今回はシチリア料理で、おすすめのランチやディナーを食べることができる『トラットリア アリア』(大阪西区)を訪問した際のレポートです。
ミシュラン星付きレストランでも修業をされたことのあるシェフが、現地で学ばれたシチリアの家庭的な料理を味わえます。
濃すぎず、優しい味付けで、毎日食べても身体に負担がかからない美味しい料理です。
本記事では、下記内容について記載しています。
シチリア料理『トラットリア アリア』(大阪西区)
・サマリー
・ランチとワイン
・ディナーコースとワイン
・感想
・基礎情報
目次
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』のサマリー
ランチやディナーで何度も訪問している、おすすめイタリアンのシチリア料理『トラットリア アリア』(大阪西区)です。
いつ訪問しても、ランチで選択するパスタがほっこりとする優しい味わいで美味しく、何度もリピートする程、お気に入りです。
今回はランチタイムでしたが、ランチのセットにシェフのご提案で1品を追加して、ワインとのペアリングを普段以上に楽しめました。
ディナーもおすすめです!
店内はカウンター席が多く、カジュアルさがあり、親しみやすいです。
テーブルやカウンターの天板やイスなど、随所に木が使われていて、木の風合いが落ち着きを与えてくれてます。
上記は店内から通り側の窓を撮影した写真です。
道路が見下ろせる、非常に大きな窓が印象的です。
樹の葉っぱの緑にも癒されます。
また、大阪市の西区のような都市部としては、かなり大きな靭公園がすぐ近くにあり、ロケーションが非常に良い立地です。
食後は靭公園で、散歩や休憩するのもおすすめです。
GW前後はバラが咲き誇っていますので、特におすすめです。
今回訪問したシチリア料理『トラットリア アリア』の情報を公式ページ(詳細はこちら)から抜粋・引用しています。
シチリアの伝統的な郷土料理 | イタリア最南端シチリアの伝統的な郷土料理を現地で学んだ技法でご提供しております。 |
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ソムリエ厳選シチリアワイン | シチリア料理×シチリアワインのマリアージュ |
現地のトラットリアのような店内 | アットホームな内装でゆったりとしたお食事を楽しんでいただけます |
マンマ直伝の家庭料理 | 毎日食べられるようなシンプルで奥深いマンマのレシピを再現 |
イタリア政府公認バリスタ | イタリアでしか取得することができない資格をもったバリスタの本物のカフェをお楽しみいただけます |
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』のランチ
少し前ですが、私がシチリア料理『トラットリア アリア』(大阪西区)訪問した時のランチメニューは下記3種類でした。
そして、選択したのは「Bランチ」です。
・Bランチ 1600円:前菜&パン、本日のパスタ、ドルチェ、カフェ
・Cランチ 2500円:B+本日のメイン
・Sランチ 3600円:前菜&パン、ムール貝の海水蒸し、リゾット、本日のパスタ2種類、本日のメイン、ドルチェ2種盛り、カフェ ※2名より
ちなみに、記事執筆に際して、改めてメニューをチェックしていると、「Sランチ」が非常にお値打ちだと感じます。
ランチとは言え、この値段で、非常に充実しているコース内容になっています。
ディナーのようなコースをランチ時に食べに行くことが私はちょくちょくありますが、そのモードだったら、しっかりワインもいただいて、Sランチを食べていたなぁと感じました。
次は「Sランチ」のようなディナー並みに充実したコースで伺いたいと思います。
そして、「本日のパスタ」と「本日のメイン」は下記の内容でした。
本日のパスタ:シチリア名物 シラスとキャベツのパスタ モッリーカ
本日のメイン:シチリア風ハンバーグ ファルソ マーグロ
下記は記事執筆時の食べログ「公式」『シチリア料理 トラットリア アリア』のページ(こちら)を引用しています。
なお、ランチメニューの最終更新日は2023年8月17日です。
