今回はフランス大使公邸で開催された『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)にご招待いただき、参加してきました。
シャンパーニュやスピリッツ、ノンアルコールのドリンクから、スウイーツにナイフまで、様々な商品が所狭しと展示され、直接インポーターやメーカーの方からお話を聞く貴重な機会でした。
今回はそんなフランス貿易投資庁-ビジネスフランスが開催していたフランス高級食材商談会に参加してきたレポートです。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻 )イベント概要
本章では『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)についてのサマリーを紹介しています。
当日は、非常に多くのプレスの方々や、インフルエンサーの方なども招待されていたようで、会場は多くの人が参加されていて、非常に活気があり、盛り上がっていました。
当日は、計19社、総勢26ブランドが参加して、メーカーの方やインポーターの方などの関係者の方から商品への熱い思いやこだわりを直接聞くことができ、ついつい引き込まれてしまいます。
そして、試飲・試食が用意されてしていたものが多数あり、実際にフランスの食材や飲料をテイスティングすることもでき、非常に充実していました。
関係者から直接聞く商品への「こだわり・熱い思い」、そして、実際に味わい、「優れた品質と素晴らしい味わい・香り」などに直接触れると、思わず、その場で購入したくなるものばかりでした(笑)
『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)とは
今回第3回を迎える、フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランスが開催する、フランス高級食材・飲料の商談展示会です。
大使公邸という特別な空間でテイスティングを通して、フランス食材・食品が産まれたテロワール、辿ってきた歴史や風景、作り手の思いを感じられる貴重な機会。
今回は10月28日(月)29日(火)に開催し、計19社、総勢26ブランドを紹介。
プレスデーの28日(月)には下記2つのデモンストレーションやプレスツアー、29日には2つのワークショップを開催。
・デモンストレーション:「フェット・デュ・パン – フレンチバゲットコンクール」、「ボローニュ蒸留所/パラディ・デ・ノワ/パンチ・マビ」
・ワークショップ:「メゾン・ラ・フュメ」「ボローニュ蒸留所」
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス美食の余韻)の小冊子から抜粋・引用。
2023年に開催された第2回の様子が Business France Asie du Nord-Est 公式チャンネル(You Tube)上で、動画で紹介されています。こちら
フランス貿易投資庁 – ビジネスフランス: フランス経済の国際化を促進する政府機関。仏企業の国際展開と貿易振興、外国企業のフランス進出を支援。フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム(V.I.E)の発展も担う。世界 53 カ国 71 拠点の在外事務所を構え、国際的な官民ネットワークのもと企業へのサービスを提供。
(B to B)
興味のある業界関係者の方は下記をご参照ください。
Taste France for Business(EN、FR):https://tastefranceforbusiness.com/
Business France Marketplace(バイヤーとサプライヤーのマッチングサイト)(EN):https://www.marketplace.businessfrance.fr
Instagram(JP):@businessfrance_japan
(B to C)
一般の方は『Taste France Magazine』(JP等、複数言語選択可)を参照してみてください。ちなみに、私もテイスト・フランス・ファミリーの1人です。
URL:https://www.tastefrance.com/jp
Instagram(JP):@tastefrancemagazinejp
『フランス美食の余韻』に参加していたブランドを一部紹介
本章では、『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)に参加していた計19社、総勢26ブランドの中から一部を紹介しています。
本ブログはワインブログですので、ワインはもちろんのこと、アルコール飲料繋がりで、シードルやスピリッツ、ノンアルコール飲料なども紹介しています。
また、テイスティングして、個人的に非常に美味しかった商品も紹介しています。
『フランス美食の余韻』 シャンパーニュ レベック デュ ハン
『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で試飲したワインのブランドである、シャンパーニュ レベック デュ ハン( CHAMPAGNE Lévêque DEHAN )について紹介しています。
