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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。

おすすめワイン

Tastin’FRANCE 合同試飲商談会2024in大阪春

本記事は2024年5年22日(水)にリーガロイヤルホテル大阪で開催された Tastin’FRANCE『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』(酒類業界従事者向け)(大阪会場)で試飲したワインの備忘録です。

『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』は世界各国の酒類業界の方向けに、フランス大使館貿易投資庁‐ビジネスフランス主催で、フランス全地域の未輸入アイテムを中心にワイン&スピリッツをテイスティングをすることができる企画で、毎年、年2回開催されています。

今回は30社以上が参加して、企業や生産者の方もフランスから来日されて、ワインを中心とするアイテムを紹介してくれています。

本記事では下記の内容を紹介しています。

Tastin’FRANCE『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』

・Tastin’FRANCE フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会の概要

試飲したワインの感想(シュッドウエスト、ラングドック、ロワール

※同企画主催のフランス貿易投資庁-ビジネスフランス(Business France) からご案内をいただき、参加しています。

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Tastin’FRANCE フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会2024春 in大阪の概要

今回参加したTastin’FRANCE 『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』の情報を同イベント主催のビジネスフランスの公式ページなどから抜粋・引用しています。

Business France Marketplace.fr 内の『Tastin’France JAPAN 2024』のWEBサイト(こちら)などを参照しています。

イベントの内容 年に 2 回(春・秋)ずつ東京・大阪、未輸入製品を中心に、フランス各地の優れたワイン&スピリッツ製品を世界各国の酒類業界の皆様にご紹介する、フランス貿易投資庁-ビジネスフランスが主催する輸出振興プロジェクト
出展企業 フランス各地の約 40 社

Alsace, Bordeaux, Bourgogne, Champagne, Languedoc-Roussillon, Loire Valley, Provence, Rhône Valley, Sud-Ouestのワイン等

アイテム 未輸入を中心としたワインやスピリッツ
注目 フランスから生産者など関係者が参加。ワインなどの試飲が可能。
開催日・地域 2024年春は、5月22日(大阪)、23 日(東京)の2日間開催。

(B to B)

興味のある業界関係者の方は下記をご参照ください。

Taste France for Business(EN、FR):https://tastefranceforbusiness.com/

Business France Marketplace(バイヤーとサプライヤーのマッチングサイト)(EN):https://www.marketplace.businessfrance.fr

Instagram(JP):@businessfrance_japan

 

(B to C)

一般の方は『Taste France Magazine』(JP等、複数言語選択可)を参照してみてください。ちなみに、私もテイスト・フランス・ファミリーの1人です。

URL:https://www.tastefrance.com/jp

Instagram(JP):@tastefrancemagazinejp

 

 

Tastin’FRANCE フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会2024春 in大阪で試飲したワインの感想

本章では Tastin’FRANCE『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』で試飲した各ワインの簡単な感想と情報、訪問したブースの企業・ワイナリー等の情報を掲載しています。

私が参加した大阪会場は、13時から17時の4時間実施していました。

私が訪問したブースは、現在試飲会などでは意識してテイスティングしているロワールシュッドウェスト、そして、ラングドックの3ワイナリーです。

今回は4時間もあったので、例えばローヌなども訪問したかったのですが、各ブースいずれも人気のため訪問者が多く、商談等の邪魔にならぬように早めに退散しました。

各ブース30分近く、色々なワインをテイスティングしながら、ワイナリーや各ワインの丁寧なご説明をお聞きすることができました。

・DOMAINE GUILLAMAN(シュッドウェスト)

・Château de Belle Isle(ラングドック)

・Cave de Sancerre(ロワール)

 

後述の各ワインの情報は、各ブースで説明を受けた内容やいただいた資料、Business France Marketplace.fr 内の『Tastin’FRANCE JAPAN 2024』(こちら、各企業・ワイナリーなどのWEBサイトから収集しています。

各ワインの情報源

・各ブースで説明を受けた内容&いただいた資料

・『Tastin’FRANCE JAPAN 2024』(Business France Marketplace.fr 内)WEBページ

・各出展企業・ワイナリーなどのWEBページ

 

