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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。

ポイヤック(赤)

シャトー・ラトゥールのサード、ポイヤック・ド・ラトゥール’12

今回は2018年に購入して、約6年間セラーで熟成させていたワインです。

シャトー・ラトゥールのサードワイン、ポイヤック・ド・ラトゥール2012です。

サードワインとは思えない、素晴らしいワインでした。

さすがラトゥールと思わせる、そんな1本です。

そんなワインの感想です。

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シャトー・ラトゥールのサード、ポイヤック・ド・ラトゥール2012

シャトー・ラトゥールのサードワイン、ポイヤック・ド・ラトゥール2012の情報は、購入先兼輸入元のエノテカの公式ページから抜粋・引用しています。

2012vt

外観は深みのある洗練されたルビーレッド色の色調。

グラスに注ぐと、熟したカシスやブルーベリー、チェリーを思わせる赤・黒系果実のアロマがしっかりと香り立ちます。

口当たりはシルクのように滑らかな質感で、ジューシーな果実味と繊細なミネラル、円みを帯びた柔らかなタンニンとの見事なバランス。

余韻は長く、ファーストのシャトー・ラトゥールを彷彿とさせる甘美で濃厚な果実の風味が後味まで堪能できる仕上がりです。

詳しくはこちら(エノテカオンラインの公式ページ)

 

 

ポイヤック・ド・ラトゥール2012を造るシャトー・ラトゥール

ポイヤック・ド・ラトゥール2012を造る、シャトー・ラトゥールの情報は、購入先兼輸入元のエノテカ公式ページから抜粋・引用しています。

詳しくはこちら(エノテカオンラインの公式ページ)

シャトー・ラトゥールの所有する3つの畑は、ポイヤック村の南部、サン・ジュリアン村の境目、ジロンド河沿いに位置。水捌けの良い「粘土質砂礫土壌」、よりきめ細かい「礫質土壌」、メルロに適した「泥灰粘土土壌」という3つの要素で構成されています。

3つの畑で栽培されている80万本ものブドウ樹は、区画や畝ごとではなくブドウ樹1本単位で管理。あえて植密度を高くしブドウ樹の生命力を高めているのです。また、1つの区画に様々な樹齢のブドウが混在しているのも特徴で、中には100年を超える古樹もありますが、常に若樹を育成し植え替えを行っています。

醸造に関しては、伝統的な製法とのバランスを慎重に見極めながら最新の技術も取り入れています。収穫されたブドウは、熟練した職人の手によって粒単位で選果された後、速やかに醸造用タンクに移動。細かな区画毎に選別され、すべて別々のタンクで醸造します。

温度管理の下3週間醸し、果実の要素を充分に抽出。その後、果皮や種などを取り出し、別のタンクに移し1ヵ月ほど二次発酵を実施。

そして冬を迎えるとテイスティングを行いブレンドを決定、樽熟成に入ります。 ファーストラベルの新樽率は100%。最初の数ヵ月は、ワインが自然と呼吸ができるようガラス製の栓がされた状態で熟成し、その後樽を密封した状態で更に10~13ヵ月熟成。清澄、澱引き作業を経てワインが完成します。

瓶詰前には全ての樽のワインを均一化するため、瓶にワインを詰める前に、醸造庫にて複数の樽詰めワインをふたたび混ぜ合わせ、完全同一品質のワインに整えた後にボトリング。

 

 

シャトー・ラトゥールのサード、ポイヤック・ド・ラトゥール’12の感想

中心部も辛うじて透き通る、エッジにはレンガ色が見える、ルビーレッド。

 

熟れたブラックチェリーやブルーベリー、少しクレームドカシス、西洋杉、白胡椒・黒胡椒やクローヴ、シナモン、バニラ、土、カシスリキュール、トリュフ、御香、少しプラムやラズベリー、ローストしたオーク、モカ、クラッシュドロックなどの香り。

スワリングしていると、妖艶な香りが溢れてきます。

甘やかで、エレガントな印象です。

果実は熟れた印象の黒系が中心で、さらに、西洋杉や砕いた岩、様々なスパイス、土っぽさやキノコ、そして、御香の香りなどが一体となり、非常に複雑でいて、かつ、芳しく、素晴らしい香りです。

さらには赤系果実も感じられます。

熟成による芳醇さと複雑さと、フルーティさも残っていて、いいタイミングの抜栓だったと思います。

さすがメドック格付1級シャトーのサードワイン、素晴らしい芳しき香りです。

 

口に含むと、上品な甘やかさ、僅かな酸味と渋味を感じる。

しっかりと詰まった密度のあるボディです。

それでいて、タンニンは驚くほど繊細で、溶け込んでいる部分も多くあり、口当たりは非常に滑らかです。

シルキーと言えそうなレベルです。

熟したカシスやブラックチェリー、ブラックベリー、リコリス、少しクレームドカシス、少しモカやダークチョコレート、土、ややフレッシュな赤系ベリーなどの味わい。

余韻も非常に長く、熟れた果実味、モカ、ミネラル感などが長く感じられます。

やはり美味しい!