CHAMPAGNE Lévêque DEHAN(シャンパーニュ レベック デュ ハン)について
1887年にヴァレ・ド・ラ・マルヌのバルジー・シュル・マルヌに設立された家族経営のシャンパーニュ・メゾンです。マルヌ渓谷の中心部に5.5haの畑を所有し、2023年からはオーガニック栽培も開始しています。現在は、4代目のエリック氏と娘のエレーヌ・マリーヌ姉妹で協力してシャンパーニュ造りを行い、生産量の90%がフランス本国で消費される高品質の生産者です。
(輸入元の株式会社信濃屋公式ページから抜粋・引用。こちら)
Instagram:@champagnelevequedehan
今回、シャンパーニュ レベック デュ ハンから出品されていたのは下記3点です。
・アドレ ブリュット ゼロ NV
・アドレ ブリュット NV
・アドレ ブリュット ミレジム 2016
3種類のワインは、同じ畑で造られたブドウを同じアッサンブラージュで、かつ、同じ醸造方法で造られています。
しかし、それぞれ一部分だけ異なる点があり、そのため香りや味わいに明確な違いがあります。
今回の説明と試飲を通して、この違いについて非常によく感じることができました。
上記3種類のシャンパーニュの情報を下記の一覧表で整理しています。
名称 | 品種 | 熟成年数 | ドザージュ | 土壌・気候 | ヴィンテージ |
アドレ ブリュット ゼロ NV | ピノムニエ75%、シャルドネ15%、ピノノワール15% | 3年 | 1g/L | 川の右岸にある南~南東向き、粘土石灰質の畑。反射光や穏やかな気候など川の恩恵を次第元受けている。 | NV |
アドレ ブリュット NV | 同上 | 同上 | 8g/L | 同上 | NV |
アドレ ブリュット ミレジム 2016 | 同上 | 6年 | 同上 | 同上 | 2016VT(単一) |
・アドレ ブリュット ゼロ NV
まず最初に試飲したのは、ドザージュが1g/Lの非常にスッキリとしたアドレ ブリュット ゼロです。
それでいて、ドライだけではなく、スッキリとした柑橘類などのフルーツや麦わら、少しアプリコット、バニラ、ミネラルさなどを感じ、非常にフルーティで美味しいです!
クリーミーさと苦味もあり、そして、クリアでスッキリした印象もあり、まさにシャンパーニュといった印象でした。
・アドレ ブリュット NV
次に試飲したブリュットは、先ほどのゼロとは品種や醸造方法が全く同じですが、ドザージュが1g/Lだったところ、ブリュットは8g/Lである点が唯一異なります。
香りは苦味もイメージする柑橘類、ヘーゼルナッツ、少しバニラ、蜂蜜、洋梨などのゼロよりも更に複雑になります。
芳しい香りです。
口に含むと、苦味や複雑み、程良い酸味、そして、極僅かに感じる甘味があり、非常にフルーティですが、味わい深さがゼロと比較すると、非常に増しています。
非常に美味しいです!
・アドレ ブリュット ミレジム 2016
最後は、ヴィンテージが付いたアドレ ブリュット ミレジム 2016です。
ミレジムとブリュットとの違いは品種や醸造方法が全く同じですが、ブリュットが3年の熟成のところ、ミレジムは倍の6年熟成させていること、そして、もちろんミレジムが単一ヴィンテージであることです。
フルーティなイメージを持ちながら、一定期間の熟成により、コク、苦味、複雑さが大幅にアップしています。
繊細な泡ですが、口中でやや強めに弾けて、その存在をより感じます。
余韻が非常に長く、複雑な味わいが永遠に続くようです。
一定の熟成による複雑味や滋味深さが感じられるシャンパーニュでした。
『フランス美食の余韻』 マ パッション ノルマンディ
次に紹介するのは、『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で出会った美味しいシードル等を取り扱っていた マ パッション ノルマンディ( Ma Pasion Normandie )です。
MA PASSION NORMANDIE JAPON 株式会社(マ パッション ノルマンディ ジャポン)について
フランスの質の高い材料から丁寧に作られた商品を輸入し、宣伝、販売する会社です。(例えば、フィナンシェ生地、クッキー生地、パイ生地等)
私共は、ノルマンディーのネットワークを使用して、フランスの中でも特に素晴らしい地・ノルマンディーの美味しい商品を厳選しました。
私共は、ベーカリー、カフェ、レストランにこの優れた商品を提供して、その収益性を上げる事に貢献します。
私共の目的は、お客様にノルマンディーの最高の味を提供する事です。製品の使いやすさによって、プロフェッショナルの方々は、自分の創造性を発揮する事ができるでしょう。
この事は、現代社会のニーズに合致していると確信しています。
“シンプルな事が成功の鍵” それが当社のモットーです。
(MA PASSION NORMANDIE JAPON 株式会社(マ パッション ノルマンディ ジャンポン)公式ページから引用(こちら))
Instagram:@mapassionnormandiejapon
ノルマンディー産フルーティ手づくりシードル( Cidre Le Daufresne )
飲んだ瞬間に、えっ!となります。
なぜなら、いわゆるシードルのイメージと異なるからです。
シードルのイメージにあるような、りんご、りんごしていないです。
滋味深く、味わい深い印象です!
