今回は以前から気になっていた、お値打ち価格(1800円台~)のドイツのドライ・リースリングです。
ドクター・ローゼンというワインナリーの、コストパフォーマンスの高いワインを造っているローゼン・ブラザーズというワイナリー名でリリースしているワインです。
今回のワインが美味しければ、ランクアップしてドクター・ローゼンのワインもいつか飲んでみたいと思います。
そんなワインの感想です。
目次
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライ2019
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライの情報は購入先のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
2019vt
レモングラスのような心地よい刺激を感じさせる繊細な香りがグラスから漂います。口に含むと、モーゼルのリースリングワイン特有のクリアでシャープな酸味が特徴。果汁の質の高さを思わせる滑らかな口当たりと硬質なミネラルが見事に調和してます。新鮮でクリーミーな果実味が感じられる爽やかなドライリースリングです。
ローゼン・ブラザーズシリーズは、あまりにドクター・ローゼンのファンが多く、もっと手軽に楽しみたいという声から生まれたローゼン氏と、醸造長のベルンハルト・シューク氏によって製造されるコストパフォーマンスを追及したネゴシアンブランドです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
お値打ちローゼン・リースリング・ドライの生産者:ローゼン・ブラザーズ
お値打ちローゼン・リースリング・ドライの生産者:ドクター・ローゼン(ローゼン・ブラザーズ)の情報は購入先のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ドクター・ローゼン醸造所は200年の歴史があり、モーゼル川沿いの南向きの急斜面に6つの銘醸畑を所有しています。「畑ごとの味わいの違いを表現する見本」と言われるほど、テロワールにこだわった、素晴らしいリースリングを生み出しています。
現当主エルンスト・ローゼン氏は、1988年に父から醸造所を引き継ぎます。ローゼン氏は、接木をしていない平均樹齢50年以上の古樹を使うことと、最上級の畑を所有することが、世界に通じるすばらしいワインを造る絶対の条件だと気づき、それまでの収穫量を重んじるブドウ栽培を止め、醸造長のベルンハルト・シューク氏とともにワイン造りの根本から見直すことに尽力。
現在では、化学肥料の廃止、収量の制限と厳しい選果に加え、全房のプレスを早くから導入し、天然酵母を使用しています。当主になってわずか十数年たらずで、ドイツ国内にとどまらず世界中でローゼン氏の功績は高く評価されており、ドイツトップ生産者の一人となりました。
ワイナリーが位置するモーゼルのブドウ畑の多くは、北に向かって流れるモーゼル河の影響により真南を向いており、急斜面に位置しているため、非常に日当たりに恵まれています。
また、一般的なモーゼルのワインの味は、ラインガウが「優雅な貴婦人」に例えられるのに対し、愛くるしい溌剌とした「山の娘」と言われ、「冴えた酸味」と言われる歯切れの良い酸味と洗練されたニュアンスに富む味わいが特徴です。
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライの感想
少し緑がかった、やや薄めのイエロー。
白桃、ライチ、ライム、レモン、麦わら、少し緑のハーブ、そして、余韻にラベンダーの香り。
少しシトラス系のさっぱりした香りがありつつ、ふくよかさのある香りです。香りはボリューム感があり、豊富で、多彩です。
口に含むと、程良い酸味、若干の甘味も感じる。ライムなどの柑橘系果実、白桃、控えめなマスカット、ハーブ、ミネラルなどの味わい。
柔らかい柑橘系果実の味わいがして.そこに白桃やマスカットの風味が、さらに優しい印象にしてくれます。
ドライ・リースリングですが、ドライや辛口というよりは、リースリングらしい優しく、柔らかい印象の味わいです。
飲み進めると、柑橘類の柔らかい酸味を程良く感じ、もともと控えめな甘味は当初ほど感じなくなり、ますます好みの美味しさに変わっていきます。優しく程良いドライさで非常に美味しいです。
ローゼン・リースリング・ドライは1800円台としては非常に美味しいリースリングだと感じました。
やはりドイツのリースリングは美味しいですね。ドライなドイツの白ワインであれば、2000円も出すと非常に美味しいものに出会うことで出来ます。
そして、安定のクオリティのエノテカの取り扱いワインであり、同じく安定のクオリティのインポーターであるヘレンベルガー・ホーフです。
おすすめのドライ・リースリングです!
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライに合わせた料理
・鶏肉のパロワーズ:原材料、オーガニックチキン by ホライズンファームズ。レシピ『フランス人が好きな3種の軽い煮込み』/上田淳子著。
フレッシュミントが香りだけでなく、味わいにも出ていて.バターのまったり感のコクを残しつつ、爽やかな印象にしてくれています。また、コノスル・ゲヴェルツトラミネール・ビジクレタを調理酒として入れていることで、味わいにコクを与えていて美味しいです。
チキンは非常に柔らかく、ジューシーな出来上がりです。
ワインと合わせると、ローゼン・ブラザーズのローゼン・リースリング・ドライの柑橘系の爽やかさが、ミントの爽やかさと非常に合います。また、優しい酸味は今回の料理はもちろんのこと、様々な料理とペアリングしそうです。
ニュージーランドにて完全放牧のフリーレンジ(鶏をケージに入れず、自由に歩き回れる環境で飼育する方法)で育てられ、オーガニック認証を取得した鶏肉です。
抗生物質、成長促進ホルモン剤、遺伝子組み換え飼料、化学物質、塩素などは一切不使用です。飼料や農地にも合成化学物質は一切使用していません。
ボストックブラザーズ農場は、ニュージーランドで唯一オーガニック認定されたチキンの農場です。
ホライズンファームズ(楽天市場)より抜粋・引用 詳細はこちら
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライの基礎情報
・ワイン名:ローゼン・リースリング・ドライ2019
・生産者:ローゼン・ブラザーズ
・生産地:ドイツ>モーゼル
・葡萄品種:リースリング
・原産地呼称等:Q.b.a.(クヴァリテーツヴァイン)
・気候や土壌:粘板岩土壌-・インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
・参考価格(ネットショップ):1800円台~
・購入先:エノテカオンライン
クラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特点であるケースーダー20%割引で、1800円台で購入。
ドイツワインのリースリング関連のおすすめ記事
ローゼン・ブラザーズのお値打ちローゼン・リースリング・ドライを抜栓しました。柔らかい酸味の程良いドライなリースリングでした。
ドイツのリースリングはお気に入りで色々と飲んでいますが、下記4種類はいずれもドイツワインのリースリングの感想の記事です。
マグヌス・リースリング・トロッケン2018/シュタッフェルター・ホフ
2000円位。
フレッシュな白桃などの甘やかで、少し苦味のありそうな独特な香りや爽やかなスパイス。
口に含むと、白桃、トロピカルフルーツ、リンゴ、控えめな柑橘系果実などのフルーツのジューシーさ、ミネラル感が豊富。
バニー・リースリング・ファルツ2016/ルドルフ・ミュラー
1500円位~。
ライムやレモンなどの爽やかな柑橘系果実、青リンゴ、花の甘いフローラルな香り。
口に含むと、リースリングらしい甘味があり、控えめな酸味にも丸みがある。ミネラリーで、ジューシーなワイン
ラインガウ・リースリング/シュロス・フォルラーツ
ラインガウ・リースリングのクーベーアー・トロッケンとカビネット・トロッケンを比較してみました。前者は和梨で、旨味がたっぷりでミネラルと水分補給。後者は洋梨で、若干の甘みと旨味で疲れを癒す。そんな美味しいワイン達でした。
★ブログランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします!励みになります。