今回は3Lの箱ワインで、かなり昔からリピートしている、まさに我が家のハウスワインです。
このワインを切らしている時に、マス・ド・ジャニーニ・ブランがあればなぁと考えることも、しばしばです。
フルボトル1本あたりに換算すると、800円台~と非常にお値打ちですが、クオリティも高く、ヴィンテージごとのムラがなく、安定感も素晴らしいです。
普通にワイン単独や料理とのペアリングを楽しむだけでなく、料理酒に使ったりもして、非常に使い勝手が良いです。
そんなおすすめの一推しの箱ワインの感想です。
目次
箱ワインで一推し マス・ド・ジャニーニ・ブラン20119
箱ワインで一推しのマス・ド・ジャニーニ・ブランの情報は、購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
平均樹齢20年の樹から獲れたブドウを使用。
ビオロジック栽培にて成熟したブドウは糖度が上がりすぎないよう高温を避け、手作業にてナイトハーベストを行っています。
ワイナリーに運んだ後は直接圧搾、ステンレスタンクでの低温発酵によりフルーティーでアロマティックなワインに仕上げます。
南フランスの輝く太陽をいっぱいに浴びたブドウで造る100%オーガニックワイン。キリッと冷やして飲むのがおすすめです。こちらは透明感のある明るい麦わら色の色調。
ソーヴィニヨン・ブラン由来の、グレープフルーツやライムなどの柑橘系果実や、清涼感のハーブのアロマ、石灰石、フローラルのようなニュアンスが感じられます。
瑞々しい酸と果実味のバランスが良く、旨味を伴う苦味が印象的。ジューシーな口当たりで、塩気のあるミネラル感やレモンを思わせるフレッシュな果実味とヴェルメンティーノ由来のエキゾチックな風味が印象的な白ワインです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
箱ワインで一推し、マス・ド・ジャニーニ・ブランの生産者:マス・ド・ジャニーニ
箱ワインで一推しのマス・ド・ジャニーニ・ブランの生産者、マス・ド・ジャニーニの情報は、購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ラングドックの中心モンペリエから西へ20km、ニームとベジエの間にあるサン・ボジル・ド・ラ・シルビー村で4世代に渡ってワイン造りを行っている家族経営のワイナリー。
テロワールの個性を最大に引き出すためにブドウの根が地中深く張るような栽培を心がけています。除草剤や化学肥料は使用せず、ブドウの木の畝を耕し、堆肥を使用。そうすることで雑草を取り除き、表面の根を切って真ん中の太い根がさらに深く張るようになるのです。
また、ビオロジックに力を入れているマス・ド・ジャニーニでは、エコセールとユーロリーフという、2つの認証団体から認証を受けています。
箱ワインで一推し! フランスのマス・ド・ジャニーニ・ブラン2019の感想
グレープフルーツやレモンなどの柑橘類、白い花、緑のハーブ、蜂蜜、メロンなどの香り。
少し青っぽさがありますが、清涼感があり、爽やかなソーヴィニヨンブランらしい香りです。
口に含むと、柔らかい酸味、若干の甘味、僅かな苦味。
グレープフルーツやライムなどの柑橘類を中心とするジューシーな果汁のような美味しさに、少しメロンのようなほっこりした果実をイメージし、緑のハーブ、塩やミネラルなどの味わいがします。
60%を占めるソーヴィニヨンブランが良い仕事をしています。
私の好きなヴェルメンティーノ20%がアッサンブラージュしているおかげで、さらに良い感じの味わいになっているんだと思います。
そして、グルナッシュ・ブラン20%が複雑さを与えているのではないかと思います。グルナッシュ・ブランもお気に入りのブドウ品種です。
やはり美味しい!