そして、やはりりんごが原材料と感じる味わいでもあります。
こういう美味しさのシードルもあるんだ‼と新しい発見になりました。
カヌレ(バニラ)、カヌレ(生チョコ)、フィナンシェ(バニラ)、マドレーヌ(バニラ)、バターサブレ、ココナッツサブレ
当日は、カヌレ2種、サブレ2種、フィナンシェ、マドレーヌをいただきました。
後日、試食して持った共通のイメージは、素材の味わいを活かした優しい味わいでした。
デコレーションしたような味わいではなく、本質的なナチュラルな美味しさです。
例えば、カヌレはもちろんのこと、カヌレの生チョコであったとしても同様です。
チョコも自然な強過ぎない味わいで、カヌレの味わいもしっかりと感じることができる美味しさです。
マドレーヌも、バターやバニラビーンズ、卵、アーモンドなどの味わいを感じることができ、ナチュラル、かつ、丁寧な造りで、非常に美味しいです。
添加物無しの効果なのか、素材の味わいがよく生きていて、フィナンシェやマドレーヌなどいただいた商品全てが、改めて美味しいなぁと感じさせてくれました。
『フランス美食の余韻』 メゾン M
次に紹介するのは、『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で出会ったMaison M (メゾン M)です。
野生栽培した、様々な地元の原材料を使ってスピリッツ等を造る、クラフト蒸留所です。
Maison M (メゾン M)について
アルプス、サヴォワ地方のアルティザナルなクラフト蒸留所。伝統製法を用いながらモダンスタイルのスピリッツを提案。原料となる植物や果実は地元ヴァルモレル(Valmorel)で野生栽培し手摘みで採集。ジェネピ等パリでも話題のアペリティフ、ディジェスティフ(食後酒)やクラフトジンを販売。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)の小冊子から抜粋・引用。
Instagram:@maisonmspirits
原材料の異なる複数の蒸留酒をテイスティングさせていただきました。
色が付いているスピリッツが多かったので、樽を使って色や香りを付けているのか?と質問したところ、樽の使用を含めて全くそういったことはしていず、余分なことはせず、自然なまま造っているとのことでした。
それにしても、原材料によってこれ程香りや味わいが変わることを改めて感じました。
中でも、下記1『Genepi 40』と2『Fir Shoots – Sapinette』は非常にフローラルで、アルコールの強さを全く意識しない、優しい口当たりで、非常に美味しく、素晴らしい!と感じたスピリッツでした。
個人的なポイントは、香りの華やかさと口当たりの良さです。
1 Genepi 40
華やかで、フローラル、そして、複雑な香りです。
味わいも蜂蜜などをイメージしつつ、華やかで、優しい味わいです。
一番好みでした。
原材料、かつ、名称に使われている「Genepi」は、WEBで検索すると、高山植物のヒメヨモギのことのようです。
山のジェネピを再発見。フローラルなフレーバーが口の中で爆発するエッセンシャル・スピリッツ。
ジェネピを再発見できる!独自の製法により、このイエロー・ジェネピの力強いアロマを昇華させた比類なきスピリッツに仕上がっている。マセラシオンと水蒸気蒸留を微妙にブレンドすることで、力強さと繊細さを併せ持つ、バランスの取れたフローラルなアロマが生まれる。
特筆すべきは、その糖度の低さである。食事の最後や、Hyacinthe Lescoëtの署名入りMonsieur Mのような洗練されたカクテルを作るのに理想的である。
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
2 Fir Shoots – Sapinette
華やかさと、爽やかさを感じる、美味しさ。
少しジンをイメージする、僅かに松っぽさが出ていて、原材料が針葉樹の松の芽とお聞きして、なるほどと納得。
なお、ジンのようなシャープさはなく、口当たりがよく、華やかで美味しいです。
2番目に好みでした。
メゾンMは、サヴォワイヤールの若いモミの新芽を手摘みした、この山のディジェスティフをお届けします。
私たちの山林での官能的な旅!私たちが手摘みした若いモミの新芽から作られた、率直で驚きのある蒸留酒。消化に良いので、ボリュームのある食事を軽やかに仕上げるのに理想的。また、テット・ド・ミュールのようなカクテルにアルプス風のひねりを加えることもできる。
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
3 Elderflowers
ピーチっぽい甘い香りとフローラルなイメージ。
味わいはほっこりとしていて、少しふくよか系の日本酒っぽさもイメージしました。
メゾンエムでは、エルダーフラワーのマウンテン・アペリティフを提供しています。
ライチと白い花の甘い香りが口の中に広がります。後味のほのかな苦味が、このアルコールの食前酒としての側面を際立たせている。冷やして味わったり、Hyacinthe Lescoëtの署名入りカクテルÀ Toute Heureのような洗練されたカクテルを作るのに理想的。
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
4 Meadowsweet
香りが上記3とは非常に異なり、独特で個性的です。
これも美味しい!