熟れた黒系果実の複雑で芳醇なイメージが中心ですが、少しフレッシュ感のある赤系果実のフルーティさも感じます。

密度のあるボディ、滑らかな舌触り、上品な甘やかさ、しっとりと感じる熟れたフルーティさ、芳醇さ、コク、まろやかさ、ミネラル感などなど、一口含んだだけで、様々な要素が感じられます。

口に含んだ直後からフィニッシュに至るまで、常に恍惚感に包まれます。

これでサードワインとは驚きです。

素晴らしいの一言に尽きます!

 

今回は、シャトー・ラトゥールのサードワイン、ポイヤック・ド・ラトゥール2012を抜栓しました。

今回は、2012vtを2024年に抜栓した際のレポートです。

さらに熟成させても面白そうですが、一定の熟成感とフルーティさを残した、今が飲み頃の1つだったことは間違いないと感じました。

それにしてもこれでサードワインとは、本当に驚きです。

それだけに価格も相応で、記事執筆時の最新ヴィンテージである2019年で、16,000円台~です。

たたサードワインではなく、ボルドーの優れた1シャトーの価格と思って飲んでも納得の美味しさですし、ファースト・セカンド共に非常に高価なシャトー・ラトゥールのサードワインだと考えても納得の価格だと思います。

ファーストもセカンドも手が出せない価格になっていますので、まずはサードワインで、その素晴らしさを感じるのもおすすめです。

やはりボルドーは偉大な銘醸地ですね。

 

 

シャトー・ラトゥールのサード、ポイヤック・ド・ラトゥール’12の基礎情報

・ワイン名:ポイヤック・ド・ラトゥール2012

・ワイナリー:シャトー・ラトゥール

・ブドウ栽培地:フランス>ボルドー>メドック地区>ポイヤック

・原産地呼称等:ACポイヤック

・ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン

・栽培・醸造法等:ブドウの樹1本1本ごとの管理。ブドウは別々に収穫、醸造。熟成を経てブレンドの決定過程で、若樹のキュヴェや規定に満たないキュヴェをポイヤック・ド・ラトゥールに使用。

・インポーター:エノテカ

・参考価格(ネットショップ):16,000円台~

 

・入手時期/抜栓時期:2018.05./2024.11.

・入手先:エノテカオンライン(公式ページはこちらInstagram:@enoteca_wine   )

エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、当時14,000円位で購入。

 

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おすすめのボルドー、ポイヤックの赤ワイン関連の記事

今回は、シャトー・ラトゥールのサードワイン、ポイヤック・ド・ラトゥール2012を抜栓しました。

口に含んだ直後からフィニッシュに至るまで、様々な味わいを感じる複雑さがあり、恍惚感に包まれるようなワインでした。

下記は同じくボルドー、ポイヤックの赤ワインです。

 

・レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル2010/シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン

複雑で芳醇な香りを持ち、充分な果実味と、熟成による複雑さやエレガントさを持つワイン!

フランス、ボルドー、ポイヤック。メドック2級格付のセカンドワイン。7000円台~。

トリュフ、ブラックチェリーやカシス、クレームドカシス、バニラ、カカオ、ローストした木、シナモンや白胡椒、少しカシスリキュールやレッドチェリー、御香などの香り。

口に含むと、やや熟したブラックベリーやブラックチェリー、カシス、クレームドカシス、バニラ、フルーツリキュール、スパイスなどの味わい。

メドック2級格付のセカンド レ・トゥーレル・ド・ロングヴィルレ・トゥーレル・ド・ロングヴィル2010/シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。複雑で芳醇な香りを持ち、充分な果実味と、熟成による複雑さやエレガントさを持つワイン! フランス、ボルドー、ポイヤック。メドック2級格付のセカンドワイン。7000円台~。トリュフ、ブラックチェリーやカシス、クレームドカシス、バニラ、カカオ、ローストした木、シナモンや白胡椒、少しカシスリキュールやレッドチェリー、御香などの香り。口に含むと、やや熟したブラックベリーやブラックチェリー、カシス、クレームドカシス、バニラ、フルーツリキュール、スパイスなどの味わい。...

 

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