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テンプラニーリョで造るヴォルヴェール2014
生産者:ボデガス・ヴォルヴェール
スペインの原産地呼称DOラマンチャのヴォルヴェールです。実はこのワインも付き合いが長く10年以上だと思います。
初めて飲んだのは京都・木屋町にあるプラテロ(食べログ)※というスペイン料理のお店でした。ワイン・料理ともお勧めです。
10年以上の間、プラテロには何度も伺っていますが、その間に何度かヴォルヴェールをいただいています。
今回はWEBで購入し、家飲みです。
ちなみに、このワインは50年以上の古酒から作られ、フィンカ・ロス・フンカレス(29ヘクタール)という単一畑のブドウで造られています。
テンプラニーリョで造るヴォルヴェール ワインの感想
グラスに注ぐだけで立ち上がるフレッシュなカシスなどの黒系果実、上品な花の香り。口に含むと、酸味は控えめで、熟したブラックチェリー、ブルーべリーなどの黒系果実の味わいに加えて、甘味を感じる滑らかで豊富なタンニンがボディのボリューム感を演出しています。
テンプラニーニョの通常の私のイメージはミディアム・ボディですが、このワインはかなりタンニンが多く、フルボディに感じます。ある意味、濃厚なボルドー左岸のような印象でしたが、テンプラニーリョのためか、カベルネ・ソーヴィニョンとは全く異なり、上品で滑らかな舌触りと甘みのあるタンニンが上手くバランスを取って美味しいワインにしています。
私自身が昔と味覚も好みも変わっている可能性も高いのですが、昔はどちらかと言えば、ミディアム・ボディでエレガントなテンプラニーリョのイメージが強かったワインです。当時はテンプラニーリョを飲んだ経験がまだ少なかったためか、こんな美味しいテンプラニーリョもあるんだとびっくして、その後リピートが始まりました。最近飲んだ時はかなり濃厚で、上品な甘みを伴うフルボディの印象です。そういえば、エチケットが途中で変わったのが契機なのか、単なるヴィンテージによるものか、生産方法が変わったのか、古樹の力なのか、はたまた自分が変わったのか、そして今後はどこに向かうのか。ヴォルヴェールの新たな楽しみが増えました。もちろん今も美味しいワインです。
テンプラニーリョで造るヴォルヴェール ワインの基礎情報
1 生産地: スペイン >カスティーリャ・ラ・マンチャ州
2 葡萄品種:テンプラニーリョ100%
3 参考価格: 2000円位
4 ポイント:パーカー・ポイント92点
5 原産地呼称:DOラ・マンチャ
6 ショップのリンク
7 お店:プラテロ(食べログ)
「プラテロ」(京都・木屋町。スペイン料理)は10年以上通っています。その前までは一筋違いの先斗町で飲むことが多かったのですが、コスパが高い木屋町界隈でお店を探すにいたり、そして「プラテロ」に出会い、その後リピーターです。
ワインと料理のいずれも美味しく、一時期は京都に行く度に訪問していました。スペインの家庭料理なんでしょうか、料理の味付けがやさしく、しっかり素材の出汁も使い、丁寧に料理を作られていると素人ながらに感じます。
いつもスペインの赤ワインにいずれかの肉料理(ラムかビーフを良く頼みます)を合わせていただいていますが、いつも美味しくいただいています。パエリアも美味しいですよ。ちなみにパエリアは20から30分かかるので、初めに頼んだ方がいいですよ。
ワインについて
ワインは併設のショップで、お店の方と相談してボトルを見繕って持ち込みする形です。このワイン選びも楽しみの一つです。スペインワインは安くて美味しいものが充実しています。
・持ち込み料35%(最低500円)
なお、費用面は、ボトルワイン(3000円から4000円位のチョイスが多いです)と料理で2人8,000円前後位が多いです。席数が多くはありませんので、予約がお勧めです。
食べログ
プラテロ
ぐるなび
プラテロ
ホットペッパー
プラテロ
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