・ワイナリー:シャルル・ジョゲ( Instagram:@charles_joguet )
・ブドウ栽培地:フランス>ロワール>トゥーレーヌ>シノン>ボーモン・アン・ヴェロン(コミューン)
・原産地呼称等:ACシノン
・ブドウ品種:カベルネフラン100%
・気候や土壌:砂質沖積土壌。
・栽培・醸造法等:ビオロジック(AB認証、ユーロリーフ)。収量制限。区画ごとに熟度を調査の上、収穫。区画ごとに醸造・熟成。ステンレスタンクで発酵、18ヶ月熟成。
・インポーター:フィラディス(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・入手時期/抜栓時期:2023.01./2023.10.
・入手先:Firadis WINE CLUB (公式ページはこちら。Instagram:@
『フランス銘醸地ロワールの多様性とエレガンスを愉しむ、綺麗系ワインセット』として(及び単品でも)購入。
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今回はロワールのカベルネフラン、シャルル・ジョゲが造るシノン・シレーヌ2019を抜栓しました。
フレッシュな赤黒系果実にスパイスの香りが続き、口に含むと、たっぷりの黒系果実のフレッシュさと、コク旨感を味わえるワインでした!
下記は同じくロワールのカベルネフランです。
今回のシャルル・ジョゲとは異なる味わいが楽しめます。
・ル・プランス2015/ドメーヌ・ド・ロシュヴィル
しっかりとした骨格を持つ、黒系・赤系果実が豊富な、透明感のあるエレガントなワイン!
フランス、ロワール。3000円台。
フレッシュなカシスやブルーベリー、レッドチェリー、スモーク、スパイス、少しグラス(芝生)や緑の野菜、僅かにグリルしたビーフなどの香り。
口に含むと、少し熟したカシスやブルーベリー、少しラズベリー、スパイス、僅かにモカ、極僅かに緑のハーフや野菜、煮詰めた赤系ベリーなどの味わい。
