今回は憧れるドメーヌ・ルーロのネゴシアンもの、ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブランです。
といっても、ACブルゴーニュの中ではかなり高価な価格です。生産量も少なく、人気もあるんだと思います。
エノテカでも各店舗にはあまり数は入荷しないとお聞きして、当時、これは試さねばと思い購入したワインです。
そんなワインの感想です。
目次
ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブラン２０１５
ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブランの情報は購入先のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
ドメーヌ・ルーロとは別にオーナーであるジャン・マルク・ルーロ氏の名前でごく僅かにリリースされている超レアなアイテム。口当たりが柔らかく、豊かな果実味で全体的にリッチ、それでいて余韻はスマートです。お手頃な価格でルーロの白ワインが飲みたいという方に是非おすすめです。良質なブドウのみを使用した、いきいきとした果実味とフレッシュさが魅力。ルーロの洗練されたスタイルを実感していただけます。
詳しくはこちら（エノテカオンラインのページ）
ブルゴーニュ・ブラン２０１５の生産者：ジャン・マルク・ルーロ
ブルゴーニュ・ブランの生産者、ジャン・マルク・ルーロの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら（エノテカオンラインのページ）
ドメーヌ・ルーロのワインは、シルキーでキメの細かい質感と洗練された味わい、そして非常に長い余韻が特徴。芳醇で肉付きがよく、オーク由来のバニラやスパイスの香りが特徴的な従来のムルソーのイメージを覆すような繊細な味わいです。
醸造は非常に慎重に行われます。特に気を付けていることは、浸漬時にあまり撹拌しないこと。ムルソーの他の生産者では果皮から成分をよく抽出し、リッチで豊かな風味を引き出すために十分に撹拌されますが、ルーロにおいては、「豊潤さを得る代わりに、純粋さを失ってしまう」という考えのもと、静かな抽出を心掛けています。
また新樽比率は10〜30％と抑えめで、新樽と旧樽を上手に使い分け、1年以上という長い瓶内熟成を経てようやくリリースすることで、香り高く、雑味のない上品な味わいを生み出しています。
そんなドメーヌ・ルーロのジャン・マルク・ルーロ氏は近年、ドメーヌとしてのワイン造りに飽き足らずネゴシアンとしてのワイン造りもスタート。2014年からは新たなプロジェクトとして、ドメーヌ・ルーロには無かったラインナップを加えワインをリリースしています。信頼のおける栽培家が手掛け、厳しく選別されたブドウのみを使用。醸造から熟成、瓶詰めまで、全ての工程はドメーヌものとなんら変わらないという、こだわり抜かれたワイン造りが行われています。
ジャン・マルク・ルーロの洗練された奥深いブルゴーニュ・ブランの感想
レモンパイのような酸味と甘やかさ、角のないフレッシュなレモンなどの柑橘系果実の爽やかさ、白い花、白桃、緑のハーブ、蜂蜜のようなハーブの香り。
少し甘やかさがあり、爽やかでもある香りです。かなり複雑で、独特な芳しい香り。
口に含むと、角のない酸味の柑橘系果実、青リンゴ、パッションフルーツなど様々な果実、そして、様々なハーブも豊富な印象の味わい。
優しい酸味が爽やかで、果実のミネラル感、僅かばかりのほろ苦さ、色んな要素が絡み合いますが、非常に洗練されていて透明感の高い素晴らしいブルゴーニュ・ブランです。
開いてくると、甘やかな香りは控えめになり、白い花や柑橘系果実の爽やかな印象が強くなる。味わいは当初の印象を少し強調したようなイメージ。ミネラルもたっぷりで、果実の旨味が非常に美味しい！
抜栓当初は感じなかった果実の自然な僅かな甘味を感じ、これがまた美味しい！
樽を効かせた濃いシャルドネではなく、爽やかで優しく、洗練された味わいですが、それでいて、豊富なミネラルなどからくる力強さや奥深い味わいを感じる美味しいワインです。
ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブランは価格がそれなりにしますが、非常におすすめです。今まで飲んだブルゴーニュ・ブランとは異なる印象を受けました。（テイスティングコメントには、その違いをうまく反映できていません）
当時のエノテカ大阪店の店長さんの話だと、お店にはあまり入ってこず、貴重とのことでした。
また、一つ良い経験ができました。ブルゴーニュ・ブランの奥深い世界でした。
残念なことに、めったに売っていないので、見つけたら即買いでないと手に入らないと思います。
ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブランの基礎情報
・ワイン名：ブルゴーニュ・ブラン２０１５
・生産者：ジャン・マルク・ルーロ
・生産地：フランス＞ブルゴーニュ
・葡萄品種：シャルドネ
・原産地呼称等：AC.ブルゴーニュ
・抜栓時期：2020.08.
・インポーター：エノテカ
・参考価格（ネットショップ）：6200円台
・購入先：エノテカオンライン（公式ページはこちら）
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ブルゴーニュ・ブラン関連のおすすめ記事
ジャン・マルク・ルーロのブルゴーニュ・ブランをいただきました。それなりに高価な上、数も少なく、中々手に入りにくいワインです。
下記は同じく貴重で高価なブルゴーニュ・ブランで、ドメーヌ・ルロワです。シャルドネではなく、アリゴテで造るブランです。いわゆるネゴシアンもののメゾン・ルロワではなく、ドメーヌものです。
とはいうものの、2016年に11,000円で買いましたが、今や、検索しても２万円超えしかヒットせず、高価過ぎてなかなか買えないワインとなってしましました。
ブルゴーニュ・アリゴテ２０１４/ドメーヌ・ルロワ
20,000円位~。ミネラル、バター、ブリオッシュ、バニラ、酵母っぽさ、麦わら、乾燥した草、芳しいブイヨンのような出汁っぽさ、和梨や洋梨、甘いクリーミーな香りなど非常に多彩な香り。口に含むと、柑橘系果実、洋梨、メロン、ライム、ミネラル、バター、ブリオッシュ、バニラ、緑のハーブなどの味わい。
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