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アルゼンチンロ・タンゴ・トロンテス2018
私の個人的な好みでは、アルゼンチンはニューワールドの中でもかなり興味のある国です。ニュージーランドも気になる存在ですが、同じ位お気に入りのワインがあります。
というのも、クオリティが非常に高く、かつ、ロープライスなワインがまだまだ購入することができるからです。ブドウ品種もいろいろと試していますが、品種ごとに上手く個性を引き出し、美味しいワインを造っていると思います。
さて、このトロンテスという品種ですが、2017年に初めて飲んで以来、毎年購入しています。ボデガ・ノートンのトロンテスは4本目。他の生産者のトロンテスも2本飲んでいます。いずれも美味しいワイン達でした。
ちなみに2018のボデガ・ノートンのロ・タンゴは2本目です。
機会があれば是非お試しいただきたい1本です。美味しく、そしてその個性をインパクトを与えること請け合いです。
アルゼンチンのロ・タンゴの生産者ボデガ・ノートン
生産者の情報はエノテカのページから抜粋・要約しています。
スワロフスキー社が所有している。 アルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスから西へ1000km、 アンデス山脈の麓のメンドーサ地区に最先端の設備を誇るワイナリー持ち、「アルゼンチン最高品質のワインを造る」ことをモットーにしている。
現在では世界60カ国以上に輸出されており、アルゼンチン国内で多くのワイナリーのモデルとなっています。 低価格ながら非常に洗練された味わいで、驚くほどのクオリティを誇る。
ワイナリーとして2010年にアルゼンチンの最も著名な新聞クラリンにおいてNo.1ワインブランドに選出。2011年にはベスト・ニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、「アルゼンチンのワイン造りをリードする存在」「最も親しみやすく賞賛すべきワインを造っている」と世界的に評価されています。
アルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差が激しい気候が特徴です。加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥し、1年を通じて病害虫や腐敗の心配がありません。つまり、殺虫剤や除草剤が必要ないため、自然とオーガニックでナチュラルなワインを造ることができるのです。また、ボデガ・ノートンでは灌漑にアンデスの雪解け水を使用しており、それがワインに豊かなミネラルをもたらしています。
アルゼンチンのブドウ品種トロンテス ワインの感想
青リンゴ、ラ・フランス、レモン、トロピカルフルーツなど多彩で、香りに厚みがある。口に含むと、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系果実、それらのピューレ、青リンゴなどたくさんの種類の果実が入った味わい。酸味がスッキリさせているが、かなり濃厚な印象のワイン。程良い酸味、苦味、少し甘味。時間をおくと、香りがさらに際立ち、余韻に草原の青い爽やかさも感じる。
とにかく強い印象が残ります。シャルドネの濃厚な感じに近いでしょうか。または、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランでしょうか。しかし、酸味もあり、さっぱりとも感じさせるので、いずれともちょっと違うような気もします。
とにかく1度このトロンテスというブドウ品種を味わってみていただきたいと思います。きっと強い印象を残す美味しいワインの1つになるのではないかと思います。
アルゼンチンのブドウ品種トロンテス ワインの基礎情報
1 生産地:アルゼンチン
2 葡萄品種:トロンテス
3 参考価格:2000円位
4 栽培法:オーガニック
5 購入先:エノテカ
マルベックも良かったです!
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