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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。

トゥーレーヌ地区

デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエのエレガンス

今回は輸入元のテラヴェール直営のワイン見聞録で購入したワインセットに入っていた1本です。

ロワールのトゥーレーヌ地区のワインで、ガメイとピノノワールをアッサンブラージュするACシュヴルニです。

予想以上の素晴らしいエレガントなワインになっていて、薄旨口ワインファンとしては非常に美味しくいただきました。

そんなワインの感想です。

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デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエ2015

デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエの情報は、購入先のワイン見聞録が同封していた解説文から抜粋・引用しています。

砂質が強く粘土石灰質とシレゥクスが少し混じる土壌ご特徴的なのでピノノワールを植樹した。日照量も多いのでピノノワールが非常に良く熟すヴィヴィエ区画。野生酵母でステンレスタンク内で発酵。2年間ステンレスタンクで熟成してからアッサンブラージュ。

 

 

シュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエの生産者:デ・ユーアール

シュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエの生産者、デ・ユーアールの情報は、輸入元のテラヴェールから抜粋・引用しています。

詳しくはこちら(テラヴェールのページ)

デ・ウアー家は100年以上前から栽培し、1922 年より元詰めをしている。現在は7代目のミッシェル・ジャンドリエが当主。

RVF誌でAOCクール・シュヴルニィ唯一の星付き評価を獲得。

 

『ビオディナミは特別ではない。土、空気、水といった 自然の力を利用する。私達にとっては自然に寄り沿 いワインを造る唯一の農法』

彼等は1989年からビオディナミを導入。技術の進歩と共に人間が壊したエコシステムを元に戻すべきと考えている。

『ビオディナミの導入は、50年前のワイン造りに戻ることだった。植物の成長リズムを細かく観察し、それ に合わせて畑の手入れをするだけ』

複数のハーブを生やし生物多様性を保っている。必要な場合には500 番と501 番調剤を使う。 『畑のバランスが崩れたら、ハーブや調剤を少しだけ与える。あとは葡萄樹が自ら病気への耐性を強めてバランスを取り戻す』

 

 

デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエのエレガンスの感想

エッジにはオレンジ色が見え、全体では美しいガーネット色。

透明度が非常に高く、洗練された美しさを感じます。

思わず、美しいと美味しそうと言ってしまいそうになりました。

 

ややフレッシュなラズベリー、少し甘やかなストロベリー、バラの花、黒胡椒などのスパイス、僅かに緑の野菜などの香り。

様々な赤系ベリーがチャーミングさと上品さの両方をイメージさせてくれます。

フレッシュ・フルーティではありませんが、フレッシュ感も少し残るフルーティさによる若さと、熟したベリーの落ち着きの両方を感じます。

上品で、芳しい香りです!

 

口に含むと、控えめな酸味、僅かな甘味、極僅かな渋味を感じます。

渋味はほぼ無いに等しい状態です。

ややフレッシュなストロベリー、熟したラズベリー、熟した果実のエキス、スパイス、僅かに緑の野菜などの味わい。

香りとほぼ同じ印象の味わいです。

口に含んだ瞬間は、ややフレッシュな赤系ベリーのチャーミングさが現れ、そして、落ち着きのある熟した赤系ベリーによるエレガンスを感じ、さらに、余韻にかけては熟した果実のエキスの透明感と旨味を感じ、「うーん、美味しい!」と唸らせられます。

余韻では口に含んだ瞬間よりも、より洗練度の増したエレガンスでフィニッシュします!

また、余韻においても果実味は一定レベルで感じるので、決して熟成した出汁化したような味わいとは違います。

あくまでフルーティさを感じる熟成果汁エキスです。

ちなみに、フレッシュなベリー感はロワールのピノノワールでよく感じた味わいを少し落ち着けたような印象でした。

ロワールのガメイとピノノワールの組合せで、このような華やかな素晴らしいワインを飲んだのは初めてです。

透明感のある非常に美味しいワインです。

ガメイっぽさは全く感じません。

香りや味わいに僅かにピーマンなどの緑の野菜をイメージしたのが、少しガメイっぽいでしょうか。

いや、そもそも緑の野菜はピノノワールでも感じる時がよくあるので、恐らくガメイとは異なりますね。

見事なアッサンブラージュであり、素晴らしいワインでした!

 

今回はデ・ユウアールが造るシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエ2015を抜栓しました。

個人的には非常に好みの素晴らしいワインでした。

産地はフランスのロワール地方のトゥーレーヌ地区です。

そして、シュルヴニーというガメイとピノノワールを使うアペラシオンとのことです。

価格は2000円半ばと思われますが、残念ながら記事執筆時には楽天、Amazon、購入先のワイン見聞録、輸入元のテラヴェールにもこのワインは見当たりませんでした。

一時的なものなのか、輸入自体を終了したのか…。

今後は再販売を期待して、首を長ーくして待ちたいと思います。

 

 

ピノノワールおすすめワイン コスパの高い厳選5本を価格別に紹介ほぼ1000円、1000円台、2000円台の3つの価格帯で産地別に厳選した各5本のピノノワールのおすすめワインを紹介しています。長い時間の中で、数多く飲んできた美味しいワインの中から厳選しています。...

