今回のワインはまだ飲んだことがない欧州の生産国のワインをまとめ買いした内の1本です。
写真左から順に、クロアチア、イギリス、ジョージア、ギリシャ、スイスの5カ国です。
今回抜栓したのはジョージアの土着品種ムツヴァネ100%で造るジョージアワインです。
1500円台~と手頃な価格ですが、アロマティックな香りで、ふくよかさと爽やかさがあり、フルーティでボリューム感のある、美味しいワインです。
そんなワインの感想です。
目次
ジョージアワイン、シュフマン・ワインズのムツヴァネ2019
ジョージアワイン、シュフマン・ワインズのムツヴァネ2019の情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
グラスに注ぐと、リンゴや洋ナシのアロマに、華やかな花のタッチが重なったアロマティックな香り。口に含むと香り同様、リンゴや洋ナシのようなリッチな果実味が口中を満たし、桃を思わせる甘味を伴った風味が余韻にかけて広がっていきます。10-12度に冷やし、サラダや白身魚、牡蠣とのマリアージュがおススメです。
ジョージアの土着品種ムツヴァネを、ステンレスタンクで醸造したヨーロピアンスタイルのジョージアワイン。クヴェヴリで造られるオレンジワインが注目されているジョージアですが、実際にはジョージアワインの生産量の90%程はこのような「ヨーロピアンスタイル」と呼ばれるモダンな醸造方法で造られています。ステンレスでクリーンに造られたワインは和食全般にも合わせやすく、また品種の個性を知るにはピッタリ。
ムツヴァネはジョージア語で「緑の」を意味し果皮が薄くタンニンが控えめで、ステンレスタンク醗酵だとしなやかで口当たりのよい味わいが特徴。まさに品種の特徴をストレートに表現した仕上がりです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ジョージアワインのムツヴァネの生産者:シュフマン・ワインズ
ジョージアワインのムツヴァネの生産者、シュフマン・ワインズの情報は輸入元の日本酒類販売が運営する『ワイン ノ マド』から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ワイン ノ マドのページ)
2008年に創設されたシュフマン・ワインズの創設者ブルクハルト・シュフマン氏は、多くの国々を旅行し、長年のワインラバーでした。学生の頃からジョージアを訪れ、国の美しさ、人々の温かさ、ワイン造りの大いなる可能性を知っていました。ジョージアの伝統的なワインの製法に、ドイツの類まれな技法を用いて、時代に相応しく、記憶に残るワイン造りを行っています。
シュフマンのワイン造りを担うのが、三世代続くワインメーカーの家の出身で、ジョージアワイン造りの第一人者との評価を得ている、ギオルギ・ダキシュヴィリ氏です。
彼は良質なワインを生産するうえではそれぞれの品種が適した土壌に植えられること、つまりは日当たりと風通しがよく、マイクロクライメットに総合的に適していることが重要と考えています。
ジョージアワイン、シュフマン・ワインズのフルーティなムツヴァネの感想
やや緑がかった薄めのイエロー。
ライムやレモンなどの柑橘類、メロン、ラフランス、白桃、リンゴ、華やかな花、緑のハーブ、少し刺激のあるスパイスなどの香り。
スワリングすると、初めに感じたフルーツや華やかな花の香りがより洗練されたものになりつつ、豊富に香ります。香りの構成は大きく変わりません。
アロマティックな素晴らしい香りです!
口に含むと、控えめな酸味と甘味、僅かに苦味。レモンやグレープフルーツ、メロン、ラフランス、リンゴ、ナッツ、パター、ハーブ、ピールなどの味わい。
少しトロミがあり、メロンなどのフルーティさと相まって、こってりしたワインかと思いきや、そうではありません。
柑橘類の爽やかさや苦味があり、フルーツなどの多様さがあり、バランスが取れた、ふくよかな味わいです。
爽やかに飲みたい方は温度は低めにして、ふくよかさをしっかりと味わいたい方は温度を室温寄せて飲むのが良いと思います。
料理と合わせるには低めの温度設定が良さそうです。
アロマティックな香りで、ふくよかさと爽やかさがあり、フルーティでボリューム感のあるワインです。
抜栓2日目、ハチミツ、メロン、ラフラン、グレープフルーツ、パッションフルーツ、ナッツ、華やか花、レモン、ハーブなど抜栓初日のイメージに近い、多彩でフルーティな香り。
口に含むと、少しの酸味と苦味、甘味を感じる。メロン、ラフランス、リンゴ、グレープフルーツ、トロピカルフルーツ、ハチミツ、ハーブ、白胡椒などの味わい。
多彩なフルーティさが抜栓初日同様、健在です。
抜栓初日とは微妙に印象が異なりますが、近い味わいです。
抜栓2日目もボリューム感があり、非常に多彩なフルーティさで、ふくよかさと爽やかさを感じるワインです。
やはり美味しいです!