今回のヴィンテージは、香りにやや青っぽさがありましたが、鼻につくような青さではなく、味わいは粗野さはなく、上品で美味しいです。
ちゃんと味わえるクオリティと美味しさ、何杯飲んでも飲み飽きない上品さ、酸味も甘味も苦味も全てのバランスが良いです。
様々な場面で非常に重宝するワインです。
例えば…
・ワインの味わいをしっかりと楽しめるデイリーワイン、
・様々な食事に合わせたい、
・ワインとワインの中継ぎの一杯、
・たっぷり飲みたい時に、
・もう1杯だけ飲みたい時にも、
・料理酒としても、
etc。
3Lの箱ワインなので、抜栓後1ヶ月程度は美味しく飲めるようになっています。そのため、ちょっと1杯だけのためのワインとしての利用が実現します。
1本あたり800円台~なので、まさに我が家のハウスワインです!
ここ数年で飲んだ全ての箱ワインの中で、一押しです!
箱ワインで一推し マス・ド・ジャニーニ・ブラン2020に合わせた料理など
■チキン胸肉のトマトソース煮(バスク風):マス・ド・ジャニーニ・ブランを料理酒として入れて煮込んでいます。
■バゲット・トラディション/ル・ビアン(LE BEHAN)
料理は唐辛子がピリっとして、ハーブと少しの酸味も効いていて、食欲をそそります。
チキンはあっさりした胸肉なので、バスク風のトマトソース煮とはバランスがちょうど良いです。
箱ワインで一推しのマス・ド・ジャニーニ・ブランと合わせると、ピリっと感じつつ、ワインの酸味が少し強調され、複雑さが増す印象です。
煮込み用に使ったマス・ド・ジャニーニ・ブランと合わせているだけあって、良いペアリングで美味しいです!
ワインを入れて煮込む料理やワイン蒸しなどにも、箱ワインだと使い勝手が良くておすすめです。箱ワインは少しだけ使っても日持ちするので、便利です。
また、当然ですが、ワインの風味が料理の味わいに反映されるため、料理用ワインも何でも良いわけではありません。美味しいワインを使わないと美味しい料理になりません。
といって、高価なワインは使いにくい…
しかし、マス・ド・ジャニーニ・ブランは800円台/本と、価格的にも品質的にもちょうど良いと思います。
料理酒としてもおすすめの箱ワインです!
箱ワインで一推し! マス・ド・ジャニーニ・ブランの基礎情報
・ワイン名:マス・ド・ジャニーニ・ブラン2019&2020
・生産者:マス・ド・ジャニーニ
・生産地:フランス>ラングドック・ルーション
・葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン60%、ヴェルメンティーノ20%、グルナッシュブラン20%
・原産地呼称等:ヴァン・ド・フランス
・気候や土壌:粘土石灰質。
・栽培・醸造法等:平均樹齢20年。ビオロジック栽培。手摘み。ナイトハーベスト。直接圧搾。ステンレスタンクで低温発酵(混醸)・熟成。エコセールとユーロリーフ、AB認証取得。
・抜栓時期:2020.12.&2022.08.
・インポーター:ディオニー株式会社 (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):800円台/本~(3500円位~/3L箱)
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、3500円位で購入(2022.08.)。
おすすめの箱ワイン関連の記事
今回はマス・ド・ジャニーニが造るマス・ド・ジャニーニ・ブラン2019&2020を抜栓した時のレポートでした。
柑橘類などのフルーツが爽やかで、ほっこりするジューシーで、ミネラリーなワインです。
単独でも美味しく、飲み飽きず、料理にも合わせやすく、しかもお値打ちです!
一押しの箱ワインです!
下記は日本の、同じく箱ワインです。
・キャンベルアーリー・ドライロゼ・バック・イン・ボックス/都農ワイン
4950円台/3L。1200円台/本。
フレッシュなブドウジュースのような非常に甘やかなブドウ、甘味たっぷりのストロベリーや甘い花の香り。
口に含むと、上品なブドウや、甘味を伴うストロベリーなどのジューシーな味わい。酸味は控えめで、あまり意識しない。控えめなブドウの自然な甘味を感じる。