目次
1000円台おすすめ白ワイン ギガルのコート・デュ・ローヌ・ブラン2015
濃いめの白を千円台で飲みたいと思ったら、このギガルのコート・デュ・ローヌはありだと思います。
ヴィオニエ100%と違い、そこまで濃厚ではないので、フルーツのフレッシュさも感じながら、じっくり味わって楽しめると思います。
いずれにしろ、ギガルの白ワインをこれから探究して行く方にとっての初めのワインとしては 1000円台前半ですし、ぴったりだと思います。
1000円台おすすめ白ワイン ローヌの生産者:ギガル
1000円台おすすめ白ワイン ローヌの生産者、ギガルの情報はエノテカのページから抜粋・要約しています。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
1946年にエティエンヌ・ギガル氏が創設。1966年コート・ロティの単一畑の先駆けとなる「ラ・ムーリンヌ」をリリース、その後1978年に「ラ・ランドンヌ」、1985年に「ラ・テュルク」をリリース。これらコート・ロティの畑は、「ギガルの3つ子の兄弟」と称され、ワイン・アドヴォケイト誌にて100点を連発した。
現在は3代目フィリップ氏がコート・ロティ、コンドリュー、エルミタージュなど北部ローヌを代表する多数のアペラシオンを所有し、名実共にローヌワインを代表する生産者。
ブドウ栽培については、元々、選りすぐりのアペラシオンの中から特に優れた区画のみを購入しているため、テロワールのポテンシャルが十分高いことに加え、リュット・レゾネ(減農薬法)を実践し、収量を厳しく制限しています。
醸造については、コート・ロティは実に40ヶ月もの長期に渡って新樽で熟成、シャトー・ダンピュイに樽工房を設え、職人の手によって、年間に必要となるおよそ800ものオーク樽を自製しています。
1000円台おすすめ白ワイン ギガルのコート・デュ・ローヌの感想
アプリコット、ラ・フランス、桃、オレンジピューレ、花などの華やかで、フルーティ、そして、ふくよかな、たっぷりの香りが漂います。
口に含むと、少しだけトロミを感じます。
ラ・フランス、トロピカルフルーツなどの南国果実に、グレープフルーツのような苦味、ハーブなども加わり、濃厚で複雑性のあるローヌ・ブランとなっています。
味わいには深みがあり、ヴィオニエらしいふくよかな印象です。
ただ、以前飲んだルネ・ロスタンのコンドリュウと比較すると、香りも味わいも構成する要素は少なく、個性は控えめとなっているように感じました。
AOCコート・デュ・ローヌなので、当然ですが…
また、セパージュもヴィオニエ100%とは異なるという点もあると思います。ヴィオニエは個性豊かですからね。
もちろん今回のコート・デュ・ローヌ・ブランも美味しくいただきました。
フレッシュさもあるので、親しみやすい濃厚系白ワインとしては非常に美味しいです。
デイリーワインにも使える非常にコスパの高いワインです!
1000円台おすすめ白ワイン ギガルのコート・デュ・ローヌの基礎情報
・ワイン名:コート・デュ・・ローヌ・ブラン2015
・生産者:E・ギガル
・生産地:フランス>コート・デュ・ローヌ
葡萄品種:ヴィオニエ65%、ルーサンヌ15%、マルサンヌ10%、クレレット8%、ブールブラン2%
・参考価格:1000円台~
・栽培・醸造法等:リュット・レゾネ(減農薬法)、自製樽の仕様。
・評価等:ワイン・アドヴォケイト91点
・インポーター:株式会社ラック・コーポレーション(公式ページはこちら)
・購入時期/抜栓時期:2018.06./2018.10.
・購入先:タカムラワインハウス(楽天市場店はこちら)、エノテカオンライン(公式ページはこちら)
1000円台おすすめワイン ギガルのコート・デュ・ローヌ関連の記事
・コート・デュ・ローヌ・ルージュ/E.ギガル
1000円位。北ローヌのアペラシオンを多数擁し、リュットレゾネ、自家製樽の使用などこだわり抜いたワイン造りを実践しています。
スパイシーで果実味豊かな美味しいワインです。