今回はイタリア全20州制覇のため、ラスト3州のカラブリア州、ラツィオ州、リグーリア州の3州をまとめ買いした内の1本です。
抜栓したのはカラブリア州で、イタリアのつま先に位置する州です。
リブランディというワイナリーの美しいチロ・ロザートというロゼワインです。
そんなワインの感想です。
目次
カラブリア州のイタリアワイン リブランディのチロ・ロザート2020
カラブリア州のイタリアワイン、リブランディのチロ・ロザートの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
綺麗なピンク色の外観。ピノ・ノワールを思わせるストロベリーやキイチゴなどの繊細なアロマがグラスから立ち上ります。口に含むと、甘みのある果実味が広がり、非常に喉越しが良い綺麗な飲み心地。しっかりとした酸味と、穏やかなタンニン、そしてスパイスのニュアンスが味わいを引き延ばします。サラミや魚料理から、ピリ辛風味の料理まで、幅広い料理と合わせられる使い勝手抜群なロゼワインです。
カラブリアを代表する土着品種ガリオッポが使われています。ガリオッポとはギリシャ語で「美しい足」という意味があり、ブドウの茎部が美しいためにこの名がつけられたそうです。収穫されたブドウは穏やかな圧搾の後、モストの15%を抜き取ってからマセラシオンを行うセニエ方式で造られます。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
カラブリア州のイタリアワイン チロ・ロザートの生産者:リブランディ
カラブリア州のイタリアワイン、チロ・ロザートの生産者、リブランディの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
リブランディ家は、カラブリア州のイオニア海に面した小さな街、チロ・マリーナで4世代に渡ってブドウ栽培を行ってきました。そして1950年からアントニオ氏が自社でのワイン生産をスタートし、現在、2013年版ガンベロロッソでブドウ栽培者・オブ・ザ・イヤーを受賞した弟のニコデモ氏がオーナーとしてワイナリーを経営しています。
カラブリア州の土着品種を使ったワイン造りや、失われつつある古代品種の復活に力を注ぎ、ワインを通じてカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えるワイナリーです。
カラブリア州のイタリアワイン リブランディのチロ・ロザートの感想
オレンジ色が美しいサーモンピンク。
優しい甘い花がまず漂ってくる。スワリングすると、一気に花開き、甘い花と涼しげなハーブがしっかりと香る。そして、控えめにオレンジやストロベリーなどが香ってくる。
非常にボリューム感のある香りです。
口に含むと、甘味があり、優しい酸味がある。
優しい酸味のライムなどの柑橘系果実、白桃、甘やかなストロベリー、フルーツコンポート、バニラ、生クリーム、スパイスなどの味わい。
フルーティな甘味、バニラや生クリームのような甘味など、色んな甘味として感じる。刺激が少なく、優しい味わいです。
最初は酸味が控えめに感じましたが、そうではなくて、酸味はあるけれど優しくて、刺激が強くないことに気付く。
とにかくボリューミーで甘やかな花や果実の香りの、優しいフルーティさで、甘さ控えめな生クリームが乗ったケーキのような美味しいワインです!
(甘さについては、フルーツコンポートより少し甘い位が最も近いと感じます。)
飲みながら思い浮べたのは、優しい酸味の甘味のあるフルーティさの味わいからイタリアの南の方でした。後日、ブログ執筆時にカラブリア州を地図で確認すると、イタリアのつま先に位置していました。イメージ通りのワインでした。
今回のリブランディのチロ・ロザートはリゾートホテルのテラスから地中海を眺めながら、夏の暑い日差しを浴びつつ、しっかりと冷やした状態で飲みたいロゼワインですね。
そんなリゾートホテルと地中海の景観がよく似合う、美しく美味しいイタリアワインでした。
カラブリア州のイタリアワイン リブランディのチロ・ロザートに合わせた料理
・本日の前菜3種盛(ミニサラダ付き):ダイニングカフェバー フラット。
(前菜3種:カラフルフルーツトマトと黒豆ジェノベーゼ、旬のホワイトラグーいくらのせ、クリームチーズとブルーベリーの生ハム包)
カラブリア州のイタリアワインと、ホワイトラグーやクリームチーズと生ハムと合わせると、甘味が抑えられて、酸味が少し立ち、さっぱりした印象になります。そのため、料理もさっぱりして、素材の味わいを感じることができます。
リブランディのチロ・ロザートとは良い組み合わせでした。
・メッツェマニケ、レモンクリームソースかけ:『マンチーニ メッツェマニケ』(マカロニ)はマンチーニ社。輸入者はモンテ物産。『モンテベッロ レモンクリームのパスタソース』の販売者はモンテ物産。