嗅いだことのある香りなんですが…、思い出せない。
このメドウ・スウィートなマウンテン・スピリットは、牧草地を散歩しようという誘い。シナモンの香りがお好きでしょう!
スパイスで満たされた山の逃避行!私たちの山の牧草地から、野生のメドースウィートの花を豊富に手摘みしています。シナモンとビター・アーモンドのノートを持つスパイシーな精神を伝えます。オールドラムの 「ジンジャーブレッド 」的な側面は、ミクソロジーやお菓子にも大変喜ばれます。
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
5 Walnut
原材料は胡桃。
ベルモットのような様々な薬草が入ったような複雑で、奥深さを感じます。
サヴォワイヤールの代表的なクルミのワイン。
マンハッタンを代表するカクテルの復刻版に最適です。昔ながらの自家製レシピです!柑橘系の香りと力強いタンニンを持つ、エレガントなクルミのワイン。強い渋みが口の中に残る。クルミは真夏のまだ青いうちに森から採取する。ミクソロジー・ファンにとっては、ベルモットの代わりに、代表的なマンハッタンなどのカクテルに新たなアレンジを加えるチャンスである。また、マドモアゼルMのようにオレンジ・ビターズを使ったカクテルにも最適です!
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
6 Distilled gin 8
ジンに、レモンが入っている。
レモンの爽やかな香りや味わいがして、もちろん、ジンとは好相性です!
このままでも美味しいですが、冷やしたトニックウォーターを入れても美味しそうです!
ジンはお好きですか?それなら、シトラスフルーツと芳香植物を複雑にブレンドしたジン8がきっと気に入るはず。ストレートでもカクテルでも。
ジン8は、柑橘類、フレッシュ・ジュニパー、芳香植物の複雑な組み合わせから生まれます。蒸留の最後に、熱に最も敏感な植物を浸漬するという、異なるプロセスを組み合わせています。その結果、力強いアロマを持つ、おおらかで洗練されたストレート・ジンが誕生した。ジン・モニック・カクテルのように、スパークリングウォーターとイエロー・レモンと合わせても楽しめる。
メゾン M 公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
『フランス美食の余韻』 メゾン・ラ・フュメ
こちらは、同じく『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で出会った、ラムやリキュールを取り扱っている、メゾン・ラ・ヒュメです。
ラムを含め、色々なお酒をテイスティングさせていただきました。
MAISON LA FUMÉE (メゾン・ラ・フュメ)について
2020年創業、グアドループ島のラム酒・リキュール。スモークマラクジャ(パッションフルーツ)、スモークライム・バニラなど斬新なスモークフレーバーを提案。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)の小冊子から抜粋・引用。
Instagram:@maison_la_fumee
・SEK
スモークドラム。
非常にエレガントなイメージで美味しいです。
ラムらしく、全く癖がなく、ほのかな甘味が優しいです。
口中でふわっと広がり、消えゆくような口当たりです。
SEK
スモークドラム 48%
SEKは、モンテベロ・アグリコール・ラムをスモークしたもので、ウディーな香りがあり、やや褐色がかった色をしています。常温でストレートまたは「ティ・パンシュ」(砂糖またはシロップとレモンのカクテル)に入れてお召し上がりください。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
・LE REGRET
パッションフルーツのお酒。
無濾過のため、パッションフルーツの旨味がしっかりと入っていて、すでに完成されたカクテルのような美味しさでした。
LE REGRET
スモークド・パッションフルーツ 20.8%
ル・グルレは、パッションフルーツから作ったスモークされたアルコール飲料です。常識を揺るがすこの飲み物は、飲む人をいい意味で驚かせ、動揺させます。できれば氷を入れずに、非常に新鮮な状態でお召し上がりください。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
・FWIT
ライム/スモークド・バニラ。
口に含むと、ライムがふわっと広がり、バニラビーンズの甘やかな香りもして、非常に良い香りです。
味わいは、柔らかいライムや甘やかさが広がり、美味しいです!