もちろん他にもディナーのコースやアラカルトなどもありますので、興味のある方は上記食べログを参照ください。
Pranzo del giorno
〜本日のおすすめランチコース〜 3300円 |
・Assaggini シチリア風小皿料理 ・パン ・選べるパスタまたはメイン (黒板よりお選びいただきます)※ある日の一例 レモンのスパゲッティ シチリア名物イワシのパスタ ブロンテ村のピスタチオパスタ(+400) 北海道生うにのパスタ(+800) ムール貝の海水蒸し(+800) シチリア伝統肉料理ファルソマーグロ(+1000)・選べるドルチェ ・カフェ |
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パスタランチ
1800円 |
・お野菜プレート ・パン ・本日のパスタ ・ミニドルチェ ・カフェ |
Menù speciale〜スペシャルランチコース〜
5500円 |
・Assaggini シチリア風小皿料理 ・パン ・選べるパスタandメイン3品 (黒板よりお選びいただきます)※ある日の一例 レモンのスパゲッティ シチリア名物イワシのパスタ ブロンテ村のピスタチオパスタ 北海道生うにのパスタ ムール貝の海水蒸し シチリア風ハンバーグ ファルソマーグロ・ドルチェの盛り合わせ ・カフェ |
シチリアワイン他 | グラスワイン:(赤白)800円~1200円、(泡)1000円。
ボトル:3500円~。 ワイナリー:プラネタ、ドゥーカ・ディ・サラパルータ、クズマーノ、マラビーノ、ドンナフガータ、アルチェスティ、ヴァッカーロなど。 |
イタリア政府公認バリスタ※のカッフェ | カプチーノ、エスプレッソ・イタリアーノ、アメリカーノ、マキアート、ラッテ・マッキアーノ、カフェ・コレットなど |
※イタリアも含め各種認定を取得されています。
IIAC 国際カフェテイスティング協会認定バリスタ
INEI イタリア政府公認バリスタ
SCAJ 日本スペシャルティコーヒー協会 コーヒーマイスター
JBA 日本バリスタ協会認定バリスタ
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』でオーダーしたランチとワイン
シチリア料理『トラットリア アリア』(大阪西区)を訪問した際は「 Bランチ」を選択し、「本日のパスタ」がシチリア名物のシラスのパスタでしたので、シチリアの白ワインをオーダーしました。
Bランチ 1600円:前菜&パン、本日のパスタ、ドルチェ、カフェ
その後、トスカーナの赤ワインを追加して、さらに、イワシの酢漬けを単品でオーダーして2人でシェアしています。
充実したランチでした!
詳細は以下のとおりです。
・グラス 白ワイン
・リーゾラ・デイ・プロフーミ・ビアンコ2020 / アルチェスティ
料理がシラスのパスタでしたので、やはりシラスとは白ワインだろうと思い、料理の地域とも合わせて、シチリアの白ワインの選択しました。
爽やかな柑橘類、洋梨、りんごなどの爽やかでフルーティな香り。
口に含むと、少し酸味と苦味、甘味は控えめ。
洋梨、アプリコット、酸味の控えめなグレープフルーツ、酵母、緑のハーブなどの味わい。
良く冷えていて、爽やかで美味しい!
ピリッと感のある前菜などとはもちろんのこと、シラスのパスタとは良いペアリングでした。
生産地 | イタリア>シチリア州 |
ブドウ品種 | カタラット60%、グレカニコ40% |
原産地呼称等 | IGTテッレ・シチリア |
栽培・醸造法 | ステンレス発酵後、ステンレスで4カ月熟成 |
香りや味わい | 爽やかで飲み飽きしない軽やかさ |
生産者について | 循環型農業の実践に立脚。無農薬栽培を実践。
現在30haの葡萄畑を所有。あえて北及び北西の斜面に植えている。日照の強いシチリアで、年々進む温暖化の問題や彼らが求めるワインの優美さを実現する為に選択。 土壌は概ね粘土質と砂質の混成土壌で一部石灰を含む区画もある。砂の混成具合によって植生を変化させている。 当初より整枝方法はグイヨを選択。 カンティーナは近代的かつシンプルな設備で全般的に発酵温度をやや抑え果実香を活かすのが特徴で、またヴィーガン認証も所有。 |
