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ボルドーのシャトー・マルジョス・ブラン2015
このマルジョス・ブランは3度目のリピートです。
第1回目は2009ヴィンテージを2019年1月に抜栓しました。既に10年近く経過しているボルドーブランでしたので、赤ワイン程白ワインの経験のない私は非常に期待しながら飲んだのを覚えています。
その後、2015ヴィンテージを立て続けに抜栓して、今回のワインとなります。
生産者のシャトー・マルジョスについて
参考までシャトー・マルジョスに関しては、購入先のエノテカさんのページから下記を抜粋・引用しておきます。
シャトー・マルジョスは、名門リュルトン家の一族、ピエール・リュルトン氏が
アントル・ドゥ・メール地区に所有するプティ・シャトーです。所有するシャトーの畑の面積は1000haにも及び、親戚一同がワインに関連した仕事に携わっているというボルドー屈指の名家、リュルトン家。当主ピエール・リュルトン氏は、サン・テミリオンのクロ・フルテで研鑽を積み、34歳という若さで同じくサン・テミリオンのトップシャトーとして名高いシュヴァル・ブランの総支配人に就任した人物です。
2004年からはソーテルヌの最高峰シャトー・ディケムの総支配人にも就任し、
ボルドー最高峰の2つのシャトーを社長兼ワインメーカーとして統括する最も有能なワインメーカーのひとりとして知られています。(略)
ボルドーの取引において「キュヴェ・ピエール・リュルトン」の名で呼ばれることが多いシャトー・マルジョスは、1990年に僅か12haの畑からスタートしました。その後、父親から34haの新たな土地を譲り受けるなどして畑を拡大。同時にワインの醸造施設の大幅な改修やセラーの新設などにも取り組み、クオリティを上げ続ています。
ボルドーワインの名門出で、才能のあるご当主のようです。今後も美味しいワインが期待できそうです。シュヴァル・ブランとデュケムって、凄すぎますね。
ボルドーのマルジョス・ブラン ワインの感想
ライム、レモングラス、草原、シトラス、白い花の香り。
口に含むと、ライム、グレープフルーツの爽やかな柑橘の味わいと苦味、微かな上品な甘み、ボリューム感がある。
柑橘系の表現にしていますが、酸味はほぼ感じません。それでいてさっぱり感がある飲みやすい、美味しいワインです。
とにかく爽やかで、それで軽々しくなく、しっかりとした飲みごたえもあります。
温度は赤ワイン用のセラーから出してすぐ飲み始め、そのまま室温に近づけながら飲んでいます。
冒頭でも記載しましたが、10年経過した2009ヴィンテージを以前飲んでいます。
その時の味わいは、同じく酸味は皆無、独特な甘味、深みのある果実の旨味などの味わい、重層感があり、舌触りは滑らかでした。
また、香りは、複雑で白い花など多彩な印象を受けました。
2015と比較すると、2009の方が面白くて美味しいワインです。
しかも、価格差は1000円程度とお値打ちです。2016以降はもちろんですが、オールドヴィンテージの2009を見かけたら、無くならない内に購入する予定です。
2015ヴィンテージは、もう少し冷やしてもすっきりな味わいになり、暑い季節には美味しく飲めそうな気がします。
味わいをしっかりと感じるなら、20度位で飲むのもいいと思います。
ボルドーのマルジョス・ブラン ワインの基礎情報
・生産地:フランス>ボルドー>アントゥル・ドゥ・メール地区
・葡萄品種: ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル
・購入先:エノテカ
・参考価格:2,000円程度
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