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サンクゼールワイナリーのいいづなシードル2017
生産者:サンクゼール・ワイナリー
「サンクゼール ルクア大阪店」(食べログ)に行って、サンクゼール・ワイナリーのシードルをテイスティングさせていただきました。グラスの場合4000円と非常にお値打ちです。シードルは昔から美味しいなぁと感じますが、飲む機会が少なかったので、昔のイメージだけが残っていました。
そんなイメージの中、このシードルを飲むと単なるさっぱり感だけではなく、味に深みがあるんだということを感じます。苦味や旨味もあるので、そういう意味では、このシードルを飲むシチュエーションは今後色々と考えられそうです。
また、リンゴ酒に炭酸ガスを加えたシードルもあるようですが、手間暇かけて瓶内二次発酵をしています。そんな手作り感というか、丁寧に作られたシードルだから美味しいのだろうと感じます。
(再掲)
以前にもこちらの店舗で妻との待ち合わせの際にバーカウンターでグラスをいただいたことがあります。先に到着した方はグラスワインで一息ついて待つという我々が良くやる待ち合わせの場所として使わせていただきました。その際飲んだワインのクオリティが高かったので、今回は本腰入れて複数をテイスティングするために同店舗を訪ねました。
サンクゼール・ワイナリーは長野県に本拠地を構え、1990年にワイン造りをスタートして、既に29年目です。ワイナリー、ジャム工房、レストラン、チャペルを併設しておられ、人々が集う場所として意識されているのだろうと思います。私もフランスでそういうワイナリーを訪問したことがあります。詳細は下記リンク先をご参照ください。
サンクゼール・ワイナリー (リンク先:サンクゼール・ワイナリー)
赤、白と2種類ずつをグラスでいただきました。それらに加えて、お店のスタッフの方からシードルをお勧めいただき、テイスティングさせてもらいました。これらのワインは後日レポートしていく予定です。
※下記リンク先はこのブログの他の記事です。
・ナイアガラ・ブラン2018:ナイアガラ100%
・シオン2018:シャルドネ100%
・ルージュ・エテNV:ピノ・ノワール40%、メルロー36%、カベルネ・フラン20%、シャルドネ4%
・長野ルージュ2015:メルロー76%、カベルネ・ソーヴィニヨン24%
・いいづなシードル2017:ブラムリー・ふじ
サンクゼールワイナリーのいいづなシードル2017の感想
爽やかな清涼感のある香りに、少し苦味を想起する香りがある。口に含むと、フレッシュな青リンゴの果実、リンゴ・ピューレの苦味、さっぱり感と旨味もあります。さらに、掘り下げると、バターのニュアンス、上品な軽い甘味。
暑い季節はシードルが爽やかで美味しく飲めます。このシードルはコクもあるので、ジュースを飲んでいるような物足りなさはありません。旨味を感じながら、大人な苦味も感じ、そして、新鮮な青リンゴの爽やかでジューシーな美味しさを味わうそんなシードルです。
魚介類などにもさっぱりと寄り添ってくれそうな気がいます。単なるドライなワインやシードルだとアペリティフになるだけですが、一定の旨味もあるので、食中酒としても行けるのではないかと思います。
サンクゼールワイナリーのいいづなシードル2017の基礎情報
・ワイン名:いいづなシードル2017
・ワイナリー:サンクゼール・ワイナリー(公式ページはこちら。Instagram:@st.cousair )
・生産地:イギリス、日本>長野県
・葡萄品種:ブラムリー(イギリス産の青リンゴ)55%、ふじりんご45%
・醸造法:瓶内二次発酵(炭酸ガス注入は無し)
・受賞:JAPAN CIDER AWARDS 2018 グットテイスティング賞SWEET部門 【★★】
・参考価格:400円/glass。2000円位/ボトル
・購入時期・抜栓時期:2019.09./2019.09.
・購入先:「サンクゼール ルクア大阪店」(閉店)
お店の奥のカウンターで、グラスワイン400円。
長野サンクゼールワイナリーのシードル関連のおすすめ記事
サンクゼール・ワイナリーのナイアガラ・ブラン。ナイアガラ100%。
サンクゼール・ワイナリーのシオン。シャルドネ100%。
サンクゼール・ワイナリーのルージュ・エテ。ピノノワール40%、メルロー36%他
サンクゼール・ワイナリーの長野ルージュ。メルローとカベルネソーヴィニヨン。