先日、妻と一緒に週末のランチにオイスターバーで牡蠣10ピースのコースとワインをいただいてきました。美味しかったので、本ブログでもご紹介します。
目次
オイスターバー ワインと牡蠣の休日ランチについて
ウメダステーション・オイスターバー(食べログ)
場所は大阪市北区の阪急梅田駅近くの阪急グランドビル31F(阪急32番街。空庭Dining)にあります。
大阪は高いビルがそれほどないため阪急32番街からの眺望は素晴らしいです。しかも晴天!下記写真はオイスターバー内の我々の座った席からの眺望。かなり遠くまで見渡せます。
下記写真はお店の入り口。店舗名の文字が見えない。失敗。
このお店は牡蠣料理の専門店で、富山湾の海洋深層水のもつ自然の清浄性で牡蠣を浄化するという独自製法で安心安全を追求し、上質な牡蠣を、生ガキを初め様々な調理法で提供しているとのことです。
オイスターバー ワインと牡蠣料理について
オーダーしたコースは「オイスター・コンプリート」(10ピースセット)です。ランチには贅沢な価格ですが、私は普段平日は居酒屋等も含めてほとんど夜は外食しないので、その分休日にちょっと贅沢なランチをたまに食べに行きます。
「オイスター・コンプリート」の内容。 費用:2,980円/人
本日の生ガキ3ピース
牡蠣マリネ1ピース
牡蠣素焼き1ピース
焼き牡蠣2ピース
牡蠣フライ1ピース
牡蠣のバターソテー1ピース
牡蠣のワイン蒸し1ピース
牡蠣料理に合わせたワイン:「カッキ―(CACCI)」
牡蠣に合うワインを追い求めたというお店のオリジナルワイン。スペインの名門トレース・グループのミゲル・トーレス(チリ)※とのコラボレーション。
・カッキー・ピノ・ノワール:590円/glass
ピノ・ノワール らしい、フレッシュなブルーベリーのような果実の良い香りがします。加えて、レモン・オレンジなどの柑橘系果実のニュアンスも感じます。口に含むと、フレッシュなブルーベリーなどの黒系果実、スパイシーな味わい。程よいタンニンを感じます。チリのピノ・ノワール もいろんなのがあるなあという美味しいピノ・ノワールです。さすがミゲル・トーレス。牡蠣とは喧嘩して生臭くなることもなく、最後まで美味しくいただきました。さすが牡蠣専門店のチョイスです。
・カッキ―・シャルドネ:590円/glass
青リンゴの爽やかさ、レモンなどの柑橘系果実。程よく酸味があり、爽やかな味わい。こっちも美味しいシャルドネ。牡蠣にぴったり合いました。
追記 記事は秋ですが、12月に忘年会で再度訪問し、気になっていたカベルネ・ソーヴィニョンをいただいてきました。デキャンタでオーダーしたピノ・ノワールの後に飲んだので、料理は後半に出てくる焼き牡蠣や白ワイン蒸しと合わせましたが、以外にも全く喧嘩せずに美味しくいただきました。このペアリングは凄いと思います。
・カッキー・カベルネ・ソーヴィニヨン:590円/glass
・カッキー・ピノ・ノワール:2300円/デキャンタ
※ミゲル・トーレス・チリについては、エノテカさんのページをご参照ください。
牡蠣にはシャブリという方はこちらのダニエル・ダンプの記事もご覧ください。
牡蠣料理について
1皿目 本日の生ガキ3ピース
いずれもレモンだけをかけていただきました。他にポン酢なども用意されています。
生牡蠣のクリーミーさ、ジューシーさ、ミネラリーさ、そしてレモンをかけて柑橘系果実の味わいから白ワインを思い浮かべると、シャルドネ、特に冷涼な地域で取れる酸味がしっかりとしたシャルドネとのマリアージュはかなり確率が高そうですね。
・北海道仙鳳趾(センポウシ)産真牡蠣 2人で3ピース
大ぶりで口いっぱいのサイズ。ジューシーさが初めに来て、後半はクリーミーさと豊富なミネラル感が来る。コクがあるが、余韻は爽やか。ピノ・ノワールとも喧嘩せず美味しい。
・岩手県大船渡(オオフナト)産真牡蠣 2人で3ピース
中位のサイズ。スッキリさとさっぱりさが来て、その後、旨味、ミネラル感も豊富に感じる。
・牡蠣マリネ 1ピース
牡蠣のクリーミーさとかなり濃厚な味わい。少し燻製の香りがする。牡蠣と共に添えられるクリームも牡蠣エキスがたっぷりの味わいがする。赤ワインにも合いそうな味わい。
追記 この記事を書いたその後、冬の牡蠣が食べたくて、忘年会の会場に設定しました。今回いただいた牡蠣は3種類です。写真の左から右回りに3つずつで、兵庫県室津産真牡蠣、三重県桃取産桃小町、岡山県虫明産です。手前の小皿は牡蠣マリネ。冬の真牡蠣は特にクリーミーで濃厚ですが、レモンでいただくと爽やかでミネラリーでもあります。やっぱり美味しいですね。
2皿目 焼き牡蠣他
・牡蠣素焼き 1ピース
また違う味わいで、焼くことで牡蠣の旨味の凝縮感が出て美味しい。香ばしさやコクのある貝類共通の味わいと、牡蠣の独特の素焼き味わいが美味。また、焼いてもジューシー。