なお、口頭で聞いた内容の私の走り書きのメモや、英文や仏文のWEBページをチェックしているので、正確性には欠ける内容となっています(語学力はほぼゼロ。ほぼgoogle翻訳です)

もし関係者の方が御覧になられて、ワイナリーやワインの情報の修正が必要でしたら、お手数ですが、修正内容をご案内いただければ、修正いたします。

 

 

 

DOMAINE GUILLAMAN(シュッドウェスト)

 

ドメーヌ・ギヤマンは「家族経営のドメーヌで6代目、200年続いている。300haの土地に200haにブドウを植え、100haは環境を保全した状態としている。」との説明をいただきました。

敢えて1/3の土地は自然のまま残して、自然と共生したブドウ畑という環境を整えているようです。

その成果もあってか、個人的には、いわゆるフランスのシュッド・ウェスト地方の中で、最も素晴らしいワイナリーに出会ったと感じました。

というのは、白ワインから始まり、ロゼ、赤、ドゥミセック、甘口とテイスティングしましたが、全てが私好みの非常に洗練された美味しいワインでした。

テイスティング後にどのワインが良かったかを聞かれましたが、ジャンルの異なるワインを試したこともあり、選ぶことができず、全て素晴らしいワインと回答しています。

今回の試飲をとおして、全てのワインが素晴らしいと感じたことから、シュッド・ウエストで最も好きなワイナリーとなりました。

ぜひ日本で普通に飲めるようになって欲しいワイナリーです。

 

Instagramのアカウント @domaine_guillaman
企業・ワイナリー等ワイナリー公式サイト https://www.domaine-guillaman.fr/
『Tastin’FRANCE JAPAN 2024』のワイナリー紹介ページ こちら

 

下記は『Tastin’FRANCE JAPAN 2024』のワイナリー紹介ページから抜粋・引用しています。

「フランス南西部のガスコーニュ地方に位置する家族経営のワイナリーである。何世紀にもわたる歴史とテロワールとの深いつながりを持つギヤマン家は、世界中のワイン愛好家を魅了し続ける卓越したワイン造りの遺産を培ってきた。

200ヘクタールという広大なブドウ畑では、コロンバール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、グロ・マンサン、プティ・マンサン、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、様々なブドウが栽培されており、この地域の海洋性気候と豊かな石灰岩・粘土質土壌のもとで生育している。

ワイナリーは環境と土地を尊重し、持続可能なブドウ栽培に誇りを持っている。伝統的な技法と近代的な革新技術を組み合わせることで、ガスコーニュ地方のユニークなテロワールを体現するワインを造っており、果実の表現とエレガントで複雑な味わいの調和したバランスを保っている。」

 

テイスティングしたワイン

1 Colombard Saouvignon 2023

2 Rosé de Pressée 2023

3 Les Haut de Guillaman 2019

4 Gros Manseng 2023

5 Frisson d’Automne 2023

 

 

・Colombard Saouvignon 2023

 

感想

爽やかで優しい柑橘類、爽やかな白い花や甘やかな桃の花などの香り。

口に含むと、柑橘類、洋梨や白桃などのフルーティな味わい。非常にイキイキとしたフルーティな味わいです。

個人的にはコロンバールとソーヴィニヨンブランの組合せは大好きですが、まさにそんな大好きな白ワインでした。

 

ワイン名 Colombard Saouvignon 2023
生産者 DOMAINE GUILLAMAN
生産地 フランス>シュッド・ウェスト>ガスコーニュ・バスク地区>ガスコーニュ
ブドウ品種 コロンバール80%、ソーヴィニヨンブラン20%
原産地呼称等 IGP.コート・ド・ガスコーニュ
その他 典型的なガスコーニュのブレンド。いつでも飲みやすい、グルメでフレッシュで香り豊かなワインです。食前酒として、スズキのカルパッチョ、タイム/フェタチーズのフォカッチャ、エビまたは新鮮なヤギチーズの春巻きと合わせて。

・HVE認定レベル3

・土壌の種類:粘土-石灰岩

・醸造/熟成:夜間収穫、フル・スキン・コンタクト・マセラシオン、不活性ガスによる圧搾、低温発酵、上質な澱で熟成、瓶詰めまで6℃で保存。

DOMAINE GUILLAMAN 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Rosé de Pressée 2023

 

感想

透明度の高い、美しいピンク色。

フレッシュな白桃、ストロベリー、花々の華やかなフローラルさとフルーティな香り。

口に含むと、白桃、レッドベリーやチェリー、スッキリとした爽やかさで、少し甘味が感じられる。

親しみやすいフルーティさで、非常に美味しいです!