レモンの風味と酸味が良く効いている。クリームは爽やかさを崩さないクリーミーさです。酸味が刺激になり、しっかりめの歯ごたえのメッツェマニケとよく合います。メッツェマニケの小麦の味わいもしっかりとして、非常に美味しいです。
カラブリア州のイタリアワインと合わせると、ソースのレモンのフルーティーな印象は控えめになり、酸味と爽やかなクリームの味わいが残ります。リブランディのチロ・ロザートはグレープフルーツのような苦味が加わり、甘い花々などの華やかさは少し抑えられて、落ち着いた印象になります。
モンテベッロ レモンクリームのパスタソース:モンテ物産。「爽やかなシチリアレモンの酸味とチーズのコクを楽しめるパスタソースです。シチリア産レモンを使用。」
マンチーニ メッツェマニケ:マンチーニ社。輸入者、モンテ物産。原材料:デュラム小麦のセモリナ。「(略)自社でパスタ専用に栽培した小麦からパスタを製造する世界でも稀有な作り手です。原材料のデュラム小麦はレヴァンテ種を中心に数種をブレンドし、ショートパスタは乾燥温度を約55℃におさえ約1日かけた低温長時間乾燥で製造しています。これにより彼らの哲学である小麦本来の品質香りをパスタに封じ込めました。(略)」
やわらか鶏のジェノベーゼ&彩り野菜のラタトゥイユ:ソマリ
「鶏もも肉を丁寧に捌き、塩麹や玉ねぎなどの香味野菜で時間をかけてマリネすることで、お肉本来の柔らかさやジューシーさを実現した一品。ジェノベーゼソースもソマリ特製のレシピで1から店舗で仕込んでいるこだわりのソースです。」
「しっかりと煮込んで旨味を引き出したソマリ特製トマトソースとゴロゴロ野菜をあえて、イタリアン定番のラタトゥイユに! たっぷりのお野菜も取れて栄養満点な一品です。自家製フォカッチャと一緒に食べるのもおすすめ!」
ラタトゥイユはトマトの酸味が大きめにカットされたジューシーな野菜と合わさり、程良い酸味になり、美味しい!
カラブリア州のイタリアワインと合わせると、甘味が抑えられ、程よい酸味と苦味が現れ、美味しいです。
チキンはバジルソースと合うのはもちろん、塩麹のおかげで肉は非常に柔らかく旨味がよく出ています。
イタリアワインと合わせると、チキンの旨味とバジルの風味がクリアになる印象で、リブランディのチロ・ロザートと共に食べた方が、料理だけで食べるよりも美味しく感じられました。非常に良いペアリングと思います。
・和食とイタリアンの炭焼きバル ソマリ:「『和食とイタリアンの炭焼きバル』その日その季節、四季折々の自然の恵みを和食&イタリアン&炭焼き お酒の種類も豊富に取り揃えてます。オープンガレージで異国空間」
(公式ページより引用)
URL | https://artboxcatering.wixsite.com/delittlesorari |
住所 | 大阪府大阪市西区新町1-7-21 |
アクセス | 大阪メトロ、四ツ橋線・四ツ橋駅から徒歩2分。同、千日前線・西大橋駅から徒歩5分。 |
グルメサイト | 食べログ:こちら、ぐるなび:こちら、ホットペッパー:こちら |
カラブリア州のイタリアワイン リブランディのチロ・ロザートの基礎情報
・ワイン名:チロ・ロザート2020
・生産者:リブランディ
・生産地:イタリア>カラブリア州
・葡萄品種:ガリオッポ100%
・原産地呼称等:DOC.チロ
・気候や土壌:粘土質土壌、昼夜の寒暖差。
・栽培・醸造法等:穏やかな圧搾、モストの15%をに抜き取ってからマセラシオンを行うセニエ方式。
・インポーター:モンテ物産(モンテ物産直営オンラインショップはこちら)
・参考価格(ネットショップ):1600円台~
・購入先:エノテカオンライン
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、1700円台で購入。
イタリアワインのロザート関連のおすすめ記事
カラブリア州のイタリアワインであるリブランディのチロ・ロザートを抜栓しました。地中海に似合う美しく、美味しいイタリアワインでした。価格は1600円台~です。
下記は同じく1000円台のイタリアのロゼワインの感想の記事です。
ロザート2019/フェウド・アランチョ
1000円位~。チャーミングなチェリーやストロベリーなどの赤い果実、ピーチ、花々のブーケ、ハーブの香り。口に含むと、フレッシュなチェリーやストロベリーなど様々な赤系果実、ピーチ、ハーブ、スパイスなどの味わい。
ロザート2016/サンタ・クリスティーナ
1300円台~。爽やかなチェリー、ストロベリー、ラズベリーなと赤系果実の優しい香り。赤系果実の柔らかい甘味と爽やかで優しい酸味、ジューシーでフルーティな味わい。
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