 

 

デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエのエレガンスに合わせた料理など

・直火焼きローストビーフ/いづつ屋

「厳選した牛肉の赤身肉のみを使用し、こだわりのスパイスで味付けしました。独自の直火焼き製法でじっくり丹念に炙ったローストビーフは、旨味が一気に凝縮され香ばしくジューシーな味に仕上がっております。」(いづつ屋の商品説明文から引用。いずつ屋のURL:https://www.tanba-izutsuya.com/ Instagramアカウント:@tanba_izutsuya

 

・まずは何もつけずに食べてみると、直火による表面の香ばしさと赤身肉の旨味、そして、予め使われた調味料による味わいで、一定の完成をしています。

何も付けなくても美味しく、柔らかい食感で、噛み締めるほどに旨味が楽しめます!

何も付けずにローストビーフをデ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエと合わせると、ワインの熟した赤系ベリーやエキスが前面に出て、ワインが非常に美味しい。

お肉も美味しくいただけますが、ワインがメインと言う印象になります。

強いて言えば、熟れた赤系ーベリーのソースと合わせたようなイメージですので、ローストビーフだけの方がよりお肉の旨味を楽しめます。

フレッシュベリーのソースのイメージだとまた異なったかもしれません。

 

ワサビと合わせると、ワサビの清涼感が全体をさっぱりとした味わいにしてくれ、これはこれで美味しいです。

お肉の旨味と清涼感も非常に合いますね。

ワサビを付けたローストビーフとワインを合わせると、ワインのフルーティさがややアップして、かつ、お肉の旨味やワサビの清涼感も感じられ、予想以上に良いペアリングになりました。

今回はワサビを付けたローストビーフとワインのペアリングが最も美味しく、次は海塩かなと言う印象でした。

でもマスタードも何も付けないローストビーフとのペアリングも美味しいですので、色々味わいを変化させながら、楽しむのがおすすめです。

 

マスタードを付けると、ワサビよりもにお肉の旨味とマスタードの味わいが共に表現され、お肉の美味しさをより楽しめます。

マスタードを付けたローストビーフをワインと合わせると、ワインが少し控えめになり、それに伴い、ローストビーフが前に出てくる印象です。

ペアリングとしての食べ物とワインとのバランスは良いと感じます。

マスタードの味わいがやや強めの印象です。

 

海塩を付けると、お肉の旨味が引き出された上、塩のミネラル感と旨味がくっきりと現れます。

やはり塩は美味しさを引き出してくれます。

ワインと海塩を付けたローストビーフを合わせると、やはりワインの出汁感とエキス感がメインで、ミネラル感や塩の旨味もよく感じられます。

また、ローストビーフの香ばしさもよく感じられます。

やっぱり良いペアリングですね!

 

今回のローストビーフは「京都・亀岡市|ふるさと納税【公式】」(Instagramアカウント:@kameokacity.furusatoがInstagram上で実施していたキャンペーンに当選していただいた亀岡牛ローストビーフです。

【ふるさと納税】直火焼きローストビーフ/いづつ屋
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デ・ユウアールのシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエのエレガンスの基礎情報

・ワイン名:シュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエ2015

・生産者:デ・ユウアール

・生産地:フランス>ロワール>トゥーレーヌ地区>シュヴルニー>ヴィヴィエ区画

・原産地呼称等:ACシュヴルニー

・葡萄品種:ピノノワール70%、ガメイ30%

・気候や土壌:日照量が多い。砂質が強く粘土石灰質とシレゥクスが少し混じる土壌。

・栽培・醸造法等:ビオディナミ(Biodyvin認証取得)。オーガニック(ユーロリーフ認証取得)。ベルトコンベアで直接タンクに入れ、優しくプレス。野生酵母。ステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵後、2年間ステンレスタンクで熟成。

・インポーター:テラヴェール株式会社(公式ページはこちら

・参考価格(ネットショップ):2000円台~

・購入時期/抜栓時期:2023.02./2023.10.

・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら

ワインセットに入っていた1本。

※インポーターのテラヴェールの直営オンラインショップ。

 

 

ピノノワールとガメイのアッサンブラージュのワイン関連の記事

今回はデ・ユウアールが造るシュヴルニィ・ルージュ・ヴィヴィエ2015を抜栓しました。

フィニッシュに近づく程、エレガンスが増していく、華やかなワインでした。

下記は同じくピノノワールとガメイのアッサンブラージュで造る、ブルゴーニュのワインです!

 

・コトー・ブルギニョン2017/メゾン・ルロワ

フランス、ブルゴーニュ。5000円台前半~。

ナッツ類、黒系果実、煮詰めたストロベリー、爽やかなスパイスの香り。

口に含むと、煮詰めた黒系ベリーの果実、熟した赤い果実、煮詰めたストロベリー、フレッシュなストロベリーなどの赤系ベリーの果実の甘酢っぱさ。

ルロワのワイン ガメイを感じる濃厚なコトーブルギニョンコトー・ブルギニョン2017/メゾン・ルロワ。フランス、ブルゴーニュ。5000円台前半~。ナッツ類、黒系果実、煮詰めたストロベリー、爽やかなスパイスの香り。口に含むと、煮詰めた黒系ベリーの果実、熟した赤い果実、煮詰めたストロベリー、フレッシュなストロベリーなどの赤系ベリーの果実の甘酢っぱさ。...

 

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ワインの探究者ヴァンさん
◆実際に飲んだワイン、及び、料理とのペアリングを紹介。 ◆各ワインの情報を掲載:テイスティングコメント、ワイン名、生産者、生産地、ブドウ品種、栽培・醸造法、原産地呼称、輸入元、購入先、参考価格、合わせた料理など ◆ワインイベントやワインが美味しいお店などのレポートなども掲載 ◆Twitter:日々のワインライフをtweet ◆instagram:ワイン、及び、料理とのペアリングをポストワインセラーのストックは約400本。
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