 

ワイン名 Rosé de Pressée 2023
生産者 DOMAINE GUILLAMAN
生産地 フランス>シュッド・ウェスト>ガスコーニュ・バスク地区>ガスコーニュ
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー
原産地呼称等 IGP.コート・ド・ガスコーニュ
その他 フレッシュで繊細なロゼは、夏のランチやディナーにぴったりです。夏料理のアイデア: チェリートマトとブッラータのタタン、キャラメリゼしたポークリブ、サバのグリル、イチゴ-トマト-バジルのガスパチョ

・HVE認定レベル3

・土壌の種類:粘土-石灰岩

・醸造/熟成:夜間収穫、フル・スキン・コンタクト・マセラシオン、不活性ガスによる圧搾、低温発酵、上質な澱で熟成、瓶詰めまで6℃で保存。

DOMAINE GUILLAMAN 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Les Haut de Guillaman 2019

 

良年のみ造られるワイン。18ヶ月樽熟成。無濾過。メルロ100%。

感想

上品なバニラや黒系ベリーなどの、綺麗に樽を使ったボリューム感のあるエレガントな香り。

口に含むと、バニラ、カシス、赤系・黒系果実の味わいで、しっかりとしたボディです。

無濾過とお聞きしましたが、全く意識しない口当たりです。

華やかさとしっかり感の調和したフルーティな美味しさです。

 

ワイン名 Les Haut de Guillaman 2019
生産者 DOMAINE GUILLAMAN
生産地 フランス>シュッド・ウェスト>ガスコーニュ・バスク地区>ガスコーニュ
ブドウ品種 メルロー100%
原産地呼称等 IGP.コート・ド・ガスコーニュ
その他 力強く香り豊かな単一品種のブドウをワイン単独で楽しむか、フルール・ド・セルで味付けした薪火でグリルした鴨胸肉、アプリコットとアーモンドを詰めたカマンベールをバーベキューでローストしたもの、または鶏肉のマリネと一緒に楽しんでください。冬の寒さを乗り越えるためにアミガサタケを添えて。

・HVE認定レベル3

・土壌の種類:粘土-石灰岩

・醸造/熟成:フル・スキン・コンタクト・マセラシオンを伴う4~6週間の発酵、穏やかな圧搾、土着酵母、マロラクティック発酵、フレンチ・タランソー・オーク樽で18ヶ月熟成。無濾過。

DOMAINE GUILLAMAN 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Gros Manseng 2023

 

ドゥミ・セック。

感想

予想外に清涼感があり、リッチさが前面に出ておらず、非常に深みがありつつ、上品で親しみやすい!

優しい柑橘類、白桃、アーモンドなどの香り。

口に含むと、フルーツコンポートのようなほのかに甘さがあり、コンポートに漬け込んだ様々なフルーティさも美味しい!

非常に上品な味わい。

非常に好みな白ワインです!

 

ワイン名 Gros Manseng 2023
生産者 DOMAINE GUILLAMAN
生産地 フランス>シュッド・ウェスト>ガスコーニュ・バスク地区>ガスコーニュ
ブドウ品種 グロマンサン100%
原産地呼称等 IGP.コート・ド・ガスコーニュ
その他 フレッシュで香り豊かな 「ドゥミ・セック 」は、そのままで、あるいはグリーントマトのタルト・タタン、マンゴー風味の鴨のエフィロシェ、ラベンダー風味のレモンとポピーのケーキなどと一緒に楽しめる。

・HVE認定レベル3

・土壌タイプ:粘土石灰質

・醸造/熟成:夜間収穫、フル・スキン・コンタクト・マセラシオン、不活性ガスによる圧搾、低温発酵、上質な澱で熟成、瓶詰めまで6℃で保存。

DOMAINE GUILLAMAN 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Frisson d’Automne 2023

