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ボルドーのモン・ペラ・ブラン2015
今回はモンペラのブラン。従来までのボルドー・ブランの私の印象は、ソーヴィニヨン・ブランが青臭いというややネガティヴな印象でした。しかし、このモンペラ・ブランを飲み、その印象が180度変わり、ソーヴィニヨン・ブランのファンになったきっかけの1本です。
その後、このヴィンテージを半ダース買い、さらに他のボルドー・ブランや世界のソーヴィニヨン・ブランへの探究の旅に出るようになりました。
私に新たなワインの楽しみを教えてくれた一本です。
「神の雫」にも登場 生産者のシャトー・モン・ペラについて
コミック「神の雫」で掲載されたシャトー・モン・ペラ・ルージュ。その表現になるほどと思い、美味しいワインでもあり、ずっとリピートをしています。そして、モン・ペラ・ブランも非常に気に入りです。
それだけでなく、このブランではボルドー・ブランやソーヴィニヨン・ブランの私のイメージを一新してしましました。そんなシャトー・モン・ペラについて、エノテカのページを抜粋・要約しておきます。
エノテカオンライン「シャトー・モン・ペラ」のページへのリンク
ボルドー、ガロンヌ川の東側カディヤック・コ-ト・ド・ボルドーのエリアに位置し、1864年のガイドブックにも記載されている歴史のあるシャトー。シャトーモンペラは、1998年に現在のオーナーであるデスパーニュ家の所有となり、無名の状態から一躍有名シャトーの仲間入りを果たした。
デスパーニュ家はアントル・ドゥー・メール後で250年、10世代に渡りワインの醸造の電灯を受け継いできました。同家のワインビジネスは、無名だがポテンシャルのある畑をを探し出し、ワイン造りのノウハウを生かして最大限の魅力を引き出していき、有料シャトーに育て上げるというもの。
「ル・パン」「シャトー・クリネ」など右岸のシンデレラワインや、カリフォルニアのカルトワインとして知られる「ハーラン・エステート」なども手掛けたMr.メルローと称される天才醸造家ミッシェル・ローラン氏の指導の下、栽培は減農薬農法のリュット・レゾネ、平均樹齢30年以上のブドウ樹から6~8房という格付けシャトー並みの低収量、さらに醸造設備の整備など数々の核心を行った。
これを読んでいると、この美味しいワインにはなるべくしてなったという感がありますね。しかも価格は私が初めて飲んだ約10年前とほぼ同じ据え置きです。この手間暇で低収量でよく実現できるなぁと感服してしまいます。素晴らしいですね。
ボルドーのモン・ペラ・ブラン ワインの感想
美しいイエローゴールド。ソーヴィニヨン・ブランの青臭さでなく、草原にたたずむような爽やかな香りが漂い、様々な柑橘系の果物、白い花などの香りが多層的に溢れる。苦味を伴ったグレープフルーツやレモン、オレンジピューレ、スパイスなど複雑な味わい。柔らかい酸味がサッパリとした余韻にリードしてくれます。
草原に椅子とテーブルを置いて、柑橘系の果物や白い花の香りと爽やかな草原の風を浴びながら、テーブルの上のグレープフルーツやレモンなどの果実を楽しでいるようなそんな情景を想い浮かびます。
味わいはしっかりとしていて楽しめるんですが、爽やかに楽しませてくれるワインです。日本の蒸し暑さにも良く合うワインだと思います。
ボルドーのモン・ペラ・ブラン ワインの基礎情報
1 生産地:フランス >ボルドー >プルミール・コート・ド・ボルドー
2 葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミオン、ミュスカデル
3 参考価格:1000円台~2000円台
4 栽培法:低収量、リュットレゾネ(減農薬農法)、樹齢30年以上など
5 ポイント:ワインスペクター誌:91点(過去最高)
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