輸入元 | 株式会社ワインウェイヴ(公式ページはこちら) |
・前菜 パン
色々と盛られいて、色彩も美味しい。
ピリッとした辛味のあるレンコンが特に気に入りました。
・本日のパスタ
シチリア名物 シラスとキャベツのパスタ モッリーカ
ガーリックはあまり感じないオイルパスタ。
ガーリックがあまり得意でない私にはぴったりの優しい味わいです。
海の幸の出汁っぽい旨味に加え、カラスミ?も使っているためか、香ばしさ、コクとまろやかさもあり、美味しいです。
・グラス 赤ワイン
・エテルノ2019 / バルバネーラ
当初、シェフからグラスワインの説明を聞いていた時から気になっていた赤ワインです。
ヴェネト州ではなく、トスカーナ州のリパッソ製法の赤ワインと聞いて、興味を抑えきれず、2杯目にオーダーしました。
そして、トスカーナ州のサンジョヴェーゼ&メルローの組合せが、元々お気に入りなので、なおさら試してみたくなりました。
やや熟したブラックベリーやブルーベリーなどの黒系ベリー、まろやかで芳醇な香り。
口に含むと、まろやかで芳醇な味わい。滑らかな舌触り。凝縮感はあるけれど、渋くなくマイルドです。
やや熟した黒系ベリー、バニラ、甘さの控えめなクレームドカシスなどの味わい。
生産地 | イタリア>トスカーナ州 |
ブドウ品種 | サンジョヴェーゼ80%、メルロー20% |
原産地呼称等 | IGTトスカーナ |
栽培・醸造法 | 9月下旬に収穫を始め、陰干し用のサンジョヴェーゼは10月中旬に収穫する。品種ごとにステンレスタンクで低温マセラシオン。約2週間後に陰干しブドウの搾りかすを加えて、二回目の発酵を12日間ほど実施。マロラクティック発酵後、一部をバリックに移して6か月間熟成。 |
香りや味わい | 紫がかったルビーレッド。チェリーやアマレーナのような完熟した赤い果実の強いアロマ。口当たりは滑らかで柔らかく、まろやかな酸と果実味のバランスが良い味わい。 |
生産者について | 1938年に創業したバルバネーラは、西に銘醸地モンタルチーノ、北にヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノを臨む絶好の位置にあり、ブドウ栽培に適した石灰粘土質土壌の畑で高品質なブドウ栽培を実施。
厳しい収量制限を行い、キャンティ地区で古くから伝わる陰干しによるブドウの糖度を凝縮させる「ゴヴェルノ製法」を取り入れます。熟成にはバリックを使い、「ゴヴェルノ」による伝統的な製法と、バリックによる現代的な味わいが交錯する豊かな果実味と力強い味わいが特徴的なモダンスタイルのワインを造りだしています。 |
輸入元 | パシフィック洋行株式会社(公式ページはこちら) |
・追加した料理
・イワシの酢漬け
パスタを食べ終えた頃に、シェフからお声がけをいただき、下記のようにご提案いただきました。
「まだワインが残っているようですから、料理の追加はいかがですか? 」
「イワシの酢漬けはいかがでしょうか。赤ワインにも合いますよ!」
本当に青魚のイワシと赤ワインが合うのだろうか?
しかもしっかりと味付けしたイワシ料理ではなく、イワシの味わいがよく出そうな酢漬け⁈が合うんだろうか?
生臭くならないのだろうか?と、強い好奇心からイワシの酢漬けを単品で追加しました。
「シチリアの酢漬けはしっかりと酢で〆る」とのことで、「しめ鯖をイメージすると分かり易い」とのことです。
オーリーブオイルも使用しているためか、和の酢漬けとは少し印象が違います。
酸味は強くなく、柔らかい口当たりです。
ハーブが使われていることでも少し爽やかさが出て、料理に良く合っています。
非常に美味しく、シチリア料理のイワシの酢漬けにハマりそうです。
赤ワインと合わせると、赤ワインはフルーティでまろやかな感じが、ごく僅かに控えめになりますが、美味しさはそのままです。
赤ワインの味わいのために、イワシの味わいは少し控えめになりますが、イワシの酢漬けの味わいを美味しく楽しめます。
シェフのおっしゃる通り、赤ワインとイワシの酢漬けを合わせても全く生臭さが現れず、問題なく、美味しくペアリングしました。
さすがシェフですね!