FWIT
ライム/スモークド・バニラ 26%
FWITライム/バニラは、下にピリッとくる飲み物がお好きな方におすすめのスモークされたアルコール飲料です。バニラがかすかな甘みをもたらし、スモーキーさが独特の風味を加えています。できれば、氷を入れずに、非常に新鮮な状態でお召し上がりください。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
『フランス美食の余韻』 ボローニュ蒸留所
次は、『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で出会ったボローニュ蒸留所です。
黒サトウキビを栽培する珍しい蒸留所で、今回はこれはという2種類のラムをテイスティングしました。
RHUM BOLOGNE (ボローニュ蒸留所)について
1887 年創業、グアドループ最古の蒸留所。アグリコル・ラムの生産者として、グアドループ・ラムの特徴を表現する最高品種を栽培、香りが特徴的な黒サトウキビを栽培する唯一の蒸留所。グアドループで初めてオーガニック・ラムの生産に着手。無形文化材企業。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)の小冊子から抜粋・引用。
Instagram:@rhum_bologne
1 Black Cane
スッキリさと華やかさをイメージする香り。
口内にふわっと広がり、クリアさと控えめな甘味を感じる。
アルコールはしっかりと感じ、ホワイトラムらしい美味しさです。
ライムなどの柑橘類を搾って飲むと、さらに爽やかさが加わり、美味しそう!
Black Cane
ボローニュはグアドループで唯一、黒サトウキビを栽培し続けている蒸留所である。この品種は収穫量が少ないため、現在では蒸溜業者から忘れ去られているが、その類まれな芳香のポテンシャルから、現在ではボローニャでのみ栽培されている。
ボローニャの真髄である 「黒い杖」は、限定版として数本だけ作られることになった。黒い杖は、晴れた日に手作業で切り取られる。果汁が抽出されるやいなや、他のどの品種のサトウキビよりも力強くデリケートなトロピカルフルーツのアロマを放つ。
ボローニャでは、非常に正確な低温蒸留スタイルを採用しており、銅製の蒸留塔のおかげで、テロワールとこの品種のサトウキビの表現に役立っている。数ヶ月の間、黒サトウキビのブレンドは熟成段階を経て、蒸発によって濃縮され、ゆっくりと酸化し、この特別なラム酒の完璧な熟成に貢献する。
ボローニュ蒸留所公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
2 VSOP
華やかで、柔らかく、シナモンやバニラ感もあり、非常に芳しい香りです。
フレンチオークの樽が上品に効いていて、非常に香りも良いし、味わいも美味しいです!
VSOP
洗練されており非常に複雑で、砂糖漬けのフルーツとシナモンが特徴です。
味わいは力強く、バランスが取れており、フレーバーの柔軟性が非常に優れています。香り豊かなパレットはボローニャのスタイルに非常に忠実で、深みのあるサトウキビと砂糖漬けのフルーツに、ヨードの香りが漂います。おいしいバーボンバニラだけでなく、スパイス(スターアニス、白コショウ)も、骨格を担うシルキーなタンニンによって支えられています。味わいの中央は、熟したバナナ、ココア、バニラの香りに向かって徐々に広がり、その後、よりスパイシーな領域(ジンジャーブレッド、砂糖漬けの生姜、シナモン)に向かって広がります。氷の上では、砂糖漬けのトロピカルフルーツのような驚くべき香りが広がります。その持続力は驚くべきものです。レトロな香りは少しスパイシーでプラリネです。間違いなく偉大な精霊の一つに分類されます。
ボローニュ蒸留所公式ページ(フランス語ページをWEBで翻訳)から抜粋・引用。こちら。
『フランス美食の余韻』 トロワ・エル・エス
次に『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス美食の余韻)で訪問したのは、オーガニックの原材料を使った、ナチュラルで、優しい味わいの、ノンアルコールのスパークリング・ドリンクを取り扱う 3LS (トロワ・エル・エス)です。
3LS (トロワ・エル・エス)
ハイビスカス抽出エキスを使用したオーガニック・スパークリング・ドリンク。ノンアルコール、人口香料・甘味料・着色料不使用、4種のフレーバー:抗酸化で注目されるスーパーフルーツであるシーバックソーン(サジーベリー)、ローズ、レモン、ジンジャーを提案。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
