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二コラ・ロシニョールのブルゴーニュ・ピノノワール2015
コメント:既にブルゴーニュにハマっいた私は、当たり年と聞いた2015のブルゴーニュを買い漁っていました。とは言え、価格高騰のブルゴーニュはお財布事情から、AOCブルゴーニュ(※)中心でしか買えてないですが、今数えるとなんと80本超買っていました。数本は飲みましたが、セラーでお休み中です。ゆっくり飲んでいきたいと思います。
そんな中で買った一本です。
ブルゴーニュの生産者二コラ・ロシニョール
購入先のエノテカの解説の抜粋・要約です。
エノテカオンライン「二コラ・ロシニョール」のページ
「ブルゴーニュの未来を担う醸造家としてその名を馳せるニコラ・ロシニョール。「ブルゴーニュの未来の10傑」に選出され、デキャンタ誌では一流生産者のアルマン・ルソーやコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエと並び、最高評価の5ツ星を獲得するトップ生産者です。ニコラ・ロシニョールでは30のアペラシオンを所有しており、各区画のテロワールの特徴を最大限に引き出せるようなワイン造りを行っています。畑では、ブドウのアロマや果実味を活かすため、ビオディナミのテクニックも取り入れながらドメーヌのスタイルに合ったブドウ栽培を実践。手摘みで収穫したブドウは、徹底的に選果された後100%除梗します。ブドウは2週間もの間10~15℃の低温浸漬を実施。その後天然酵母で自然な発酵を行い、無濾過でボトリングされます。こうして仕上がるワインは、テロワールを素直に生かした味わいが特徴。ブドウの華やかなアロマと旨みが溢れるエレガントな仕上がりです。」
AOCブルが美味しくて、ボーヌの村名も含めて合計9本購入していましたが、解説を真面目に読むと凄すぎるワイナリーですね。実績はもちろんのこと葡萄栽培、収穫、その後の醸造過程にお至るまでなんと手の込んだことをしているのかと感嘆の念を禁じえないですね。当然ですが、美味しいはずです。決して庶民には安くはない価格なのですが、この労力を考えるとお値打ちワインではないかと思えてきます。セラーインしているワインを飲むのがさらに楽しみになってきました。
二コラ・ロシニョールのブルゴーニュ・ワインの感想
チェリーなどの華やかな赤い果実に加え、芳しい花、土の香り。
口に含むと、エレガントな赤系果実の味わいがあり、複雑にスパイスなどが混ざり合っています。
繊細なワインの印象ではなく、しっかりとした厚みを感じますが、しかしエレガントでピュアな果実味を感じるワインです。
ほんとうに香りといい、味わいといい、うっとりする美味しいワインです。このワインを飲むときは、口に含まずにグラスをスワリングして、いつまでも香りを楽しんでいることがあります。
また、口に含んだ後は口中の余韻に浸り、最後に鼻腔に残る柔らかい香水のような香りを楽しむことができます。
時には朝起きた時も鼻腔に残っていることがあります。
これは本当に香りの粒子が残っているのか、記憶からそう思い込んでいるのかわからないのですが、香りの良いワインを飲むとよくそのようなことがあります。
このワインもその1つです。
シニョールのブルゴーニュ・ワインの基礎情報
1 生産地:ブルゴーニュ
2 葡萄品種:ピノノワール100%
3 参考価格:4000円台
4 抜栓時期:2017年8月
5 購入先:エノテカ
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3000円台~。抜栓直後から、華やかな薔薇の香り、そしてラズベリー、チェリーなどの赤いフレッシュな果実の香りが漂います。やや遅れてスパイスのニュアンスが続きます。味わいは、ピュアで、少し凝縮感のある赤い果実に満たされます。ジューシーな果実、柔らかい酸味、微かな甘味がうまくバランスを取り、さらに豊かな香りが美味しさを引き立てます。