白ワインに続く2杯目の赤ワインと、追加の料理も予定外でしたが、オーダーして良かったです。
自分では赤ワインと青魚料理は普通は選択しないので、非常に良い経験ができました。
・ドルチェ&カフェ
程良い甘味があり、生地は甘過ぎず、まろやかさがあり、ピオーネの味わいも感じられ、美味しいです。
イタリア政府公認のバリスタが入れるエスプレッソも美味しくいただきました。
※エスプレッソの写真は飲み干した後です。念のため。
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』のディナーコースとワイン
今回のディナーは、食べログ「公式」『シチリア料理 トラットリア アリア』(こちら)でコースを予約をして訪問しています。
食べログでチェックすると、ディナーコースは下記3コースと、「前菜だけおまかせ」の予約となっています。
【ディナーコース 5,500円〜】前菜・ムール貝の海水蒸し・パスタなど全7品
【ディナーコース 6,500円〜】前菜・ムール貝の海水蒸し・パスタなど全9品◆ドルチェ・カフェ付き
【ディナーコース 7,500円〜】ムール貝の海水蒸し・メイン料理・パスタなど全9品のフルコース
【前菜だけおまかせ 2,200円〜】ディナーで一番のオススメの前菜をご提供
『トラットリア アリア』のディナーコース間の大きな相違点は、料理の品数で、「7品」or「9品」です。
また、9品は2コースあり、その違いは「パスタ2種」or「パスタ1種とメインディッシュ」のいずれかとなっています。
大まかには上記のような差異がありますが、今回はシチリア料理のメインディッシュも食べたかったため、下記コースを選択しています。
【ディナーコース 7,500円〜】ムール貝の海水蒸し・メイン料理・パスタなど全9品のフルコース
・前菜の盛り合わせ
・リコッターロ風カプレーゼ
・[名物]ムール貝の海水蒸し
・ムール貝のお出汁のリゾット
・伝統的なシチリアのメイン料理
・本日のパスタ
・自家製パン
・ドルチェミスト
・カフェ
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』オーダーしたディナーコース
本章では、シチリア料理『トラットリア アリア』(大阪市西区)でオーダーしたディナーコースの紹介です。
【ディナーコース 7,500円〜】ムール貝の海水蒸し・メイン料理・パスタなど全9品のフルコース
優しい味わいの魚介を中心とする料理です。
そして、いずれも美味しい!
特に魚介の美味しさを優しい味付けで引き出している、そんな印象でした。
素材の優しい味わいのため、かなりのボリュームでしたが、飽きることなく、満腹で食べれないということもなく、最後まで美味しくいただけました。
非常におすすめです!
・前菜の盛り合わせ
料理が運ばれるまでは、大きめのお皿に3,4種類の前菜かなと想像していました。
しかし、実際には次から次へと小皿で様々な料理が運ばれてきます。
前菜盛り合せだけで満足してしまいそうな、品数と様々な料理でテーブルが満たされます。
そして、テーブルが前菜だらけとなり、色々な前菜とワインとのペアリングを楽しんでいると、さらに前菜が1皿、1皿と何種類も追加で運ばれてきます。
写真では全て撮り切れていませんが、美味しく、非常に充実した前菜盛り合せでした!
これだけでもシチリア料理を堪能できるのでは⁈という印象でした。
・リコッターロ風カプレーゼ
リコッタチーズを使ったカプレーゼです。
リコッタチーズは癖が全くなく、ややあっさりめのチーズです。
チーズをあまり食べない日本人でも美味しくいただけると思います。
木綿豆腐を崩したような見た目と食感です。
フレッシュバジルと、トマト、リコッタチーズ、オリーヴオイルなどの組合せがピッタリで、非常に美味しいです!
シチリアの白ワインとの相性ももちろん良いですね!
・ムール貝の海水蒸し
間違いなく美味しいですね!
ムール貝の美味しさを堪能できます。
味付けもシンプルで優しいですし、何よりワインとのペアリングも良かったです。
・ムール貝のお出汁のリゾット
ムール貝の海水蒸しで出た出汁を使って作るリゾットです。
塩味が効いていて、ムール貝の出汁が上品に味わえます。
オリーヴオイルとの相性も良いですねぇ。
リゾットなので、ライスを使っていますが、ワインとの相性も非常に良いです。
・伝統的なシチリアのメイン料理
今回のディナーコースでは、太刀魚を使った料理でした。
長い太刀魚の身に衣を付けて、表面はサクッと、中はホクホクした柔らかさで、食感の違いも楽しめます。
太刀魚の優しい美味しさが感じられる、まさに絶品のメインディッシュです!