 

ブドウの水分が少し無くなる遅い時期に収穫し、凝縮させる。

その凝縮したブドウで、ワインを造る。

なお、貴腐菌等のカビはない。

感想

バニラ、洋梨、柑橘類系等、全体では甘やかな香り。

口に含むと、甘過ぎない、上品な清涼感のある甘味。

フルーツコンポート、少し煮詰めた柑橘類などフルーティさとしっかりとした甘味の共演を楽しめる。

貴腐ワインのような特徴がなく、また、甘味はそこまで強くなく、フレッシュ感も少し残るフルーティさと共に、しっかりとした甘味を上品に楽しめます。

非常に美味しい!

 

ワイン名 Frisson d’Automne 2023
生産者 DOMAINE GUILLAMAN
生産地 フランス>フランス>シュッド・ウェスト>ガスコーニュ・バスク地区>ガスコーニュ
ブドウ品種 グロマンサン60%、プティマンサン40%
原産地呼称等 IGP.コート・ド・ガスコーニュ
その他 グロ・マンサンのアロマとプティ・マンサンの複雑さのバランスが完璧で、そのままでも、あるいはクリーミーなキノコのリゾット、ロックフォール・チーズのタルティーヌ、オッソー・イラティ、桃とバーベナのタルトなど、料理とワインの組み合わせでも楽しめる。

・HVE認定レベル3

・土壌タイプ:粘土石灰質

・醸造/熟成:遅摘みの単一畑のブドウを使用。夜間収穫、フル・スキン・コンタクト・マセラシオン、不活性ガスによる圧搾、低温発酵、上質な澱で熟成、瓶詰めまで6℃で保存。

DOMAINE GUILLAMAN 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

Château de Belle Isle (ラングドック)

最近、特に美味しいラングドックのワイン、中でも素晴らしい赤ワインに出会うことが多くなりました。

今回訪問したブースは、ラングドックのコルビエールにある Château de Belle Isle もそんなシャトーの一つでした。

美しく、華やかなのに、しっかりとした味わいのロゼから始まり、赤ワインはIGP.ペイドック、AP.コルビエールの2種類、AP.コルビエール・ブートナックと飲み進めると、コース料理にペアリングしているような、連続性を持って、徐々に感動が高まり、最終的には完全な満足感を得られます。

最後の AP.コルビエール・ブートナックのChâteau de Belle Isle 2021 をテイスティングすると、「これはっ、まさに絶品ワイン!」となります。

樽の風味を絶妙にコントロールした、洗練された香りと味わいで、華やかでフルーティで、まろやかで、非常に素晴らしいワインでした。

というのも、素材や焼き加減などの異なる樽を6社から取り寄せ、それらを実際に試して、

樽の組合せを決めているということでした。

納得の樽使いの絶妙さですね!

 

Instagramのアカウント @chateau_de_belle_isle
企業・ワイナリー等ワイナリー公式サイト Château de Belle-Isle

 

下記は Château de Belle Isle のページより抜粋・引用しています。

Château de Belle Isle は75ヘクタールに及ぶ。ブドウの木は、砂利、小石、粘土石灰岩の段々に植えられている。

現在、ドメーヌの質的再編成に伴い、48ヘクタールが造成されている。このドメーヌはHVEレベル3の認証を受けており、2021年には有機栽培に転換する予定。

36ヘクタールがコルビエールとコルビエール・ブートナックのアペラシオンに、12ヘクタールがIGP.ペイ・ドックに割り当てられている。」

 

テイスティングしたワイン

1 Rosé de L’Isle 2022

2 Rouge de L’Isle 2022 

3 Marquise de Belle Isle 2022

4 Château de Belle Isle AOP Corbieres 2022

 Château de Belle Isle AOP Corbieres Boutenac 2021 

 

 

 

・Rosé de L’Isle 2022

 

