今回は、スロヴェニアのレフォシュクという固有品種を使った自然派の赤ワインです。
以前、スロヴェニアのボルドー品種を使った赤ワインは飲んだことがありますが、レフォシュクという固有品種はもちろん初めてです。
固有品種を飲むと、国際品種に類似点を感じることもありますが、いずれにも似ていないぁなと感じることも多く、いつも抜栓を楽しみにしています。
今回もそんな1本を抜栓しました。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
スロヴェニアの自然派赤ワイン、ロヤッツが造るレフォシュク2020
スロヴェニアの自然派赤ワインである、ロヤッツが造るレフォシュク2020の情報は、購入先兼輸入元の スロヴェニアの自然派ワイン365wine の公式ページから抜粋・引用しています。
珍しい土着品種であるレフォシュクを使った赤ワイン。飲みなれた人だからこそ分かる、酸の美しさとこなれたタンニン。まさに玄人好みの味わい。ワインを知り尽くした人ほどドハマりする唯一無二のワインです。
“スロヴェニアで一番うまい赤”と胸を張る、造り手の情熱と誇りが詰まった1本。
ビオディナミを採用。南東の斜面に植えられた樹齢30年の木。5750kg/ha(1kg/木)の収量で9月の3~4週目にやや過熟気味で収穫される。温度管理をせず(25~30℃)開放型の大樽で15日醸す。その間は4時間おきに手動でパンチングダウン。スラボニア&スロヴェニアの225Lの古樽で18ヶ月熟成(味わいではなく熟成容器として樽を使用)。目減り分に補酒をしない。ノンフィル、ノンコラ。カレンダー(?)により2022年11に月光の元でボトリング。
詳しくはこちら( 365wine の公式ページ)
スロヴェニアの自然派赤ワイン、レフォシュク2020を造るロヤッツ
スロヴェニア自然派赤ワインである、レフォシュク2020を造るワイナリー、ロヤッツの情報は、購入先兼輸入元の スロヴェニアの自然派ワイン365wine の公式ページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら( 365wine の公式ページ)
産地:プリモルスカ、イストラ半島、イゾラ
創業:19世紀
畑・生産本数:15.5ha
特徴:有機栽培
補糖なし、瓶内二次発酵も補糖なし
天然酵母を使用
2002年より有機農法
ユーロリーフ・オーガニック認証取得
部分的にビオディナミを採用
スロヴェニアの自然派赤ワイン、ロヤッツが造るレフォシュクの感想
光にかざすと、辛うじてエッジ付近が透き通る。
濃厚でイキイキとした、ピンク色が加わる赤紫色。
ややフレッシュなブラックチェリー、バニラ、クローヴ、黒胡椒、黒系ベリーのドライフルーツ、少しローストした木やピーマンなどの野菜、僅かにモカなどの香り。
ややフレッシュな黒系果実が抑え気味に感じられ、そして、甘やかさを感じる香りです。
バニラ、スパイス、ハーブや野菜、そして、ローストした木など様々な香りが複雑に香ります。
甘やかで、落ち着きのあるフルーティさなどを感じる、複雑で、芳しい香りです。
口に含むと、しっかりとした渋味、甘やかさ、少し酸味を感じる。
ブラックチェリー、バニラ、クレームドカシス、クローヴ、僅かにアニス、ローストした木 などの味わい。
若さをイメージしますが、非常にまろやかな甘やかさを感じるフルーティさがあり、美味しいです!
香りよりはややフレッシュ感のある果実味ですが、酸味が強くなく落ち着きがあり、甘やかです。
そして、タンニンはしっかりと感じて渋味がありますが、まろやかな味わいのため、非常に親しみやすいワインになっています。
そして、樽によるローストした木の風味が控えめに感じられて、さらに絶妙なまろやかさにしてくれています。
美味しいです!
今回はスロヴェニアの自然派赤ワインである、ロヤッツが造るレフォシュク2020を抜栓しました。
スロヴェニアの赤ワインの経験は少ないですが、このワインを飲むと優しい自然な味わいがして、すぐに自然派系のワインだと感じます。
渋味はしっかりめですが、優しくまろやかな味わいで身体に馴染み、親しみを覚えます。
酸味が控えめに感じるのも、スムーズに飲めるポイントだと思います。
ブラックチェリーなどが美味しい、濃厚でまろやかな自然派らしい優しさのあるワインです。
土着品種のレフォシュクを使った、美味しいスロヴェニアワインを経験してみてはいかがでしょうか。
機会があれば、是非!
スロヴェニアの自然派赤ワイン、ロヤッツが造るレフォシュクの基礎情報
・ワイン名:レフォシュク2020
・ワイナリー:ロヤッツ( Instagram:@rojacwine )
・ブドウ栽培地:スロヴェニア>イゾラ
・原産地呼称等:ー
・ブドウ品種:レフォシュク(樹齢30年)
・気候や土壌:南東の斜面
・栽培・醸造法等:ビオディナミ。ビオロジック(ユーロリーフ)。収量5750kg/ha(1kg/木)。やや過熟気味で収穫。温度管理をせず(25~30℃)開放型の大樽で15日醸す。その間は4時間おきに手動でパンチングダウン。スラボニア&スロヴェニアの225Lの古樽で18ヶ月熟成。目減り分の補酒無し。無濾過・無清澄。
・インポーター:スロヴェニアの自然派ワイン 365wine
・参考価格(ネットショップ):4000円位~
・入手時期/抜栓時期:2023.12./2023.12.
・入手先:スロヴェニアの自然派ワイン 365wine(公式ページはこちら。Instagram:@365wine )
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今回はスロヴェニアの自然派赤ワインである、ロヤッツが造るレフォシュク2020を抜栓しました。
落ち着きのあるブラックチェリーなどの濃厚でまろやかな、自然派らしい優しさのあるワインでした!
下記は同じくスロヴェニアの自然派の美味しい赤ワインです。
・モーラ2009/クリネッツ
熟成によるコクと旨味の複雑さ、未だに残る果実味との饗宴を感じる、こだわりのワイン!
スロヴェニア。10,000円超。
少し熟したブラックベリー、スミレの花、カシスやブラックチェリー、リコリス、クレームドカシス、甘やかさや爽やかさのあるスパイス、チェリーやストロベリーなどの赤系果実、控えめにヨーグルト、きのこ、腐葉土などの香り。
口に含むと、熟したブラックチェリー、クレームドカシス、リコリス、控えめにコーヒー、スパイス、僅かにヨーグルトなどの味わい。