こんな太刀魚料理は初めていただきました。
グルグル巻きの見た目も面白いですし、実は高さも結構あって、かなりボリューム感のある料理です。
・本日のパスタ
魚介の旨味とトマトクリームのペアリングが絶品のパスタです!
止まらなくなる美味しさでした!
そして、ネロダーヴォラ&フラッパートで造るDOCGの赤ワインとも良いペアリングでした!
・ドルチェミスト
最後まで充実の1品です。
美味しいドルチェ3種類を堪能しました!
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』ディナーに合わせたグラスワイン
本章ではシチリア料理『トラットリア アリア』のディナーコースに合わせたワインを紹介しています。
まず。グラスワインの選択肢は、白2種、赤2種、デザート1種でした。
泡もあったはずですが、種類数は不明です。恐らく1種か2種ではないかと思います。
グラスワインはボトルが無くなり次第、異なるグラスワインが追加され、入れ替わって行きます。
週末に訪問したこともあり、どんどんグラスワインのボトルが空いて行くようです。
おかげで白ワインは3種類オーダーしましたが、異なるワイン3種類を飲むことができました。
今回飲んだワインは、DOCGクラスのワインも、デザートワインも、それ以外のワインも全てシチリアワインでした。
シチリアのIGTからDOC、DOCGまで、非常に充実のラインナップで、まさにシチリアワイン尽くしでした!
しかも、個人的には全て初めて飲んだワインでした。
そして、シチリアワインとシチリア料理のペアリングは、間違いなく合います!
昔、魚料理と赤ワインを飲んで、場合によっては白ワインでも、生臭さを感じたりしたことがありますが、あの時は一体何だったのだろうと思う程、今回、いずれも素晴らしいペアリングでした。
さすが、シチリアの料理もワインも知り尽くした『トラットリア アリア』ですね!
※ワイン・リキュールに関する情報は、各インポーターのページから引用しています。
・白ワイン
ワイン名 | ワイナリー | ブドウ品種 | 原産地呼称等 | 輸入元 |
リゲア 2022 | ドナフガータ(Instagram:@donnafugatawine) | ジビッボ(アレキサンドリア マスカット) | DOCシチリア | クリオインターナショナル⇒こちら |
パンテッレリア島で栽培されたジビッボ。マスカットのフレッシュで甘い香りが広がりながらも、ドライな飲み口。フルーティーでミネラル感とのバランスが抜群。 | ||||
テッレ・ダガラ・ビアンコ 2022 | ドゥーカ・ディ・サラパルータ(Instagram:@ducadisalaparuta) | インツォリア、他 | IGTテッレ・シチリア | モンテ物産⇒こちら |
シチリア中西部の丘で収穫されたブドウから造られる、爽やかで軽やかな飲み心地の白ワイン。輝く麦わら色に、濃厚でフルーティな香り。生き生きとした酸と果実味が調和した、辛口でバランスのよいワインです。 | ||||
“カドス” シチリア・ビアンコ 2021 | ドゥーカ・ディ・サラパルータ(Instagram:@ducadisalaparuta) | グリッロ | DOCシチリア | モンテ物産⇒こちら |
土着品種グリッロから造られる素晴らしい骨格とボディを持つ白ワイン。オーク樽でゆっくりと発酵させた後、セメントタンクで澱とともに熟成させています。花のような複雑な香りに、しっかりとした構成を持つフレッシュでなめらかな味わいです。“カドス”とは、古代にワインを休ませるのに使われていた素焼きの壺の名前です。 |
・赤ワイン
ワイン名 | ワイナリー | ブドウ品種 | 原産地呼称等 | 輸入元 |
