今回は、2024年3月にエノテカ自由が丘店で開催された「生産者来日 ピエモンテ・テイスティング・イベント」で購入したワインです。
7本購入して、内、赤ワイン4本はエノテカのレンタルセラーで現在も熟成中です。
今回はジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン2021を抜栓しました。
自宅でじっくりとワインを楽しんでいると、イベント当日の試飲では気付くことができなかったポテンシャルを感じました。
非常に素晴らしいワインでした!
そんな非常にお手頃で美味しい、おすすめのワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン2021
ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン’21の情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
ミネラル豊富な粘土石灰質土壌、標高200~330mのトリフォレラの約0.8haの西向きの畑で栽培される、平均樹齢25年のシャルドネ100%で仕立てられる1本。
醸造では、フレンチオークとアンフォラ、ステンレスタンクの、3つの異なる熟成容器を使用。ステンレスタンクにより新鮮さ、アンフォラによりミネラル感、そしてオーク樽により力強さが表現されています。
ワインはレモンやリンゴなどのフルーティーな果実味とともに、ミネラル感や酸味も感じられる、しっかりとしたストラクチャーが魅力。絶妙なバランスで調和した1本です。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ランゲ・ビアンコ・スカプリン’21のワイナリー:ジュゼッペ・コルテーゼ
ランゲ・ビアンコ・スカプリン’21のワイナリー、ジュゼッペ・コルテーゼの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ジュゼッペ・コルテーゼは、バルバレスコの歴史的なクリュであるラバヤの中心に位置する、小さな家族経営のワイナリー。その歴史は1971年に遡ります。バルバレスコ出身であるジュゼッペ・コルテーゼ氏は、この地のテロワールの魅力にいち早く目を付け、ジュゼッペ氏は家業であったワイン事業の方向性を変えることを決意。ワイナリーの改造、醸造技術の改善を行い、ラバヤの土地を購入し始めました。そして1971年、彼の父親とともに、バルバレスコ・ラバヤのファーストヴィンテージをリリースしたのです。
バルバレスコのテロワールを深く尊重し、理解しているジュゼッペ氏は、非常に優れたワインを造りだしていきました。以降、コルテーゼ家は、バルバレスコという土地の保護とワインの品質向上に献身。現在は、ジュゼッペ氏の子供たちであるピエール・カルロ氏とティツィアーナ氏、そしてその夫であるガブリエル氏によって、その伝統が受け継がれています。
バルバレスコのなかでも絶妙にバランスの取れたワインを生み出すジュゼッペ・コルテーゼは、世界的に高い評価を受けています。ワイン・アドヴォケイトでは「バルバレスコのトップ生産者の1つ」と称賛されている他、最近では、2020年のデキャンタにおいても、ラバヤにおけるトップ生産者の1つとしてジュゼッペ・コルテーゼが紹介されるなど、ワイン評論家からの厚い信頼を獲得しているのです。
ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン’21の感想
非常に透明度の高い、淡いレモンイエロー。
繊細な印象を受ける佇まいです!
落ち着きのあるライムやレモン、少しバニラやブリオッシュ、アプリコットや洋梨、ハーブなどの香り。
落ち着きのある柑橘類とトロピカルフルーツが共存し、コクや甘やかな香りが上品に漂います。
フルーティで、角がなく、ふくよかさもある、まろやかな香りです。
芳しい香りです!
口に含むと、控えめな酸味、少し甘味や苦味を感じる。
落ち着きのあるライムやレモン、少し青りんごやバナナ、アプリコットや洋梨、緑のハーブ、ピール、ミネラル、オイルなどの味わい。
落ち着きのあるフルーティさがあり、やや緑をイメージする味わいもあります。
ミネラル感やオイリーさもあり、しっかりとしたボディの印象を受けます。
複雑で、ふくよかさも感じますが、フルーティさが重々しくさせず、親しみやすさを演出しています。
しっかりと冷やした方が料理には合わせやすそうです。
非常に美味しいシャルドネです!
抜栓2時間後、しばらくスワリングしつつ、飲み進めていき、温度が上がってくると、甘やかなフルーティさがアップし、バニラやブリオッシュなどが加わります。
よりまろやかで、コク旨感が加わった印象になります。
ワインが開いてからの方が、ブルゴーニュのような非常に上品で、深みのある味わいを楽しめます。
抜栓直後も美味しいですが、抜栓2時間以降の方がこのワインのポテンシャルを発揮してくれます。
非常に大好きな味わいのシャルドネでした!
今回は、ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン’21を抜栓しました。
下記エノテカの生産者来日イベントで試飲して購入したワインです。
イベントの時には気付かなったのですが、自宅でじっくりと時間をかけて飲むと、想像以上のポテンシャルを持つワインでした。
非常に上品なコク旨感を持つシャルドネに変貌します。
日常の食事にも合わせて欲しいので、ワイン名にシャルドネを入れず、敢えてランゲ・ビアンコとしているという生産者の説明がありましたので、なおさらテイスティングではこのポテンシャルに気付けませんでした。
価格は3000円台ですが、コスパが高いシャルドネで、非常にお値打ちだと思います。
じっくりと開かせて楽しんで欲しい、おすすめワインです!
ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン’21の基礎情報
・ワイン名:ランゲ・ビアンコ・スカプリン2021
・ワイナリー:ジュゼッペ・コルテーゼ
( Instagram:@cortesegiuseppecantina )
・ブドウ栽培地:イタリア>ピエモンテ州>ランゲ>トリフォレラの西向きの畑
・原産地呼称等:DOCランゲ
・葡萄品種:シャルドネ
・気候や土壌:ミネラル豊富な粘土石灰質土壌。標高200~330m。
・栽培・醸造法等:平均樹齢25年。フレンチオークとアンフォラ、ステンレスタンクの、3つの異なる熟成容器を使用。
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・購入時期/抜栓時期:2024.03./2024.06.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
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今回は、ジュゼッペ・コルテーゼのランゲ・ビアンコ・スカプリン’21を抜栓しました。
ワインが開くとフルーティさがアップしつつ、非常に上品で、深みのある味わいが現れる、素晴らしいワインでした!
下記はこのワインを試飲した、エノテカ自由が丘店で開催された「生産者来日 ピエモンテ・テイスティング・イベント」のブログ記事です。
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