今回はボルドーのACマルゴー、クリュ・ブルジョワであるシャトー・ラトゥール・ド・モンのセカンドラベル、マルキ・ド・モン2010を抜栓しました。
10年超の間、熟成が進んだACマルゴーです。
熟成により複雑味が増したボルドー・ルージュは、非常に魅力的です。
今回も楽しみに抜栓しました。
そんなワインの感想です。
本ページはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010について
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010の情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
外観は凝縮感のあるダークガーネット。
フルーツのタルト、リコリスに杉など、煮詰めたチェリーのような果実香が前面に出た力強くも複雑な芳香が魅力的です。
口に含むと、驚くほど凝縮感のある果実味に続いて、活き活きとした酸とタンニンから成る、しなやかな骨格を感じることができます。
余韻にはバニラとトリュフの風味がほのかに残る官能的な1本です。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010の生産者:シャトー・ラトゥール・ド・モン
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010の生産者、シャトー・ラトゥール・ド・モンの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
シャトー・ラ・トゥール・ド・モンは1615年からの歴史を誇り、3世代に渡って同じ一族が所有しています。
ラ・トゥール・ド・モンは1990年代以降に様々な改革が開始。ワイナリーや貯蔵セラーの新設、サスティナブル(持続可能)な農法の採用などを行い、大きく品質が向上しました。
マルゴーのテロワールを表現したクラシックなワインは、力強さとエレガンスを兼ね備えており、長期熟成のポテンシャルを持っています。
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010の感想
抜栓1時間後からスタート。
全体にオレンジ色が見える。特に、エッジは美しいオレンジ色です。
中心部に近づくにつれ、ピンク色、赤色が加わっていく。
光にかざしても透き通らないですが、透き通りそうな程の薄っすらとした色になっています。
エレガントな花束、リキュール、火打ち石、西洋杉、腐葉土、鉱物、僅かにバニラやカシスなどの香り。
かなり熟成が進んでいて、エレガントな香りと少しツンとしたリキュールのような香りなどがある、全体ではかなり複雑な香りです。
口に含むと、繊細なタンニンと僅かな渋味、僅かに酸味と甘やかさ。
アルコール度数はかなり高めの印象ですが、ワインの涙はあまり見られない。
リコリス、クレームドカシス、ブラックベリー、腐葉土、控えめにバニラ、カカオやコーヒーなどの味わい。
フルーティさを楽しむピークは超えている印象ですが、香り・味わい共に非常に複雑で、香りにはエレガントな花束をイメージしたり、味わいには甘やかで、まろやかな味わいもあり、非常に魅惑的で美味しいです。
余韻は非常に長く、後半ほどカカオやコーヒーっぽさが感じられます。
タンニンは未だに感じられますが、極めて繊細で角がないので、骨格を作りながら、まろやかな味わいのワインになっています。
ワインの見た目の透明感からすると、実際の液体は一定の密度とボリューム感があります。
一定の熟成をしたボルドーは、やはり魅力的ですね。
美味しいです!
抜栓2日目、抜栓初日に感じたツンとした香りや味わいはほとんどなくなり、甘やかでまろやかな印象がより強くなっています。
抜栓初日よりも洗練された印象になり、非常に美味しいです。
抜栓から1時間置いておいてから飲み始めて、その後、時間をかけて飲んでいたのですが、まだ開ききっていなかったようです。
やぱりワインは抜栓直後よりも、充分に時間をおいてからの方がいいですね!
今回はボルドーのACマルゴーであるシャトー・ラトゥール・ド・モンのセカンドラベル、マルキ・ド・モンを抜栓しました。
ヴィンテージは2010年で、ボルドーは一般的には秀逸な年です。
個人的にはボルドーは若い間に抜栓することが減り、ヴィンテージから少なくとも10年以上熟成させてから飲むことが多くなった気がします。
マルキ・ド・モン2010は2019年に購入していますので、購入時点で既に9年目ということですが、その後、2023年の抜栓まで、さらに約4年寝かせています。
久しぶりにACマルゴーを抜栓しましたが、花束をイメージする香りなどエレガントさもあるワインでした。
味わいにはメルロっぽさもよく出ている印象です。
いずれにしろ熟成13年目ということもあり、複雑な味わいや香りになっており、やはりACマルゴーはいいなぁと、しみじみと味わいました。
記事執筆時でも価格は3000円台~と、価格高騰中ですが、非常にお手頃です。
お手頃にACマルゴーを試すには、非常におすすめなワインです。
このワインは果実味を豊富に感じられる、若い時期に抜栓するのもおすすめです。
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010に合わせた料理など
・イベリコ チョリソースライス/購入先、UNCORK
「スペインの高級豚“イベリコ豚”を原料に使用したワンランク上のチョリソー。イベリコ豚ならではの、パンチのきいた肉の味わいがクセになります。赤い色をしておりますが、見た目と反して辛くなく、辛い物が苦手な方やお子様でも召し上がっていただけます。」(UNCORK公式ページから抜粋・引用。こちら)
しっかりとした味付けのやや濃厚なチョリソです。
美味しい!
