今回はブルゴーニュ・ルージュとしては初めての生産者で、ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスです。
ブルゴーニュの価格高騰のため、4000円台で買える、新たなお気に入りのブルゴーニュの生産者を探していた時に、発見したドメーヌ・ルーです。
ACブルゴーニュですが、品質の高い、美味しいブルゴーニュ・ピノノワールです。
そんなワインの感想です。
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目次
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエール２０２０
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエール２０２０の情報は、購入先兼輸入元の輸入元から抜粋・引用しています。
2020vt
鮮やかな深紅色の色調。ラズベリーやブラックベリーと、熟したチェリーのアロマがグラスから漂います。味わいは生き生きとしてストラクチャーがあり、ふくよかな印象。豊かな果実味がしなやかな酸と溶け合います。タンニンもしっかりと感じられ、力強い風味が余韻にかけて持続。
このキュヴェに使用されるブドウが育つ区画の土壌は、粘土や泥灰土が入り混じる石灰質が主体で、斜面下方に広がっています。石や岩が多く、水はけの良い区画を選んでおり、サン・トーバンやエバティ、サヴィニー・レ・ボーヌやシャンボール・ミュジニーなどのブドウをブレンド。
栽培では、1haあたり10,000本のブドウ樹を密植しており、ギュイヨ方式で管理。収量は約45～50hl/haに留めているため、凝縮感のあるブドウが成熟します。
手摘みによる丁寧な収穫の後、醸造では、ステンレスタンクで発酵。30%をフレンチオークで10ヵ月間熟成させ、計14～16ヵ月間熟成させます。
詳しくはこちら（エノテカオンラインのページ）
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者：ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス
ブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエールの生産者、ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスの情報は、購入先兼輸入元のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら（エノテカオンラインのページ）
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスは、「サン・トーバン村最大の生産者」と称えられる、5世代に渡って続くブルゴーニュの老舗メゾン。サン・トーバン村の他、24もの村から100銘柄を超える多彩なラインナップのワインを生産しており、評論家や数々の有名レストランのソムリエを始めとしたワインのプロからの信頼も厚く寄せられている造り手です。
コンポストの活用やリサイクルを取り込んだ、オーガニックでサステナブルな農法を推進。順次切り替えを実施しています。
区画ごとにステンレスタンクやアンフォラなど最新の醸造技術を導入。
発酵中は今まで通り人為的な介入は抑制し、赤ワイン、白ワインはステンレスタンク、アンフォラ、もしくはオーク樽で6～24ヵ月間熟成。この際、樽の風味が強くワインに残らないように手掛けています。区画ごとに醸造されたワインは澱引きされ落ち着いた後、ブレンドされます。
ブドウの状態によって例年よりも長く熟成させたり、新樽を少量用いて熟成期間を短くしたりと、さらに緻密な調整を行っています。
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワールの感想
明るく、やや濃いめの透き通る紅色。
やや熟したラズベリーやストロベリー、ブラックベリー、シナモンなどのスパイス、ヨーグルトなどの香り。
落ち着きのある赤いベリーの甘やかな香りが漂う。
黒系ベリー、甘いスパイスやその他のスパイスが感じられ、全体では華やかだけど、落ち着きのある香りです。
僅かにヨーグルトのような甘酸っぱい香りも感じます。
口に含むと、少し渋味、少し酸味、甘味は感じない。タンニンは繊細だけれど、渋味として豊富に感じる。
ややフレッシュなブラックベリー、スパイス、控えめにモカ、僅かにクレームドカシスなどの味わい。
ブラックベリーをしっかりと感じ、控えめですがモカのイメージをよく感じます。
赤い果実のイメージは感じず、黒系果実の味わいです。
タンニンも豊富でボディは密度があり、しっかりしています。
滑らかな液体ですが、ボリューム感がある美味しいブルゴーニュ・ルージュです。
今回はドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエール２０２０を抜栓しました。
フレッシュな赤いベリーとは、真逆のしっかりとした黒系ベリーが美味しいブルゴーニュ・ルージュです。
黒系ベリーのフルーティさがあり、しっかりとした密度のある、飲み応えあるワインです。
非常に品質の高い美味しいワインですので、価格は3600円台~と納得です。
いや、現在のブルゴーニュの価格を考えると、非常にお値打ちと言えそうです。
若くして抜栓しても楽しめますが、５年ほど熟成させても楽しみなワインです。
黒系果実のしっかりしたブルゴーニュ好きの方に、おすすめしたいワインです。
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワールの基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエール２０２０
・生産者：ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス
・生産地：フランス＞ブルゴーニュ＞サン・トーバンやエバティ、サヴィニー・レ・ボーヌやシャンボール・ミュジニーなど。
・原産地呼称等：ACブルゴーニュ
・葡萄品種：ピノノワール
・気候や土壌：粘土や泥灰土が入り混じる石灰質が主体。
・栽培・醸造法等：1haあたり10,000本を密植。ギュイヨ方式。収量約45～50hl/ha。手摘み。ステンレスタンクで発酵。30%をフレンチオークで10ヵ月間熟成、計14～16ヵ月間熟成。
・インポーター：エノテカ
・参考価格（ネットショップ）：3000円台~
・購入時期/抜栓時期：2022.12./2023.04.
・購入先：エノテカオンライン（公式ページはこちら）
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今回はドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスのブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムートニエール２０２０を抜栓しました。
黒系ベリーのフルーティさがあり、しっかりとした密度のあるボディを持つワインでした。
下記は同じ価格帯のおすすめブルゴーニュ・ルージュです。
・ブルゴーニュ・ピノノワール２０１９/オリヴィエ・ルフレーヴ
非常に華やかで、透明感のある熟した赤系ベリーとスパイスを感じるブルゴーニュ。
3000円台~。
優しい甘やかな花、まろやかなストロベリーなどの赤系ベリー、爽やかなスパイスなどの香り。
口に含むと、熟したラズベリーやストロベリー、スパイス、ミネラル、そして僅かずつ、コーヒーやカカオ、黒系ベリー、甘味のないクレームドカシスなどの味わい。
・ブルゴーニュ・ピノノワール２０１８/ドメーヌ・ルシアン・ミュザール
カシスなどの黒系果実やシナモンなどが抜栓２時間程で、熟したフランボワーズや出汁のような風味に変わる非常に上質で美味しいワイン！
3000円位~
熟した赤い果実、ロースト香、出汁やきのこっぽさのある香り。
口に含むと、少し熟したフランボワーズなどの赤系果実や上品な出汁のような味わい。