初ジョージアワインでした。ムツヴァネというブドウ品種も初めてでした。
シュフマン・ワインズのムツヴァネは非常に多彩なフルーティさで、ボリューム感のある白ワインという印象でした。
どちらかというとリッチな白ワインですが、柑橘類の爽やかさや苦みもあり、バランスは良いと感じました。香りは非常にアロマッティです。
価格も1500円台~ですので、手頃な価格で、コスパも非常に高いワインです。
まだジョージアワインを飲んでいない方は是非試していただきたい、おすすめのワインです!
ジョージアワイン、シュフマン・ワインズのフルーティなムツヴァネに合わせた料理など
・スモークサーモンのキッシュ:ビストロ フィル
ほのかにスモークの香りがして、後半にサーモンの味わいを感じます。非常に柔らかく、また、味は濃すぎず、ジューシーです。
スモークも強くなく、ホワイトソースに風味を少し与える程度で、個人的にはちょうど良い位です。
シュフマン・ワインズのムツヴァネに合わせると、酸味と苦味を少し感じて、多彩なフルーティさは健在です。キッシュの味わいが後半にかけて戻ってくる感じで、最後まで美味しくいただけます。
ジョージアワインとスモークサーモンのキッシュは非常に良いペアリングでした!
【ビストロ フィルの実店舗】
・気軽にフレンチとワインが楽しめるビストロ 『Repas (ルパ)』
「本町駅徒歩3分、ビルの2階で営業しています。平日ランチ2,000.土曜日ランチは3,500円。
ディナーはアラカルトのみでの営業です。各国ワインを全てグラス🍷でご提供しております。カウンター席もありますので、お一人でも気軽にご来店下さい。天満橋に系列店、 」(公式ページから引用)
公式URL | 食べログ上の公式ページはこちら
Instagram公式アカウント:bistr_fil Repas ルパ【大阪 本町】 |
住所 | 大阪市中央区本町4-8-8 リズム本町 2F |
TEL | 050-5600-0699 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30〜13:30(L.O.) 【ディナー】 17:30〜21:00(L.O.) |
定休日 | 水曜日ランチ、日曜日、祝日 |
アクセス | 御堂筋線・四ツ橋線 本町駅徒歩3分 |
グルメサイト | 食べログはこちら |
ジョージアワイン、シュフマン・ワインズのムツヴァネ2019の基礎情報
・ワイン名:ムツヴァネ2019
・生産者:シュフマン・ワインズ
・生産地:ジョージア
・葡萄品種:ムツヴァネ
・栽培・醸造法等:ステンレスタンク
・抜栓時期:2022.04.
・インポーター:日本酒類販売株式会社(公式ページ『ワイン ノ マド』はこちら)
・参考価格(ネットショップ):1500円台~
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、1300円台で購入。
欧州の初ワイン関連のおすすめ記事
今回はジョージアワインであるシュフマン・ワインズのムツヴァネ2019を抜栓しました。アロマティックな香りで、ふくよかさと爽やかさがあり、フルーティでボリューム感のあるワインでした。
下記はジョージアワインと同様に欧州の生産国で、初めて飲んだギリシャとスイスのワインの記事です。どちらも美味しいワインです。スイスのロゼは美しさも素晴らしい。ギリシャの下記ワインはしっかりめのブルゴーニュのような印象を受ける非常に素晴らしいワインでした!
・ラミニスタ2016/キリ・ヤーニ
2800円台~。ギリシャワイン甘やかで芳醇でエレガントさが特徴的なワイン!
熟した赤系ベリー、ブラックチェリー、新鮮なプラムやレッドチェリー、クローヴやミント、クレームドカシス、甘い花、バラの花などの香り。
口に含むと、熟した赤系ベリー、ブラックチェリー、シナモンなどのスパイス、オーク由来のコクのある美味しさ、リキュールなどを感じます。
・ウイユ・ド・ペルドリ2018/ドメーヌ・クロワ・デュプレ
4600円台。スイスワイン。香りはチャーミングで華やか、味わいはチャーミング、それでいて上品でした。
柑橘類、白い花、ハーブ、甘い花の香り。
口に含むと、白桃、グレープフルーツなどの柑橘類、赤い果実、ミネラル、ナッツ、酵母、ハーブなどの味わい。