感想

非常に美しいロゼ。

バラなどのフローラルな香りがして、上品に白桃や洋梨などフルーティさも感じる。

口に含むと、白桃や洋梨、レッドチェリー、赤系ベリーなどの味わい。

チャーミングなフルーティさと共に南国果実感もあり、意外にしっかりとした味わいです。

 

ワイン名 Rose de L’Isle 2022
生産者 Château de Belle Isle
生産地 フランス>ラングドック>コルビエール
ブドウ品種 カラドック、シラー、グルナッシュ・グリ&ノワール
原産地呼称等 IGPペイドック
その他 地中海の空の美しさにインスパイアされた、ロゼとアイランド・レッドの2種類のワイン。野バラのデリケートなピンクからバラのゴージャスな赤まで、その香りの深い黄昏の輝きの中で抱き合う。情熱的にペアリングする2つのワイン。

・熟成の可能性: 3年。

Château de Belle Isle 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Rouge de L’Isle 2022

 

感想

花々のフローラルさ、なめし皮や燻製などの香り。華やかさとボリューム感のある香りです。

口に含むと、ストロベリー、レッドベリー、ブラックベリーなどの華やかさと深みのある赤黒系ベリーが豊富に感じられる味わい。渋味も少しある。

 

ワイン名 Rouge de L’Isle 2022
生産者 Château de Belle Isle
生産地 フランス>ラングドック>コルビエール
ブドウ品種 カベルネ、マルスラン
原産地呼称等 IGPペイドック
その他 地中海の空の美しさからインスピレーションを得た 2 つのワイン、ロゼと島の赤。野バラの繊細なピンクからバラの華やかな赤、そして深みのある黄昏の輝きの中で抱き合います。彼らの香りの。情熱的にペアリングする2つのワイン。

Château de Belle Isle 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Marquise de Belle Isle 2022

 

感想

イキイキとしたルビーレッド。透明感もあり、美味しそう!

レッドカラント、赤系ベリー、プラム、花などの華やかさとやや軽めのフルーティな香り。

口に含むと、意外にもしっかりとしたボディ。重くはないが、軽くもなく、飲み応えがあり、ちょうど良い。

黒系ベリーやカシスなどのフレッシュ・フルーティな味わいです。

 

ワイン名 Marquise de Belle Isle 2022
生産者 Château de Belle Isle
生産地 フランス>ラングドック>コルビエール
ブドウ品種 グルナッシュ、カリニャン、シラー、ムールヴェードル
原産地呼称等 AC.コルビエール
その他 ニコラ・フーケの妻、マリー・マドレーヌ・ド・カスティーユに敬意を表したワイン。彼女なしではベル・アイルは存在せず、その美しさはシャルル・ル・ブランの有名な絵画「不動の愛」で不滅のものとなるでしょう。

Château de Belle Isle 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Château de Belle Isle AOP Corbieres 2022

 

ステンレスタンクで醸造。

感想

赤系・黒系果実に、燻製香やなめし皮、バニラが加わり、軽やかなフルーティさを感じる香りです。

口に含むと、柔らかな赤系・黒系ベリーに、少しバニラなどの味わい。タンニンも感じられるが、滑らかで、口当たりが良い。

美味しい!

 

ワイン名 Château de Belle Isle AOP Corbieres 2022
生産者 Château de Belle Isle
生産地 フランス>ラングドック>コルビエール
ブドウ品種 シラー55%、グルナッシュ35%、カリニャン10%
原産地呼称等 AC.コルビエール
その他 最適な熟度で収穫される。カリニャンは全房カルボニック・マセラシオンで醸造。シラーとグルナッシュは短い発酵前マセラシオンの後、伝統的な赤ワイン醸造を行う。

・熟成の可能性:10年から15年。

Château de Belle Isle 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・Château de Belle Isle AOP Corbieres Boutenac 2021

 

60%をフレンチオーク樽で6~8ヶ月、40%をステンレスタンクで醸造。

素材や焼き加減が異なる6社の樽メーカーから樽を取り寄せて、実際にテイスティングして試して、樽の組合せを考えている。

瓶詰め後、数カ月熟成、

感想

上品なバニラ、華やかに黒系ベリーや赤系ベリーの香り。香りを取った瞬間に、ハッとさせられるような素晴らしい香りです。

口に含むと、バニラ、クレームドカシス、華やかな黒系ベリー、シナモンなどのスパイスの味わい。

華やかでフルーティで、まろやかで、非常に素晴らしいワインです!

