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スカヴィーノのランゲ・ネッビオーロ2015
いつかはパオロ・スカヴィーノのバローロを飲んでみたいものです。価格が高く中々手がでないので、原産地呼称DOCクラスのランゲ・ネッビオーロをまずはテイスティング!
憧れのスカヴィーノはどうか?
ランゲ・ネッビオーロの生産者のパオロ・スカヴィーノについて
生産者の情報は購入先のエノテカさんのページから抜粋・要約しています。
1921年にカスティリオーネ・ファレット村に設立されたバローロの名門。
1978年に単一畑の「ブリック・デル・フィアスク」をリリース。当時畑のブレンドが当たり前だったバローロでは非常に珍しい試みであったこのワインは評判を呼び、瞬く間に完売した。
革新的な取り組みを行い、パオロ・スカヴィーノはモダンバローロの旗手と目されるようになった。また、ブドウ本来の純粋な果実味を繊細に抽出するために、他の生産者に先駆けてロータリーファーメンター(回転式発酵槽)を一早く導入。同時にバリックを使用することで熟成期間を約1年に短縮。これらの革新的手法により、これまでのバローロにはない、若いうちから楽しめ、しかも長期熟成も可能な新しいバローロを生み出すことに成功し、この革新的なワインは米国市場で爆発的なヒットを納める。
パオロ・スカヴィーノは「ロータリーファーメンターの伝道師」として大きな影響を与えただけでなく、バローロに新時代をもたらした伝説的な存在といえる。
スカヴィーノのランゲ・ネッビオーロ ワインの感想

初めのアタックはバラのような花の香り、そして赤系果実、スパイスが香ってきます。口に含むと、ジューシーな果実の雰囲気と、複雑さがあり、奥深さを感じます。タンニンはソフトですが、しっかりと感じ、少し若さもあるのかもしれない。
やはり美味しいですね。購入先のコメントでは黒系果実の香りになっていますが、私は華やかで赤い果実の印象でした。味わいとしてはブラックベリーなどの黒系果実とかは理解できます(デキャンティング・ボアラーでティスティング)
スカヴィーノのランゲ・ネッビオーロ ワインの基礎情報
1 生産地:イタリア > ピエモンテ州
2 ヴィンテージ:2015
3 生産者:パオロ・スカヴィーノ
4 葡萄品種:ネッビオーロ100%
5 参考価格:4500円位
6 ポイント:ワインアドヴォケイト誌92点
7 購入先:エノテカ
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参考(デキャンティング・ポアラー他)
若くて固いワインは空気に触れさせると酸化して開いてきて、本来の香り・味わいを発揮します。デキャンティング・ボアラーは、空気とワインを混ぜて開かせてくれます。一人で飲むときは、でかいデキャンタを出すのが億劫なので、ボアラーをたまに使うか、ゆっくり時間をかけて開かせて飲むようにしています。
ちなみに私はプジョーのデキャンタを使っています。デキャンタを買う際にはグランブーケ付きを買うといいと思います(呼び方はいろいろありますが、デキャンタにうまく注ぐための道具です)。ワインをボトルからデキャンタに注ぐとき、失敗すると泡立ってしまいます。ワインが壊れてしまう可能性が高くなるので避けたいところです。フェンネルをデキャンタにセットして注ぐと上手く泡立たず、しかもエレガントにデキャンタにワンレッドが流れ込みます。絵になるので、記念日に良いワインとデキャンタでサーブするのも喜ばれると思います。
・ワイン関連のおすすめグッズについては、下記記事もご参照ください。

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