今回はランボルギーニワインのInstagramプレゼントキャンペーンに当選していただいたワインです。
イタリアのウンブリア州のワインで、ブドウ品種はサンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、メルローです。
ランボルギーニワイン自体は初めてですし、そもそもウンブリア州のロッソも数える程しか飲んだことがないので、7000円超の高価なウンブリア州のロッソを飲んで、また一つ素晴らしいワインの経験を増やせそうです。
そんなワインの感想です。
目次
ランボルギーニワインの絶妙なバランスのチェンタンニ・ロッソ2015
生産者:テヌータ・ランボルギーニ
ランボルギーニワインの創立者故フェルッチオ・ランボルギーニ氏の生誕100年を記念してリリースされたワインです。同氏はスーパーカーのランボルギーニの創業者でもあります。
ランボルギーニワインでは高級なスパークリングワインがリリースされていることは知っていましたが、ロッソやビアンコがあることを初めて知りました。
プレゼントキャンペーンによって非常に良い機会をいただくことができました。
ランボルギーニワインの絶妙のバランスのチェンタンニ・ロッソの生産者の情報はランボルギーニワイン公式販売サイト(Amazon)から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ランボルギーニワインの公式販売サイト(Amazon)ページ)
フェルッチオ・ランボルギーニといえば、車のランボルギーニ社の創業者として有名である。自動車事業が軌道に乗ると、農家出身だった彼は「スーパーカーのようなワインを」という想いでワイン醸造・製造を行なうテヌータ・ランボルギーニ社を1968年に創業する。高級ワインの産地として有名なウンブリア州にワイナリーを構える。
ワイナリーで毎日愛情をこめて葡萄栽培をし、その当時、珍しい種類のメルロットやカベルネ・ソーヴィニヨンも植え、独自ブレンドをした。
90年代の半ば、フェルッチオ・ランボルギーニの娘パトリッツア・ランボルギーニは、自社の経営を受け継ぎ、父の念願であった高品質ワインの製造にも力を入れた。
現在のワイン畑は、新たなプロジェクトとして20ヘクタール以上敷地を拡張し、地域の特性を生かした最上級のワインを追求するために、ワイン醸造で有名なリカルド・コタレッラと高品質のワイン生産を行なっている。
ランボルギーニワインの絶妙なバランスのチェンタンニ・ロッソの感想
辛うじて透き通る、艶のある液体。赤色にオレンジが加わり、ガーネット色に近い。わずがに紫色を含む。
ややフレッシュな赤い果実や熟れた赤い果実、ブルーベリーなどの黒系ベリー、スミレの花、シナモンのような甘いスパイス、お香、土、タバコ、バニラなどの香り。
少しフレッシュなチェリーっぽさもある反面、熟した赤系果実や出汁っぽさ、花の香りやお香のような芳しい香り、シナモンのような甘い香りもして、複雑で多様な印象です。
土やタバコ、清涼感のあるスパイスなども感じます。
口に含むと、タンニンは非常に繊細でほとんど感じない。少し渋味があり、程良い酸味がある。
やや熟れたブルーベリーやブラックベリーなどの黒系ベリー、少しフレッシュなプラム、スパイス、バニラなどの味わい。
サンジョヴェーゼらしい、生き生きした赤い果実感を持ちながら、少し甘やかさも感じる黒系ベリーの旨味を感じます。
タンニンは豊富に存在しますが、タンニンは非常に繊細なため、イガイガすることは全くありません。しかし、豊富なタンニンはしっかりとした骨格を形成しています。
そのため一瞬重いワイン?と感じますが、そんなことはなく、滑らかに、かつ、軽やかに口の中を流れていくような上品な舌触りと味わいのワインに仕上っています。
このように絶妙なバランスのエレガントなワインです。
今回のランボルギーニワインのチェンタンニ・ロッソはサンジョヴェーゼとカベルネソーヴィニヨン、そして、メルローのバランスが絶妙なのではないかと思います。トスカーナ州のサンジョベーゼ&メルローのワインに比較すると、カベルネがよく活きていて、華やかさや丸味よりは、やや硬派な印象を造り上げています。但し、上述のように滑らかさを兼ね備えています。
若くても絶妙なバランスを持ちエレガントさがあります。熟成させると、さらに素晴らしくエレガントなワインになりそうな予感がします。サンジョヴェーゼの良さと、カベルネソーヴィニヨンやメルローの良さが、熟成によりどんなバランスになるのかが楽しみです。
抜栓2時間後、小さな角が取れて丸みを帯びています。そして、清涼感のあるスパイスを感じ、渋味・酸味が少し控えめになっています。それほど大きくは変わっていませんが、全体では、丸みを帯びたことで、まろやかさがアップし、より美味しくいただけます。
抜栓2日目、抜栓初日よりも穏やかな香りに落ち着きつつ、華やかさや芳しさも感じます。
ブルーベリーなどの黒系果実、清涼感のあるスパイス、土、薔薇やスミレの花、バニラ、モカの香りなど、少し華やかさが加わりつつ、より芳しくなっています。
口に含むと、味わいは渋味がさらに抑えられています。酸味は抜栓初日とあまり変化がありません。味わいも大きな変化は無いように感じます。若干の落ち着きを見せているかなと言う印象です。ブラックベリーやブルーベリー、赤い果実、スパイス、土、バニラなどの味わいです。