樽を使って、非常に綺麗に仕上げています。

超おすすめです!

 

ワイン名 Château de Belle Isle AOP Corbieres Boutenac 2021
生産者 Château de Belle Isle
生産地 フランス>ラングドック>コルビエール
ブドウ品種 グルナッシュ68%、カリニャン32%
原産地呼称等 AC.コルビエール・ブートナック
その他 カリニャンは最適な熟度で収穫され、全房カルボニック・マセラシオンで醸造される。グルナッシュは短い発酵前マセラシオンの後、伝統的な赤ワイン醸造を行う。

生産量の20%はフレンチオークの新樽で8ヶ月熟成させる。その後、バランスを取るためにブレンドされ、調和の取れたワインとなる。

カリニャンの宝石箱であるブートナックのテロワールは、この有名な品種を偉大なブドウ品種の仲間入りをさせ、力強さとエレガンスの輝きを見せている。

Château de Belle Isle 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

Cave de Sancerre(ロワール)

訪問したロワールのブースは、カーヴ・ド・サンセールです。

ロワール地方のサントル・ニヴェルネ地区にあるサンセールの共同組合です。

AC.サンセールばかり、下記の白3種、赤1種を試飲しました。

白ワインは全てソーヴィニヨンブランですが、ステンレスタンクのみのもの、1/4だけ18ヶ月樽熟成のもの、ビオロジック栽培のものと三種三様のワインでした。

ちなみに、上記樽熟成を1/4だけアッサンブラージュしたワインは絶妙のバランスで、非常に素晴らしいです!

白ワイン全体としては、スッキリとしたワインというようりは、爽やかさとふくよかさが調和した印象で、華やかで上品な印象でした。

ピノノワールは赤系ベリーやプラムなどの新鮮なフルーツがたっぷりと入った、親しみやすいピノノワールです。樽は使っていないようですが、意外にもタンニンを感じてボディはしっかりとしていました。

いずれも個性があり、「さすがAC.サンセール!」という、美味しいワイン達でした!

 

Instagramのアカウント @cave_de_sancerre
企業・ワイナリー等の公式サイト https://www.vins-sancerre.com/

https://www.vins-sancerre-boutique.com/

『Tastin’FRANCE JAPAN 2024』のワイナリー紹介ページ こちら

 

下記は Cave de Sancerre 公式サイトのページより抜粋・引用しています。

「1963 年の設立以来、サンセールワイン協同組合は継続的な成長を遂げ、この地域の真の機関となりました。地元のワイン生産者を集め、その生産を促進することを目的として設立されました。

ワイン生産者の組合は、卓越性、情熱、環境への敬意という価値観を尊重することに重点を置いています。協同組合の各メンバーはこれらの価値観を共有し、ワイン生産のあらゆる段階で実践するよう努めています。

ワインの販売を含む醸造から瓶詰めに至るまで、協同組合は各プロセスが最も厳格な基準に従って注意深く実行されることを保証します。」

 

テイスティングしたワイン

1 SANCERRE BLANC L’ETINCELLE 2023

2 SANCERRE BIO 2022

3 SANCERRE LES GRANGES BRULEES 2021

4 SANCERRE ROUGE L’ETINCELLE 2022

 

 

・SANCERRE BLANC L’ETINCELLE 2023

 

感想

ソーヴィニヨンブランらしい爽やかな柑橘類やハーブに、洋梨などの香り。

口に含むと、洋梨、南国果実、緑の柑橘類などの味わいで、サッパリさよりは、むしろ丸みのあるほっこりとした味わいで、ふくよかさもイメージするような美味しさです。

 

ワイン名 SANCERRE BLANC L’ETINCELLE 2023
生産者 Cave de Sancerre
生産地 フランス>ロワール>サントル・ニヴェルネ地区>サンセール
ブドウ品種 ソーヴィニヨンブラン
原産地呼称等 AC.サンセール
その他 花の香りと黄色い果肉の果実。このヴィンテージに特有の柑橘類の香りとともに、口に含むと美しい新鮮さが現れます。このサンセールの特徴を際立たせるフィネスを備えたワインです。