・焼き牡蠣2種 各1ピース
ウニ乗せ焼き:焼いて味が煮詰まったウニと牡蠣の以外なマリアージュ。
香草焼き:かなり香草の香りがして、牡蠣の旨味とよく合い、牡蠣の味わいを引き立てています。香草の味わいは、シャルドネだけでなく、ソーヴィニヨン・ブランにも合いそうです。
・牡蠣フライ 1ピース
サクサク・熱々で、焼き牡蠣と異なる味わいや触感が美味しい。
・牡蠣のバターソテー 1ピース
バターの旨味が加わって濃厚な味わいに。スパイスもたっぷり。バターの風味はシャルドネに合います。
3皿目 蒸し牡蠣
・牡蠣の白ワイン蒸し 1ピース
白ワインと牡蠣の旨味、ガーリックがよく合う。スープを勧められ、少し飲むと、白ワインと牡蠣のコクと旨味がたっぷり入った優しい味わい。当然ながら白ワインに合いますね。さっぱり目で酸味がしっかりしたワインが合いそうです。やはりこのシャルドネはぴったりですね。
オイスターバー ワインと牡蠣の休日ランチの感想
・牡蠣料理について
牡蠣尽くしのコースで、牡蠣を10ピースいただきました。牡蠣しかでてきません。
牡蠣の入ったパスタなども含む1,980円/人のコースもありましたが、牡蠣だけだとお腹が膨れるかなぁとオーダー前にちょっと考えましたが、いろんな牡蠣料理を食べているうちに、満足してしまい、何の問題もありませんでした。
せっかくの牡蠣専門店なので、牡蠣尽くしでたくさん牡蠣をいただけるコースにして良かったです。
生牡蠣は1ピース単位でも追加注文ができますので、オン・リストされている生牡蠣を全制覇しても良いのではないかと思います。それにしても生牡蠣は美味しくてやめられません。
生牡蠣以外については、調理方法ごとに牡蠣の旨味の出方が異なるため、味わいに変化が生じ、非常に楽しめました。個人的には、生牡蠣以外では、素焼きが最も美味しく感じます。
もちろんそれ以外にも、香草焼き、バターソテーが特に美味しかったです。マリネも面白くて、燻製の要素はカベルネ・ソーヴィニヨンに合うのではと、ちょっと気になっています。香草焼きも牡蠣とワインによく合いました。
コース料理はいろんなニーズに対応しているようで、飲み放題、食べ放題などもあります。また、ランチも1000円未満からありますので、まずはお値打ちなランチからお試しでもよろしいかと思います。
・ワインについて
ミゲル・トーレス・チリ※のシャルドネとピノ・ノワールは文句なく美味しく、ピノ・ノワールは生臭くならないかな?と少し不安でしたが、何の問題もなく最後まで美味しくいただくことができました。さすが、名門トーレスです。
※ミゲル・トーレス・チリについては、エノテカさんのページをご参照ください。
ボトルの種類はかなりありますので、シャブリやシャンパーニュも含めて赤・白・泡いずれもかなりの選択肢があります。グラスワインの種類は、白3種類、赤2種類、泡1種類だったと思います。ひょっとしたら他にもあったかもしれません。
個人的には次回はさらに冒険して、ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせてみようと思います。特にカベルネ・ソーヴィニヨンがどんな風に牡蠣料理に合うのかが非常に気になっています。楽しみです。
夜はもちろん夜景と共に、ワインをボトルでオーダーするのがお勧めですし、我々のように休日の昼間にゆったりと景色を楽しみながら、ちょっと贅沢なランチを楽しむのもお勧めです。
オイスターバー ワインと牡蠣の休日ランチ レストラン情報
・店舗名:ウメダステーション・オイスターバー(食べログ)
詳細はリンク先の各ページでご確認ください。
・場所:大阪市北区。阪急32番街。阪急グランドビル31F。空庭Dining。
・最寄り駅:阪急梅田駅・大阪メトロ御堂筋線梅田駅 徒歩1分。
・予約:休日の14時過ぎに伺いましたので、予約無しで問題なく入れました。但し、以前11時台に行ったときは、既に店の外に置かれている椅子で待つ必要がありました。お昼間の普通に込み合う時間帯と、ディナーは無難に予約がお勧めです。
食べログ:こちら、一休:こちら、ホットペッパー:こちら、ぐるなび:こちら
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今回は、大阪市北区の阪急32番街、空庭Diningにある『ウメダステーション・オイスターバー』でのちょっと贅沢な休日のランチのレポートでした。
いろいろな牡蠣料理10ピースをワインと景色を楽しみながら、ゆったりと過ごしてきました。
たまにはリフレッシュもいいですね。
・同じく牡蠣が美味しかった南森町のこちらのお店もおすすめです。
「トラットリア ゼータ」(本ブログの他の記事へのリンク)