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ポイヤック(赤)

レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994 ラランドのセカンド

ラランドのセカンド レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994

ポイヤックの貴婦人と称されるシャトー・ピション・コンテス・ド・ラランドのセカンドワイン。そしてオールド・ヴィンテージの1994です。今から25年前の葡萄で造られたワインです。悠久の時を越えて存在しえるところもワインの凄いところですね。

写真上段の右はエチケット裏面です。

いつかはラランドもバロンも飲みたいなぁと狙っていますが、あまり若いのを買うと価格はまだ控えめですが、熟成に異様に時間がかかるし、と言って熟成したものを買うと異様な価格になっており、庶民にはなかなか手が出にくいクラスです。一生に一度はチャレンジしたいと思います。

 

レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994 生産者シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

1850年にシャトーの相続に際し、葡萄畑が分割され、ピション・ラランドとバロン・ラランドに分割されます。今回抜栓するのはピション・ラランドのセカンドです。後者は、同じくボルドーのメドック格付2級のシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンになります。

ラランドはポイヤックの貴婦人と称される女性的なワイン、バロンは男性的で長期熟成を必要とするタイプのワインと言われています。もともと同じ畑でもその場所によって、これほど異なる個性を示すのもワインの面白さだと思います。いずれもボルドーのメドック格付2級ですが、その2級を凌駕すると言われるスーパーセカンドと呼ばれています。

詳しくは購入先のエノテカのページもご参照ください。⇒こちら

 

レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994(ラランドのセカンド) ワインの感想

熟した黒系果実、バニラ、ココア、お香、生肉、ホワイトチョコなど重層的で複雑さを感じる香り。

口に含むと、良く熟したブルーベリー・ブラックベリーなど黒系果実、生肉、ココア、ホワイトチョコなど様々な味わいが訪れる。タンニンはいまだ感じるものの、熟成によりこなれて滑らかな舌触り。全体のバランスは良く、熟成による独特な芳香と、濃厚にしてエレガントな味わいのワインとなっている。

熟成による味わいの複雑さは想像通りで、ピークは既に超えているのかもしれないですが、まだまだ美味しさや複雑さを楽しませてくれるワインです。

25年の時を想いながら飲んでいると、今もエレガンスを保っていることから、なんとなく優美だなぁと感じ入ります。こういうオールドヴィンテージを飲むと、美味しさはもとより、時間の流れに感じいってしまいます。

 

レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994(ラランドのセカンド) ワインの基礎情報

1 生産地:フランス >ボルドー >ポイヤック

2 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

3 参考価格:6000円位~(若いヴィンテージ)

4 格付:ボルドー、メドック格付2級のセカンドワイン

5 購入先:エノテカオンライン

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