今回は山梨県勝沼町のブドウで造るハラモ 甲州 シュール・リーです。
生産国にこだわらず、世界中のワインを飲んでいるつもりですが、やはり意識して飲んでいるのは日本ワインです。
まずは全都道府県の制覇をいしたいと頭の片隅に置きつつ、いろんな地域のワインを飲んでいます。
今回はエノテカオンラインで12本以上まとめ買いした内の1本で、気になっていた日本のワイナリーである原茂ワインの甲州を購入しました。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リー2020
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーの情報は、購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
ベージュがかった濃厚な色合いに、白い花やトロピカルフルーツを連想させる、複雑で厚みのあるアロマ。広がりのある穏やかな酸味が魅力です。和梨を思わせる上品な果実味の中に感じられる日本酒にどこか似た旨味は、食事との絶交の相性を見せてくれます。お刺身や魚の塩焼き、醤油を使った煮物など、日々の食事と合わせて是非お楽しみください。
澱と一緒にワインを5ヵ月間寝かせた、シュール・リーの甲州。シュール・リー(澱の上で静置)はフランス・ロワール地区のミュスカデなどでよく行われる醸造法で、澱からアミノ酸が溶け出すため、ワインに豊かなボディと独特の香味が加わりフレッシュながら骨格のしっかりしたワインとなります。
こちらの甲州シュール・リーは、数多くの受賞歴を誇り、2006年以降は多くのヴィンテージが国内のワインコンクールで銅賞以上を獲得。2009年ヴィンテージは第13回ジャパンワインチャレンジにおいて、最優秀日本ワイン賞・最優秀甲州ワイン賞ダブル受賞。2013年ヴィンテージも2014年国産ワインコンクールにて銅賞を受賞しており、数々の受領歴を誇るワインです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ハラモ 甲州 シュール・リーの生産者:原茂ワイン
ハラモ 甲州 シュール・リーの生産者、原茂ワインの情報は、購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
創業1924年、山梨の代表品種甲州を中心に、シャルドネ、メルロなどのブドウ品種から、風土にねざした”勝沼らしさ”を持つ、秀逸なワインを生み出しています。
原茂ワインの顔と言われるのは、専務取締役の古屋真太郎氏。1963年に勝沼で生まれ育ち、大学時代にワイン醸造の専門的な知識を習得。1986年以降は原茂ワイナリーでワイン造りに携わり、試行錯誤の中で研究し続け、今日ではファンを全国に持つ良質なワイン造りの立役者となっています。
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リー 受賞歴多数に納得!の感想
僅かにグリーンがかった薄めのイエロー。
爽快感のあるフルーティな香り。しかし、浮き足立っていない。
酸味の控えめなレモンなどの柑橘類、白い花、トロピカルフルーツなど、南国果実も含む、ふくよかさのある清々しいフルーティな香りです。
決して強い香りではないですが、爽やかで清々しさをイメージさせる香りがします。
口に含むと、程良い酸味と苦味、僅かに甘味を感じる。
優しいグレープフルーツやライム、メロン、アプリコット、トロピカルフルーツ、ハーブ、オイル、麦わら、ミネラルなどの味わい。
香りの印象とは少し異なりますが、様々フルーツを感じて、ふくよかさと程良い酸味と苦味、ミネラルを感じます。
ボリューム感もありますが、酸味と苦味のおかげか、意外にスッと飲めます。
余韻は長く、苦味がやや強くなりつつ、アプリコットもよく感じます。
香りは甲州らしさと爽快な印象が良く、味わいはボリューミーですが、スッキリと飲めるところが非常に良いです。
今回も美味しい甲州でした!