カベルネソーヴィニヨンを中心に感じ、サンジョベーゼ的な味わいは少し後退してるかもしれませんが、赤い果実の味わいと酸味は抜栓初日同様に感じることができます。
まだまだ置いておいても開きそうな予感です。カベルネソーヴィニヨンのおかげで、かなり息の長いワインになっているのかもしれません。
2日目も美味しくいただきました。
ランボルギーニワインのチェンタンニ・ロッソは非常に楽しめますので、高価ですが、おすすめのワインです。1週間位時間をかけて飲んだ方が本領を発揮したかもしれません。
次章のとおり、料理とのペアリングでも力を発揮するワインです。料理(ビーフステーキ)と合わせた方が、よりまろやかに、そして、洗練された印象になるので、ペアリングもおすすめです。
ランボルギーニワインの絶妙なバランスのチェンタンニ・ロッソに合わせた料理
・抜栓初日
・ビーフ・ステーキ・ボックス:ピットマスターバモス福島。
しっかりめの赤ワインに合わせるときに、愛用しているバモスのステーキです。いつもながらに赤身肉の旨みがいい! 焼き具合も表面はしっかりと火をあてていて香ばしさを味わえます。しかし、中は赤さを残していて柔らかく、美味しくいただけます。
ランボルギーニワインのチェンタンニ・ロッソに合わせると、全体の口当たりが柔らかくなり、渋味は感じなくなり、酸味が丸くなります。ペアリングにより、より洗練された印象です。
非常に繊細ですが、タンニンが豊富なので、予想通りビーフステーキはよく合います。
いいペアリングでした!
・pit master VAMOS 福島(ピットマスターバモス 福島)
「焼肉でもない肉バルでもない新しい肉の楽しみ方「アメリカンなBBQ」 ガッツリボリュームのあるお肉をご用意 オーナーが厳選して仕入れる「新鮮・安全・安心」なお肉を部位によって仕込みを変え、丁寧に焼き上げます。スパイスの効いたジューシーなお肉を楽しめるのがVAMOSナ」(公式ページから引用)
公式URL他 | https://p-vamos.top/、
Instagram:pit_master_vamos Facebook:Pit master VAMOS Twitter:pitmastervamos |
住所 | 大阪市福島区福島8-1-1 |
TEL | 06-7410-7583 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | JR大阪環状線 福島駅 徒歩5分 JR東西線 新福島駅 徒歩3分 阪神本線 福島駅 徒歩5分 |
予約 | 可。 TEL、WEB予約(こちら)、グルメサイト。 |
グルメサイト | 食べログ:こちら、ホットペッパー:こちら、ぐるなび:こちら グルメメディア ヒトサラ |
・抜栓2日目
・スペシャルハラミステーキ:旨んまーいステーキ大阪駅前第三ビル店
ハラミは脂身を感じず、牛肉の赤身の旨味を感じられて、美味しいです。そして、非常に柔らかいです。
ランボルギーニワインのチェンタンニ・ロッソに合わせると、酸味が控えめになりつつ、赤い果実の味わいをより感じます。タンニンをほとんど感じなくなります。全体的にはワインの味わいに大きな変化はなく、また、ハラミのマイルドな牛肉の旨味が若干はっきりとする印象です。
ワインは単独よりもハラミと合わせた時の方が美味しかったです。ハラミは単独の方が好みです。同時に口に含まなければ、ハラミの味わいは単独と変わりません。
若いワインであるために非常に繊細ではありますが、タンニンが豊富です。そこで、ビーフステーキと合わせた方が、タンニンがこなれて、まろやかさがアップし、より洗練され、エレガントな印象になります。
いずれも良いペアリングだったと思います。
・旨んまーいステーキ大阪駅前第三ビル店 @大阪市北区
(食べログ:こちら)
ランボルギーニワインの絶妙なバランスのチェンタンニ・ロッソの基礎情報
・ワイン名:チェンタンニ・ロッソ・ウンブリア2015
・生産者:テヌータ・ランボルギーニ
・生産地:イタリア>ウンブリア州
・葡萄品種:サンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー
・原産地呼称等:IGT.ウンブリア
・参考価格(ネットショップ):7400円台
・入手先:ランボルギーニワイン (Instagram公式アカウントはこちら)
ランボルギーニワインのInstagramプレゼントキャンペーンに当選していただいたワイン。
イタリアワイン、ウンブリア州関連のおすすめ記事
今回はランボルギーニワインのチェンタンニ・ロッソを抜栓しました。ブドウ品種はサンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、メルローの3種類をブレンドして造られています。
同じウンブリア州ですが、対照的にピノネロ(ピノノワール)のみで造られているワインを以前記事にしています。
まるでフランスのボルドーとブルゴーニュのような違いですが、同じウンブリア州の中で対照的なワインがあることがユニークです。
下記カステッロ・デラ・サラのピノネロも、高価ですが、エレガントな素晴らしいワインです。
ピノネロ2013/カステッロ・デラ・サラ(アンティノリ)
6600円位~。薔薇などの花々、熟した赤い果実、出汁、スパイスとハーブなどの非常に複雑な香り。口に含むと、スパイス、熟れた果実の旨味、紅茶、出汁など複雑で艶やかな味わい。