“テッレ・ダガラ” ロッソ 2021 | ドゥーカ・ディ・サラパルータ(Instagram:@ducadisalaparuta) | ネーロダーヴォラ、他 | IGTテッレ・シチリア | モンテ物産⇒こちら |
黒ブドウの栽培に適したシチリア中東部のブドウを使用し、大樽で熟成して造られます。マラスカチェリーなどの華やかで軽やかな香りにバランスがとれた味わいで、心地よい余韻が残ります。 | ||||
コンテッサ・コスタンツァ チェラスオーロ・ディ・ヴィットリア・クラッシコ 2021 | ポッジョ・ディ・ボルトローネ(Instagram:@poggiodibortolone) | フラッパート50%、ネロダヴォラ50% | DOCGチェラスオーロ・ディ・ヴィットリア・クラッシコ | ユニゲリカー⇒こちら |
フレッシュで非常に魅力的なクラシックなスタイル。ブルーベリー、レッドカラント、チェリーのアロマが詰まった鮮やかな色のワインです。 豊かな味わいがフレッシュな酸味と組み合わさり、優れたストラクチャーと余韻の⾧いフルーティーなフィニッシュ。 |
・デザートワイン
ワイン名 | ワイナリー | ブドウ品種 | 原産地呼称等 | 輸入元 |
パッシート 2020 | フナト(Instagram:@cantinafunaro) | ジビッボ | IGTテッレ・シチリア | スリーボンド貿易⇒こちら |
ゴールドがかった麦わら黄色。はちみつや熟した黄色い果実の香り。甘くフレッシュな味わいと上品な酸味のバランスがとても良く、滑らかな口当たりのエレガントなデザートワイン。パネットーネなどのケーキや、フルーツのパイ、ヤギのチーズ、燻製したマグロなどと。 |
上記写真のお酒は、お店からサービスしていただいたメロンリキュールです。
貴重なメロンを原材料とする、生産量の少ないメロンリキュールのようです。
食後酒としていただきました。
メロンリキュールならではの甘さと密度のある香りと味わい、そして、ワインと違い、アルコール度数の一定の高さが、何とも言えずマッチしていて美味しいです!
リキュール名称 | 生産者 | 品種 | 輸入元 | |
カルヴェンツァーノ・メロンチェッロ | カルヴェンツァーノ農業協同組合(Instagram:@coopagricolacalvenzano) | カルヴェンツァーノ縦長メロン | ー | SAANO⇒こちら |
昔からメロンの産地として有名な、ミラノとベルガモの間に位置するカルヴェンツァーノ。ここで収穫されたメロンは品質が高く、第二次世界大戦前はイギリス王室にも献上されていました。一時は生産量が落ち込みましたが、2002年よりカルヴェンツァーノの農業協同組合が団結し、特殊な縦長のマスクメロン栽培を復活させリキュールを作りました。生産量が少なく珍しいメロンリキュールです。
リキュールに縦長マスクメロンを漬け込んだリキュールです。芳醇なメロンの甘い香りと味わい。 |
※リキュールに関する情報はインポーターのページから引用しています。
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』の感想
今回は大阪市西区の靭公園付近にある、シチリア料理『トラットリア アリア』でいただいたおすすめランチ&ディナーのレポートでした。
ランチでいただいた優しい味わいの「シチリア名物 シラスとキャベツのパスタのモッリーカ」と、シチリアの白ワインのペアリングが非常に良かったです。
シチリアの料理とシチリアワインはやはり相性が良いですね。
・ランチ
そして、追加したトスカーナ州の赤ワイン、リパッソ製法のサンジョヴェーゼとメルローがまろやかで芳醇で美味しかったです。
個人的に非常に好みのタイプの美味しさでした!
