今回はオーストラリア、南オーストラリア州のラングホーン・クリークという地区のカベルネソーヴィニヨンです。
2021vtですので、若いカベルネソーヴィニヨンですが、非常にバランスが良く、美味しいワインでした。
今回のワインは非常におすすめのワインです!
そんなワインの感想です。
目次
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨン2021
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンの情報は、輸入元、株式会社セレスタのグループ、かつ、入手先の柴田屋酒店から抜粋・引用しています。
カシスやブラックベリーの鮮やかな香りに、イラクサや土の香りが混じり、この産地と畑の典型的な品種の特徴がすぐに感じられます。
ラングホーン・クリークに期待される品種の特徴をすべて備えた、寛大で力強いカベルネ・ソーヴィニヨンです。
熟したブラックフルーツ、ほのかなオーク、しなやかなタンニン、美しいバランスのとれた酸が見事に調和しています。
【女性が選ぶサクラアワード2023ゴールド受賞】
スタッフ飲みコメント DAIJI SARUKAWA(Selesta)ソムリエ
メタラシリーズはフレンチオークを少しだけ使用しており、新樽使用率5%、12カ月熟成です。ブラザーズインアームズが誇るカベルネソーヴィニヨンの古木から造られており、香りや味わいにかなり複雑性や深みが感じられます。カベルネソーヴィニヨンの強さを楽しむ1本です。
詳しくはこちら(柴田屋酒店のページ)
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンの生産者:ブラザーズ・イン・アームズ
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンの生産者、ブラザーズ・イン・アームズの情報は、輸入元のグループ、かつ、入手先の柴田屋酒店から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(柴田屋酒店のページ)
ワイナリー5代目のガイ&リズ・アダムス夫妻によって運営されています。ワイナリーは、この地域で最も古いブドウ畑、さらには、家族所有の世界最古のカベルネ・ソーヴィニヨンを有しています。それらブドウと、最新鋭の設備、最高のオーク樽を使用して、バランスのとれた骨格のあるワインを造っています。
「可能な限り重力を利用してワインを移動させる」というビジョンのもと、ワイナリーを設計している。
24基8トンのユニークなツインタンクなどの発酵槽のポンプオーバーはコンピューターで管理されている。
発酵を終え、圧搾されたワインは、独自のリフティングタンクシステムに排出される。タンクはクレーンで十分に高く持ち上げられ、ポンプを使わずにワインを樽やタンクに移し替えることがでる。
これによりワインに取り込まれる酸素の量を減らし、酸化を遅らせられる。
環境に配慮したブドウ栽培を行うため、ブドウ園の周囲に生息している虫たちにブドウ畑の害虫を食べてもらう、総合的害虫管理システムを実践している。
農薬を使用することは基本的にない。
また、貴重な水資源は、ドリップ灌漑や、暖かい夏の間、蒸発を抑えるために中列に有機マルチングをすることで管理している。
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンの感想
赤色がかった明るい赤紫色。
透明感がありますが、カベルネソーヴィニヨンらしく、光にかざさないと透き通らない。
しかし、フレッシュさが伝わる透明感です。
フレッシュなブラックベリーやブルーベリー、チャーミングな赤系ベリー、スミレの花、少しコーヒーやローストした木、僅かに燻した香り。
フレッシュなフルーティさを感じる若いカベルネソーヴィニヨンの香りです。
「テラスのテーブルには、新鮮な黒系・赤系果実やスミレの花を添えたフルーツバスケットがある。
少し離れたところから、香ばしくコクのあるコーヒーの香りが漂ってくる。そして、ローストした木や燻製の香りも風に乗って漂ってくる。
コーヒーでも飲みながら、燻製やハムなどを造っているんだろうか…
(ジュルッ)」
香りを嗅いでいると、そんな風景が思い浮かんできます。
口に含むと、少し酸味があり、控えめな渋味、タンニンの上品な甘やかさを感じる。
タンニンが豊富で、一定の密度も感じますが、繊細で滑らかなタンニンのため、驚く程口当たりが良いです。タンニンが甘やかであることも影響しているかもしれません。
フレッシュなブラックベリーやブラックチェリー、レッドチェリーやプラム、黒系ベリーのジャム、バニラ、スパイスなどの味わい。
酸味もあるフレッシュな黒系ベリーやブラックチェリー、さらに黒系果実のジャムやバニラも合わさり、少し甘酸っぱさがあります。
酸味と甘やかさ、そして、果実味のバランスが絶妙で、非常に美味しい!
非常に若々しさを感じますが、酸っぱすぎず、甘すぎず、濃厚すぎず、軽すぎず、非常にバランスが良いカベルネソーヴィニヨンです!
今回のワインは、オーストラリアのメタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨン2021です。
若いカベルネソーヴィニヨンを見事なバランスで楽しませてくれます。
オーストラリアのカベルネソーヴィニヨンで、こういうワインは初めて飲みました。
ひょっとすると、他の地域を含めても、こういう絶妙なバランスのワインは初めてかもしれません。
だとすると、モダンなカベルネソーヴィニヨンよりも、更に先のカベルネソーヴィニヨンでしょうか?
