今回はワインセラーにたくさん所有しているルーデュモンのブルゴーニュ・ルージュの1本です。
2017年当時に2本購入したラドワ・ルージュの1本目を抜栓しました。
やはり素晴らしいワインでした!
滋味深さに加えて、意外にもまだまだ熟成しそうな、そんな果実味も感じるワインです。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014、果実味と滋味深さ
ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014の情報は、購入先のエノテカオンラインの公式ページから抜粋・引用しています。
2022vtについて
ワインには平均樹齢45年のブドウを使用し、天然酵母を使用して発酵。カヴァン社製ジュピーユ森産の新樽50%、セガン・モロー社製サントル森産の1~2回使用樽50%で18カ月間樽熟成させた後、ノンフィルターで瓶詰めされます。こうして造られるワインは、きめが細かく柔らかなタンニンと豊かな果実味が魅力の濃厚なスタイルです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインの公式ページ)
ラドワ・ルージュ2014を造るワイナリー:ルーデュモン
今回飲んだラドワ・ルージュ2014の造り手は、ブルゴーニュのルーデュモンです。
ブルゴーニュワインへの探究の道を私に開いてくれた大好きなルーデュモン。
日本人の仲田晃司氏が自分の手でワインを造ってみたいという夢を抱いて単身渡仏し、各地の醸造家のもとで修業の上、ついにはブルゴーニュでワイナリーを設立。そのワイナリーがルーデュモンです。
ネゴシアン(ブドウを買付し、醸造はワイナリーで行う)ものをリリースし、現在は自ら畑を所有してブドウ栽培から一貫したワイン造り(ドメーヌもの)もされています。
コミック「神の雫」に掲載された生産者でもあります。
そして、少し前にNHKの「仕事の流儀」でルーデュモンが紹介され、日本でさらに火が付いた感があります。そのNHKで放映された際のワイン造りへのこだわりぶりは同じ日本人として誇らしく思うほどでした。
また、有名な話となりましたが、ブルゴーニュの神様故アンリ・ジャイエ氏から薫陶を受けたことも素晴らしい生産者の証だと言えるのではないかと思います。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014、果実味と滋味深さの感想
エッジにはオレンジ色が見え、全体にもオレンジ色が加わるガーネット色。
非常に透明感があり、宝石のように美しく輝いている。
グラスに注いでいる時から芳醇な香りが溢れ出している。
熟した赤系ベリーのエキス、バラの花、出汁、控えめに清涼感のあるスパイスや白い花などの香り。
グラスに顔を近付けると、予想に反して、爽やかで清涼感のある香りで満たされています。
その中に、熟した果汁のエキスや出汁、そして、バラのようなエレガントさ、全体として、滋味深い香りがします。
なんとも言えない芳醇な香りです。
スワリングしていると、時間と共に、清涼感のある香りは収まり、バラやエキスのようなエレガントで、芳醇な香りに満たされます。
素晴らしい香りです!
口に含むと、少し酸味、僅かに渋味と甘やかさを感じる。
甘やかなストロベリーなどの赤系ベリー、ネーブル、レッドチェリー、熟した赤系ベリーのエキスや出汁、紫蘇、僅かに煮詰めた果実、ごく僅かにピーマンや緑のハーブなどの味わい。
少し酸味のある赤系ベリーの果実感や、ネーブルなどのオレンジ系の果実味もありつつ、熟した果汁エキスや出汁のような旨味も感じます。
また、緑のハーブやピーマンのような緑をイメージするハーブや野菜を僅かに感じます。
非常に瑞々しさがあり、同時に滋味深さも感じる、そんな味わい深いブルゴーニュ・ルージュです。
やはりルーデュモンのブルゴーニュは非常に美味しいです!
今回は、ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014を抜栓しました。
のルーデュモンのラドワ・ルージュ2015を以前抜栓して、2014vtの飲み頃を予想して、そろそろ飲もうと思って抜栓しました。
そして、グラスに注いだ2014vtの色や香りを見て、熟成して飲み頃か!と思いましたが、実際に飲んでみると、意外な結果でした。
もちろん一定の熟成も感じますが、どちらかと言えば、まだまだ若さや果実味も感じるワインでした。
約9年ですが、ラドワでもまだまだ熟成していきそうです。
もちろん若くても美味しく、抜栓時も美味しいです。
そして、今後もまだまだ楽しめそうです!
あと1本あるので、3~5年後に抜栓しようかと思います。
しかも、お値打ちなアペラシオンでもあります。
価格は上がり続けるブルゴーニュですが、そんな中でも、まだ価格控えめなラドワ・ルージュは狙い目と思います。
おすすめです。
ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014、果実味と滋味深さの基礎情報
・ワイン名:ラドワ・ルージュ2014
・ワイナリー:ルーデュモン( Instagram:@
maisonloudumont )
・ブドウ栽培地:フランス>ブルゴーニュ>コート・ド・ボーヌ>ラドワ
・原産地呼称等:ACラドワ
・ブドウ品種:ピノノワール
・栽培・醸造法等:平均樹齢45年。天然酵母。カヴァン社製ジュピーユ森産の新樽50%、セガン・モロー社製サントル森産の1~2回使用樽50%で18カ月間樽熟成。ノンフィルターで瓶詰め(2022vtの情報)
・インポーター:株式会社ヌーヴェルセレクション
・参考価格(ネットショップ):5000円台~
・入手時期/抜栓時期:2017.04/2023.10.
・入手先:エノテカオンライン(公式ページはこちら。Instagram:@enoteca_wine )
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、4000円台で購入。

ルーデュモンのブルゴーニュ・ルージュ関連のおすすめ記事
今回は、ルーデュモンのラドワ・ルージュ2014を抜栓しました。
エレガントで芳醇な香りが溢れ、赤系ベリーやオレンジ系の果実味、エキスや出汁のような旨味も感じるワインでした!
下記は同じくルーデュモンの、美味しいサヴィニ・レ・ボーヌ・ルージュです。
・サヴィニー・レ・ボーヌ・ルージュ2015/ルーデュモン
フランス、ブルゴーニュ。7000円台~。
熟れた甘いストロベリーなどの赤系ベリー、甘い花々、清涼感のあるスパイス、少しリキュール、森の下生えなどの香り。
口に含むと、熟しつつあるフランボワーズやストロベリーなどの赤系ベリーの少しの酸味と甘やかさ、滋味深い出汁などの複雑で、透明感のある味わい。
https://winelover-vinsan.com/wp-admin/post.php?post=22159&action=edit