さらに、シェフからお声がけいただき、「イワシと赤ワインも合いますよ」の一言で、ぜひ合わせてみたいと思い、「イワシの酢漬け」を追加しました。
酢漬けは優しい味わいで、和食とは異なる味付けで、イワシを美味しく食べられるようになっています。
さらにシェフのおっしゃったとおり、赤ワインとも美味しくペアリングしました。
ちょっとした週末のランチでしたが、予想以上に美味しい料理とワイン、そして良いペアリングをいただくことができました。
ワインもペアリングも普段できない経験をすることもでき、楽しいひと時を過ごすことができました。
ランチ時でも単品の追加は可能なようですので、ぜひワインと料理をシェフに相談して、ペアリングを試してみてはいかがでしょうか。
・ディナー
ディナーでは全9品のフルコースに、グラスワインを白3種、赤2種、デザート1種類をペアリングしていただき、そして、食後酒にメロンリキュールもただきました。
まさにシチリアワインとシチリア料理を堪能しました。
ディナーはランチと違い、じっくりと料理とワインと向き合える気がして、ランチ以上にいずれの料理も美味しくいただくことができたと思います。
また、無数?に出てくる小皿料理の前菜盛合せに驚きつつ、バリエーションの豊富な料理を少しずつ食べることができるのも非常に良かったです。
メインディッシュの見た目のインパクトと、食感のコントラスト、そして、ボリュームと絶品の美味しさに非常に満足でした。
ランチとは一味違う、絶品パスタもおすすめです。
魚介料理が続きますが、様々な食材を様々な調理法で美味しくいただくことができ、全く飽きることがありません。
最後の最後まで美味しかったです。
そして、様々なシチリアワインとの相性も非常に良かったです。
不思議なことに、全く生臭さが出ることが無く、濃い系赤ワインとも綺麗にペアリングしていきます。
料理もさることながら、ペアリングも非常に良い経験となりました。
シチリア料理『トラットリア アリア』はランチも非常に楽しめますが、ディナーはさらに楽しめる、おすすめのシチリア料理とシチリアワインのお店でした!
おすすめイタリアン シチリア料理『トラットリア アリア』の基礎情報
本章では、今回訪問した大阪市西区の靭公園付近にある、シチリア料理『トラットリア アリア』の基礎情報を掲載しています。
お店に興味を持たれた方は、参考にしてください。
情報は更新されている可能性もありますので、訪問前に公式ページで最終情報をご確認ください。
予約について
過去に複数回訪問していますが、いずれも週末のランチタイムです。
しかも開店直前に訪問して、オープンを少し待つというタイミングでしたので、予約無しで入れています。
しかし、その後、続々と来店があり、席が埋まっていきますので、確実さを求めるなら予約が無難と思います。
なお、食べログを見る限り、ランチタイムも予約を選択できるようになっています。
ディナータイムは訪問した土曜日は、席が全て埋まっていたと思いますので、予約が必至だと思います。
詳しくは下記公式ページをご参照ください。
下記は『トラットリア アリア』公式ページと、食べログ「公式」『シチリア料理 トラットリア アリア』を参照しています。
店舗名 | トラットリア アリア |
公式ページURL | ・URL:https://kdsb400.gorp.jp/
・食べログ「公式」『シチリア料理 トラットリア アリア』のページ:こちら |
SNS | Instagram:@trattoria.aria、Facebook:こちら 、x:@trattoria_aria |
最寄り駅 | 大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅 徒歩9分、同千日前線 阿波座駅 徒歩11分。京阪中之島線 中之島駅 徒歩12分 |
住所 | 大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル2F |
TEL | 050-5489-4838 |
営業時間 | ・ランチ:12:00~14:30
・ディナー:18:00~23:00 |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は営業。翌平日が休み) |
予約 | 予約可。TEL・グルメサイト。 |
グルメサイト | 食べログはこちら、ホットペッパーはこちら、一休.comはこちら、ぐるなびはこちら、グルメメディア ヒトサラ |
大阪西区の靭公園付近のおすすめイタリアン関連の記事
今回は大阪市西区の靭公園付近にある、シチリア料理の『トラットリア アリア』を訪問しました。
優しい味わいのシチリア家庭料理とシチリアワインとのペアリングを楽しめるおすすめのお店です。
ランチで軽くワインと合わせるのも良し、また、ディナーで充実したコース料理に、様々なシチリアワインをペアリングするのもおすすめです!
下記は同じく大阪市西区の靭公園付近にある、おすすめのイタリアンのお店です。
『イル・クアドリフォーリオ』
大阪市西区の靭公園(四ツ橋肥後橋駅or同本町駅)付近のリピートしているイタリアン。
1600円のランチコースの自家製の手打ち生パスタとソースがぴったり合っいて、また、チキンのトマトソース煮込みはクミン&ローズマリーの風味が素晴らしく、いずれも美味しかったです。
ランチでいただけるパスタもメインもいつも美味しい、おすすめのお店です。