ところで、樽比率は少ないので、樽の要素は軽く感じる程度なんだと思いますが、実際に飲むと、それなりに使っているような印象を受けます。
しかし、大きなウェートを樽が占めてはいないと感じます。樽の使い方も絶妙なバランスを生んでいるのかもしれません。
また、ブドウの樹は古樹とのことですので、旨味たっぷりのブドウが綺麗に出来ているのかもしれません。
酸味と甘やかさのバランスに優れた非常に美味しい、フレッシュなカベルネソーヴィニヨンです。
サクラアワード2023のゴールド受賞を受賞しているようですが、納得です。女性ももちろんですが、多くの方にも気に入られる濃い系の赤ワインだと思います。
価格は5280円~とそれなりにしますが、これは是非飲むべきワインだと思います。
非常におすすめのワインです!
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンに合わせた料理など
・大阪串盛り10本 / 串カツ田中
「串カツ牛3本、紅しょうが2本、玉ねぎ2本、レンコン3本」
・玉ねぎ:玉ねぎのジューシーな食感がいい。引き出された甘味とジューシーさが、ソースと合わせても負けずに、玉ねぎの美味しさを楽しめる。
ワンに合わせると、少し複雑さが出ますが、ソースの酸味にも合い、ワインのフルーティさも楽しめるので、いいペアリングです。
・レンコン:レンコンは歯応えと噛んだ時のレンコンの旨味が非常にいい!
ソースはあくまで脇役なのもいいですね。
ワインに合わせると、ワインもレンコンも異なる味わいになり、味わいが変わるものの意外にも美味しい。
それぞれの元々の味わいを楽しむならば、別々に口に含んだ方が楽しめます。
・串カツ牛:ソースを付けずにそのまま食べても美味しいけれど、ソースを少しつけるだけで、牛肉の旨味がより感じられるのが不思議。
やはり非常に美味しい。
ワインに合わせると、串カツの牛肉の旨味、ワインの黒系果実の美味しさや甘やかさをしっかりと楽しめます。
非常にいいペアリングです。
・紅しょうが:紅しょうがも美味しい!
ソースは添える程度で、紅生姜の味が優っている。
テンプラといい、紅しょうがは関西の定番ですね。
ワインと合わせると、紅しょうがが最終的に勝ってしまいますが、口に含んだ瞬間は予想外の美味しさがあり、ちょっと試して見るのは有りです。
・串カツ田中
「そのレシピは亡き父親から、弊社取締役田中洋江に伝えられ、東京の世田谷に1号店をOPENすることになりました。
OPENしたのが2008年12月。徐々にお客様が増え、次の夏には、営業開始前から行列が出来るようになりました。田中の味と大阪の文化を世界の方々に味わって頂きたいと串カツに命をかけて取り組んでいます。
田中の先代 田中勇吉も天国より喜び誇らしく見ている事と思います。 是非、田中の味をお楽しみください。」(公式ページより引用)
公式URL | https://kushi-tanaka.com/ |
店舗 | 大阪市内7店舗、北海道から沖縄まで全国展開 |
グルメサイト | 食べログ:こちら |
おすすめワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨンの基礎情報
・ワイン名:メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨン2021
・生産者:ブラザーズ・イン・アームズ
・生産地:オーストラリア>南オーストラリア州>ラングホーン・クリーク
・原産地呼称等:GI.ラングホーン・クリーク
・葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン100%
・気候や土壌: 地中海性気候。冷涼な気候で、冬は穏やかで涼しく、春は雨が多く、夏は乾燥する。夏はアレクサンドリナ湖から南半球の強い海洋性の影響で、午後に風が吹き、夜が涼しく、日中の暑さから解放する。
・栽培・醸造法等:虫に害虫を食べてもらう総合的害虫管理システムを実践し、農薬は基本的に不使用。重力を利用したワイン造りのための設備。独自のリフティングタンクシステムにより、ポンプを使わずにワインを樽やタンクに移し替え、酸素の取込を減少させている。フレンチオーク樽を少し使用。新樽使用率5%、12カ月熟成。
・評価:サクラアワード2023・ゴールド受賞
・インポーター:株式会社セレスタ (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):5280円~
・購入時期/抜栓時期:2023.03./2023.03.
・入手先:柴田屋酒店オンライン(公式ページはこちら、instagram:@shibataya_sake.online)
今回は柴田屋酒店からワインの提供をいただきました。
オーストラリアの赤ワイン関連のおすすめ記事
今回はブラザーズ・イン・アームズが造るオーストラリアワイン、メタラ・ホワイトラベル・カベルネソーヴィニヨン2021でした。
酸味と甘やかさのバランスに優れた、非常に美味しいカベルネソーヴィニヨンでした!
下記は同じくオーストラリア、南オーストラリア州の赤ワイン。ブドウ品種もシラーズですが、全く異なる個性があり、飲み比べも面白いと思います。
・アルファクルーシス・タイタン・シラーズ2020/チョーク・ヒル
非常に豊かな香りをまとい、濃厚な中にもフルーティさを感じさせてくれるワイン。オーストラリア、南オーストラリア州。4200円台。
カシス、ブラックチェリー、ブラックベリー、ブルーベリー、花々、サンダルウッド、ダークチョコレート、清涼感のあるスパイスなどの香り。
口に含むと、ややフレッシュなブラックベリーーやカシスのフルーティさと甘やかさ、そして、プラム、カカオ、ダークチョコレート、スパイスなどの味わい。
https://winelover-vinsan.com/red/aus-red/south-aus/alphacrucis-titan-shiraz20chalk-hill/