ワインに合わせると、ワインは全く負けることなく、チョリソを取り込んでいます。
甘やかでまろやかなワインの風味が美味しい!
その背後で、チョリソの味わいが感じられます。
味わいの強めのチョリソにはしっかりとしたワインが合うかな?と想像してましたが、良いペアリングでした。
UNCORKについて
UNCORKは世界22か国からワインを輸入している、株式会社モトックスが運営しています。
モトックスは1915年の創業から培ってきた目利きを活かし、世界の様々な地域、多種多様なブドウ品種、拘りの造り手、その個性が光る美味しいワインをお届けしています。
ショップの名前であるUNCORK(アンコルク)は 「コルク栓を抜く」 という意味です。
当店ではワインは販売しておりませんが、ソムリエでもある私たちがワインの仕入れで培ってきた目利きを活かし、 思わずワインを開けたくなるような美味しい食べ物や、ワイングッズなどを取り揃えています。
UNCORK公式ページより抜粋・引用。こちら
魅惑的なACマルゴーのボルドーワイン、マルキ・ド・モン2010の基礎情報
・ワイン名:シャトー・マルキ・ド・モン2010
・生産者:シャトー・ラトゥール・ド・モン(のセカンド)
・生産地:フランス>ボルドー>マルゴー
・原産地呼称等:ACマルゴー。クリュ・ブルジョワ。
・葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン50%、メルロ45%、プティヴェルド5%
・気候や土壌:砂利と粘土質石灰の土壌
・栽培・醸造法等:平均樹齢約32年。パーセルマネージメント。環境価値重視(HEV)の認証取得。手摘み。丁寧に選果。ステンレスタンクで発酵。ブレンドして、フレンチオークで12ヵ月間熟成。
・評価・受賞等:パーカーポイント87点(2010vtのファーストラベル)
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・購入時期/抜栓時期:2019.12./2023.03.
・購入先:エノテカ大阪店(エノテカオンライン公式ページはこちら)
エノテカ大阪店で当時25%割引で、3300円で購入。
ACマルゴーのボルドーワイン関連のおすすめ記事
今回はボルドーのACマルゴー、クリュ・ブルジョワであるシャトー・ラトゥール・ド・モンのセカンドラベル、マルキ・ド・モン2010を抜栓しました。
3000円台とお値打ちなボルドー・ルージュですが、やはり熟成が進んだボルドーは、複雑さを身に付けていて、魅惑的なボルドー・ルージュになっていました。
美味しかったです。
下記は同じくACマルゴーの格付3級のファーストラベルです。
・シャトー・ジスクール1996
フランス、ボルドーのACマルゴー、メドック格付3級シャトー。7000円台~。
程良く熟したカシスなどの黒系果実、薔薇など花々がエレガントに香り、やや熟成によるタバコの香りがあり、複雑にしている。
この香りは非常に芳しく素晴らしい。何度も嗅いでいたくなる香りで、グラスを鼻に近づけては飲まずに離しをからは返してしまいます。
口に含むと、20年以上経過しているにもかかわらず、酸味はしっかりしていて若々しい。
程よく熟した黒系果実を思い浮かべる味わい。
タンニンは控えめで、滑らかでやや透明感のあるエレガントな味わい。
・アルタ・エゴ・ド・パルメ2011/シャトー・パルメ
フランス、ボルドーのACマルゴー。メドック格付け3級のシャトー・パルメのセカンド。15,000円位~。
香りは熟したブラックベリー、カシス、西洋杉、土っぽさ。複雑で多様。うーんと唸らせるような素晴らしい香り。
口に含むと、程よく熟した黒系果実、酸味と旨味、果実味は豊富でぎっしり。凝縮感が凄い。タンニンはまだ豊富に感じる。