・HVE認定

Cave de Sancerre 公式ページから2022vtの情報を引用こちら

 

 

 

・SANCERRE BLANC BIO 2022

エチケットの写真はピンボケさせてしまい没に。

 

石がゴロゴロと転がっているような畑で、土壌は石灰質が中心です。

ビオロジックで栽培している。

感想

豊富なフルーティさと共に、フローラルさもあり、華やかで上品な香りです。深みがあり、奥行きも感じます。

口に含むと、爽やかなフルーティさや、ふくよかなフルーティさを感じ、ほのかにバニラや蜂蜜などの味わい。

スッキリめの印象ですが、奥行きもあり、そして、上品な味わいです。

 

ワイン名 SANCERRE BLANC BIO 2022
生産者 Cave de Sancerre
生産地 フランス>ロワール>サントル・ニヴェルネ地区>サンセール
ブドウ品種 ソーヴィニヨンブラン
原産地呼称等 ACサンセール
その他 白い花と白い果実のフレッシュな香り。口に含むと同じノートがあり、美しいミネラル感が感じられます。
典型的なサンセールのヴィンテージ。食前酒として最適なこのワインは、魚のソース漬けや貝類にもよく合います。・AB認証。Cave de Sancerre 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

・SANCERRE LES GRANGES BRULEES 2021

エチケットの写真はピンボケさせてしまい没に。

 

3/4はステンレスタンクで、1/4は樽で18ヶ月熟成させている。

感想

上品なバニラ、蜂蜜、優しい白い花などを感じる、コクや爽やかさもあるフルーティな香り。

口に含むと、柑橘類と洋梨、南国果実などのフルーティさが、上品なバランスになっていて、華やかさやエレガンスを感じる味わいです。

奥行きも感じ、樽熟成のアッサンブラージュが絶妙で、非常に樽が綺麗に反映されています。

 

ワイン名 SANCERRE LES GRANGES BRULEES 2021
生産者 Cave de Sancerre
生産地 フランス>ロワール>サントル・ニヴェルネ地区>サンセール
ブドウ品種 ソーヴィニヨンブラン
原産地呼称等 ACサンセール
その他 Business France Marketplace.fr のWEBページに掲載有⇒こちち

 

 

 

・SANCERRE ROUGE L’ETINCELLE 2022

 

ステンレスタンクを使用。

感想

透明感のある、非常に明るい、美しいルビー色。

ストロベリー、バラの花などの香りに、美味しそうなジャムの香りが少し加わる。

口に含むと、ストロベリーなどのチャーミングな赤系ベリーやプラムなどの、新鮮なフルーツがたっぷりと入った、親しみやすいピノノワールです。

透明感のある美しい色をしていますが、タンニンを少し感じ、少し渋味も感じる、しっかりとしたボディです。

 

ワイン名 SANCERRE ROUGE L’ETINCELLE 2022
生産者 Cave de Sancerre
生産地 フランス>ロワール>サントル・ニヴェルネ地区>サンセール
ブドウ品種 ピノノワール
原産地呼称等 ACサンセール
その他 フレッシュで繊細な香りは、ラズベリーの甘さとモレロチェリーの酸味を組み合わせています。

味わいはブラックカラントとモレロチェリーのフルーティーさとローストの香りのバランスが取れています。ピリッと優しいスパイシーな仕上がり。

・HVE認定

Cave de Sancerre 公式ページから引用⇒こちら

 

 

 

ABOUT ME
ワインの探究者ヴァンさん
◆実際に飲んだワイン、及び、料理とのペアリングを紹介。 ◆各ワインの情報を掲載:テイスティングコメント、ワイン名、生産者、生産地、ブドウ品種、栽培・醸造法、原産地呼称、輸入元、購入先、参考価格、合わせた料理など ◆ワインイベントやワインが美味しいお店などのレポートなども掲載 ◆X:日々のワインライフをtweet ◆instagram:ワイン、及び、料理とのペアリングをポスト。
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