Instagram:@lesjardinsdegaia
・シーバックソーン(サジーベリー)
・ローズ
・レモン
・ジンジャー
上記4種類のフレーバーを試飲させていただきました。
共通して感じるのは、4種のフレーバーの素材のナチュラルな優しい香りが液体からしっかり感じられ、芳しい香りがします。
そして、口に含むと、さらに優しい各フレーバーの味わいを感じさせてくれます。
スパークリングはほのかな炭酸で、口当たりが柔らかいです。
強いて言えば、4種の内、ジンジャーのみが、まさに生姜の香りと味わいがしっかりと感じられ、その存在を明確に主張しているかもしれません。
そして、ジンジャーが身体温め、悪いものを消毒してくれそうなイメージを与えてくれるような、身体を癒してくれそうな味わいでした。
『フランス美食の余韻』 レ ドゥ マルモット
『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)ではハーブティのブランドも出店していました。
当日テイスティングはできませんでしたが、上記写真のお土産をいただきました。
11種類の独自ブレンドのハーブティーです。
100%植物由来で、人工香料・天然香料ともに不使用のナチュラル仕様の、身体に優しいハーブティーとのことでした。
1つ1つ楽しみながら、癒されたいと思います。
Les 2 Marmottes(レ ドゥ マルモット)(日仏商事㈱)
100%植物由来。人工香料・天然香料ともに不使用、50種類以上の厳選したハーブを専門家が独自にブレンド、自然環境を考慮した、ナチュラルで優しい風味の「ナチュラルシフトハーブティー」を提案。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
Instagram:@les_2_marmottes
ちなみに、今回説明してくださったインポーターの日仏商事では、オーガニックワインも取り扱っています。⇒日仏商事公式ページ。こちら。
『フランス美食の余韻』 ビャンフェ・バイ・アントワーヌ・ドゥ・マゼ
次は同じくオーガニック栽培で、かつ、自然乾燥させたハーブティーのブランド、ビャンフェを『 FOOD EXPERIENCE 2024 』(フランス美食の余韻)で訪問しました。
そして、オーガニックのペパーミントティーを試飲しました。
確か、食後の消化を助ける効果があるという説明でした。
実際に口に含むと、刺激が強過ぎず、身体に優しく、そして、スッキリとしたミントの優しい香りと味わいが、確かに消化を助けてくれそうです。
ちなみに、もう一つ試飲用として用意されていたティーポットのハーブティーは、睡眠を助けてくれる効果が期待できるようです。
BIENFAITS ビャンフェ・バイ・アントワーヌ・ドゥ・マゼ(㈱プレザンス/エピスリー・コゼット)
南仏セヴェンヌで有機栽培され自然乾燥させたハーブティーブランド「マリー・ドゥ・マゼ」のご子息が 2020年に立ち上げたハーブティー。環境に配慮したスタイリッシュなパッケージで若い世代向けにハーブティーをアピール。
『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)当日の商品説明資料から抜粋・引用
Instagram:@bienfaits.co
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今回は、フランス大使公邸で開催された『 FOOD EXPERIENCE 2024』(フランス 美食の余韻)にご招待いただき、参加してきました。
シャンパーニュに加えて、スピリッツやリキュールなどのアルコール類やノンアルコール飲料、食品やナイフなど、様々な食に関連する商品が展示されていました。
多くのアイテムは実際にテイスティングしたり、手に取って確認できる企画となっていました。
テイスティングしたものは、いずれもやっぱり美味しいなぁ、そして、香りも素晴らしい!と思わせるものばかりでした。
日本にも輸入されて、容易に入手できるようになって欲しいですね。
下記は、フランス大使館貿易投資庁‐ビジネスフランス主催で、フランス全地域の未輸入アイテムを中心にワイン&スピリッツをテイスティングをすることができる企画で、東京と大阪で、毎年2回ずつ開催されています。
・Tastin’FRANCE『フランスワイン&スピリッツ合同試飲商談会』
酒類業界従事者向け。
下記URLは2024年5月に大阪会場で開催された時のサマリーや、試飲したワインの感想などの備忘録のブログ記事です。
フランスから企業や生産者の方来日されて、約40社、約300種類のワインなどのアイテムが紹介されていました。