今回は輸入元のテラヴェール直営のネットショップ、ワイン見聞録で購入したワインセットに入っていた1本です。
ロワールのトゥーレーヌ地区の生産量の非常に少ないロモランタンという土着品種の白ワインです。
アペラシオンはACクール・シュヴルニィです。
中々飲めなさそうな貴重なワインを今回抜栓しました。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
デ・ユウアールが造るクール・シュヴルニィ・ロモ2018
デ・ユウアールのクール・シュヴルニィ・ロモの情報は、購入先のワイン見聞録が同封していた解説文から抜粋・引用しています。
AOCクール・シュヴルニィは100%ロモランタンしか認められていない。ロモランタンはフランス全土で60haしか栽培されていない希少種。平均樹齢35年。粘土石灰質及び粘土珪質。ゆっくりとプレス後デブルバージュ.最もロモランタンの個性を感んじられるキュヴェ。
クール・シュヴルニィ・ロモの生産者:デ・ユウアール
クール・シュヴルニィ・ロモの生産者、デ・ユウアールの情報は、輸入元のテラヴェールから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(テラヴェールのページ)
デ・ウアー家は100年以上前から栽培し、1922 年より元詰めをしている。現在は7代目のミッシェル・ジャンドリエが当主。
RVF誌でAOCクール・シュヴルニィ唯一の星付き評価を獲得。
『ビオディナミは特別ではない。土、空気、水といった 自然の力を利用する。私達にとっては自然に寄り沿 いワインを造る唯一の農法』
彼等は1989年からビオディナミを導入。技術の進歩と共に人間が壊したエコシステムを元に戻すべきと考えている。
『ビオディナミの導入は、50年前のワイン造りに戻ることだった。植物の成長リズムを細かく観察し、それ に合わせて畑の手入れをするだけ』
複数のハーブを生やし生物多様性を保っている。必要な場合には500 番と501 番調剤を使う。 『畑のバランスが崩れたら、ハーブや調剤を少しだけ与える。あとは葡萄樹が自ら病気への耐性を強めてバランスを取り戻す』
デ・ユウアールのクール・シュヴルニィ・ロモ、ロワールの土着品種の感想
やや濃いめの透明感のあるイエロー。
南国果実をイメージするイエローです。
アプリコット、オイル、パイン、パッションフルーツ、洋梨、白い花、黄色い花などの香り。
非常にフレッシュでジューシーな南国果実のイメージです。
様々なフルーツの香りを豊富に感じます。
南国果実が豊富ですが、重くなく、洗練された印象です。
透明感があり、ジューシーさをイメージする香りです。
口に含むと、控えめな酸味、少し苦味と甘味を感じる。
アプリコット、トロピカルフルーツ、洋梨、パッションフルーツ、緑のハーブ、ミネラルなどの味わい。
少しトロミが感じられますが、ジューシーで、ややフレッシュな南国果実を豊富に感じます。
余韻には、フルーティさ、そして、フィニッシュには苦味をよく感じます。
重すぎず、しかし、飲みごたえがあり、それでいて、ジューシーで、ミネラリーな美味しさです。
他のロワールのブドウの中では、飲み応えと言う点ではシュナンブランが一番近いかもしれませんが、もちろん味わいは全く別物です。
また、香りには南国果実がベースですが、リースリングで時折感じるオイルっぽい香りが感じられます。
ミネラリーで、ボリューム感もありますが、ジューシーなので、親しみやすく、杯は進みます。
飲み応えがあるので、中級者にもおすすめしたいワインですね。
今日はデ・ユウアールが造るクール・シュヴルニィ・ロモ2018を抜栓しました。
白ワインの宝庫でもあるフランスのロワール。
そんなロワールで造られるロモランタンという土着品種で造るワインです。
フランスでも知る人ぞ知る品種のようですが、ボリューム感がありますが、親しみやすさもあります。
残念ながら記事執筆時には楽天、Amazon、購入先のワイン見聞録、輸入元のテラヴェールにもこのワインは見当たりませんでした。
一時的なものなのか、輸入自体を終了したのか…。
世界で僅かしか栽培されていない貴重品種でもあるので、日本入荷は難しいのかもしれませんが、今後の再販売を期待しいと思います。
デ・ユウアールのクール・シュヴルニィ・ロモ、ロワールの土着品種に合わせた料理など
・マルゲリータ/ピッツァ・サルヴァトーレ・カーサ
「酸味の効いたトマトソースにモッツァレラチーズ、バジルをトッピングしたシンプルな味」(ピッツァ・サルヴァトーレ・カーサ公式ページ(楽天市場)から引用。こちら)
トマトの酸味、チーズのコク、バジルの爽やかさ、そして、絶妙な歯応えの生地!
やはりマルゲリータはシンプルで美味しい!
そして、サルヴァトーレ・カーサも実店舗(&デリバリー)のサルヴァトーレ・クオモもお気に入りです。
デ・ユウアールが造るクール・シュヴルニィ・ロモ2018と合わせると、ワインは複雑さが増し、少し青っぽさが感じられるように。
フルーティさは顕在!
まずまずのペアリングでした。
・ピザ・サルヴァトーレ・カーサ
「こだわりの食材とナポリレシピの伝統を守り、生地の発酵から形成、約450度の薪窯で焼き上げる熟練の職人技から生み出される深い味わいは、イタリア・ナポリで開催された世界最高峰のピッツァの祭典『PIZZA FEST』で3年連続入賞いたしました。
その特別な技術で作り上げるサルヴァトーレのピッツァをもっと身近に、手軽にお召し上がりいただきたいと思い誕生したのが「PIZZA SALVATORE CASA」です。
冷凍のため長期保存が可能なのでお好きな時間にお召し上がりいただけます。」(サルヴァトーレ・クオモ公式ページから抜粋・引用。こちら)
デ・ユウアールのクール・シュヴルニィ・ロモ、ロワールの土着品種の基礎情報
・ワイン名:クール・シュヴルニィ・ロモ2018
・生産者:デ・ユウアール
・生産地:フランス>ロワール>トゥーレーヌ地区>シュヴルニィ
・原産地呼称等:ACクール・シュヴルニィ
・ブドウ品種:ロモランタン
・気候や土壌:粘土石灰岩の土壌
・栽培・醸造法等:ビオディナミ(Biodyvin認証取得)。オーガニック(ユーロリーフ認証取得)。
・インポーター:テラヴェール株式会社(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):?
・購入時期/抜栓時期:2023.02./2023.05.
・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら)
ワインセットに入っていた1本。
※インポーターのテラヴェールの直営オンラインショップ。
ロワールのトゥーレーヌの白ワイン関連のおすすめ記事
今回はデ・ユウアールが造るクール・シュヴルニィ・ロモ2018を抜栓しました。
ミネラリーでボリューム感がある、ジューシーな南国果実を感じるワインでした!
下記は同じくロワールのトゥーレーヌ地区の白ワインです。
・バロン・ド・マムール トゥーレーヌ・ソーヴィニヨンブラン2020/ヴィルボワ・フルニエ
フルーティで爽やかな味わい。そして、素晴らしい香りで満たされるワイン!
フランス、ロワール。2000円台~。
柔らかい柑橘類、白い花、アプリコット、白桃、ラフランス、オレンジ、ドライハーブなどの香り。
口に含むと、アリコット、ライムやグレープフルーツ、ピール、ドライハーブ、ミネラルや塩などの味わい。