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーは日本の気候に合いそうなワインです。やはり日本の甲州は日本で消費した方がポテンシャルを発揮しそうです。
フルーティで非常に飲みごたえがあり、それでいてスッと飲めてしまうフレンドリーな美味しいワインです。爽快感のあるフルーティな香りも素晴らしいです。
ハラモ 甲州 シュール・リーは2,000円位で購入できるので、クオリティと味わい・香りの広がりを考えると、非常にお値打ちではないかと思います。
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リー 受賞歴多数に納得!に合わせた料理など
・fumagalli イタリアサラミセット(ナポリサラミ、ミラノサラミ、ローマサラミ)/購入先:Big Beans。輸入者:(株)ノルレェイク・インターナショナル。加工者:(株)サイトウミート。
「Fumagalliのサラミは、イタリアの州名産の最も優れた伝統を、その高い品質と共に、食卓にお届けします。スライス済みかスライス前の塊は、香り高くしっかりした味覚や、よりまろやかな味わい、Fumagalliのサラミは、お口の中に特別な味わいが広がります。それは原料となる肉を厳選し、注意深く丹精込めて作り上げた味わいです。」(fumagalliの公式ページより引用。こちら)
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーと、3種類ともハラモ甲州とは、非常に相性が良いと感じました。
敢えて言えば、3種類のイタリアサラミをペアリングした中で最も良かったのはミラノサラミでした。
イタリアサラミは甲州で造るワインとも相性は良いことが確認できました。機会があれば、ぜひ試していただきたいペアリングです。
・ナポリサラミ:ワインと合わせると、フルーティさが強調されて、その後、複雑さが感じられ、ワインを飲みこむとまたサラミの風味が現れてきます。
食べている中にもストーリーが感じられる上、美味しいです。
・ミラノサラミ:ワインと合わせると、サラミの旨味をしっかりと引き出し、非常に美味しいです。
ワインはフルーティさが少し控えめになった印象で、ふくよかさが抑えられ、より爽やかに飲めます。
これは非常に良いペアリングだと思います。
・ローマサラミ:ワインと合わせると、少しフルーティさと複雑さが強調され、サラミの味わいもしっかりと感じられるので、良いペアリングで美味しいです。
・サルメリア・ボーナ ハモンクラード/輸入者:三友フーズ株式会社。加工者:株式会社カルネボーナ。
「生ハムの本場であるスペインでしっかりと熟生された生ハムです。「ハモン」はハム、「クラード」は熟成と言う意味です。赤身のしっかりとした旨味と熟成による深みのある香りが特徴です。」(三友フーズの公式ページから引用。こちら)
噛むほどに旨味が出てくる生ハムです。少し塩味を感じます。
旨味が非常に凝縮されていて美味しい!
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーと合わせると、フルーティさが少しアップして、複雑さも増します。
ワインはペアリングすることで、少し味が変化しつつ、美味しいです。
ハモンクラードの味わいは初めはワインが主役ですが、後半は生ハムの風味が強くなり、塩味ともに旨味が現れてきます。
ワインも生ハムもいずれも美味しいくいただけます。
敢えて言えば、ワインと生ハムを別々に口に含んだ時の美味しさも素晴らしいので、ワイン単独とワインとのペアリングの両方を楽しみたいです。
原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーの基礎情報
・ワイン名:ハラモ 甲州 シュール・リー2020
・生産者:原茂ワイン (公式ページはこちら)
・生産地:日本>山梨県>勝沼町
・葡萄品種:甲州(勝沼産)
・原産地呼称等:GI.山梨
・栽培・醸造法等:シュール・リー(澱の上で静置)で5ヵ月間。
・評価:2006年以降は多くのヴィンテージが国内のワインコンクールで銅賞以上を獲得。2009vt:第13回ジャパンワインチャレンジ最優秀日本ワイン賞・最優秀甲州ワイン賞ダブル受賞。2013vt:2014年国産ワインコンクール銅賞。
・購入時期/抜栓時期:2022.08./2022.10.
・参考価格(ネットショップ):2000円位。
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、1500円台で購入。
山梨県の甲州で造るワイン関連のおすすめ記事
今回は原茂ワインのハラモ 甲州 シュール・リーを抜栓しました。
爽快感のあるフルーティな香りがあり、フルーティでボリューミーだけど、スッと飲めるフレンドリーな甲州でした!
下記は同じく山梨県の甲州で造るワインです。甲州も様々な香りや味わいを表現するブドウ品種です。
・柏尾山南方2020/鳥居平今村(シャトー勝沼)
非常に香り高く、ふくよかですが、爽やかに飲める、こだわりの甲州! 山梨県。2700円位。
フレッシュな柑橘類、白系の花々、ハーブ、少しりんご、非常に控えめに、洋梨やオレンジなどの香り。
口に含むと、ラフランス、パッションフルーツ、アプリコット、ライム、オイルっぽさなどが、どんどん変化していきます。
・トラディショナル・リッチ・テイスト・甲州2020/蒼龍葡萄酒
1700円台~。
アカシアやジャスミン、いずれも控えめに、白桃、ラ・フランス、和柑橘、バニラ、ハーブ、ブリオッシュなどの香り。
口に含むと、ややフレッシュな和柑橘、抑えた南国果実感、ミネラル、ハーブなど非常にジューシーなワイン。