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1000円台のおすすめワイン、ソーヴィニヨン・ブラン(NZ)2018
今回のワインは、私が注目しているソーヴィニヨン・ブランの産地、ニュージーランドのマールボロ地区のワインです。しかも1000円台前半から半ば位で購入が可能なワイン。
たまたまエノテカのブラックフライデーの割引で34%オフで購入しましたので、1100円程で購入することができました。
ここ数年は、マールボロ地区のワインを生産するシレーニやゴールドウォーターの1000円台で購入できる素晴らしいソーヴィニヨン・ブランに出会ってきました。
いずれのソーヴィニヨン・ブランも何度もリピートしています。特に昨年はゴールド・ウォーターのソーヴィニヨン・ブランに7月に出会ってから、リピートを続けて今までに6本購入して飲んでいます。
さて、今回のワインは、1000円台前半から購入できますが、しかし、ワイン造りには非常に手間暇がかかっています。ブドウ栽培では機械を使わず手作業で行い、ブドウの房やブドウの樹、土を大切にしています。収穫は手摘みで行い、持続可能な栽培を行っています。
発酵は温度管理されたタンクで行い、発酵過程で発生する熱による温度上昇を抑えることで香りが飛んでしまわないようにしているのだと思います。もちろん発酵に際して最も適正な温度に維持しているのは言うまでもありません。
このように設備や技術、丁寧な作業から生み出されるオーバーストーンのワインが美味しいのは容易に想像ができます。ワインの感想は後述をご覧ください。
1000円台のおすすめワインの生産者オーバーストーンについて
生産者の情報はエノテカオンラインから抜粋・要約しています。
オーバーストーンについて
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
オーバーストーンの歴史は古く、1890年代にヨーロッパからの移民により、ワイン造りが始まります。現在では、グラント・エドモンド氏が醸造チームのチーフとなり、ニュージーランドでも有数の大きなワイナリーです。
ニュージランドでは、比較的温暖な北東北端から冷涼な南東南端までワイン生産地が点在しており、その中でも最もよく知られているのが、北島東岸に位置するホークス・ベイ地方と南島北東部に位置するマールボロ地方。
オーバーストーンは、その異なる二つの地域で、ワイン造りを行っています。ホークス・ベイ地方では、付近の河川により体積した砂利質の土壌で、様々なブドウの種類を各スタイルに合わせて栽培。暖かく、水はけの良い畑では、メルロを含む黒ブドウを育てるのに最適な場所と言えます。また、少し奥地に入ると高台となっており、そちらでは比較的涼しい気候に合わせた、ピノ・ノワールやシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを生産しています。
マールボロ地方では、最高級のソーヴィニヨン・ブランを栽培しており、ニュージーランドを代表するワインを造り続けています。
ワイン造りは基本的に全て手作業で行われ、環境に配慮した持続可能な栽培・醸造方法行っています。手摘みによる収穫ののち、温度管理されたタンクで発酵。その後は、伝統的な技術による丁寧な樽熟成を実施。
エノテカではお馴染のシレーニ・エステートのワインも手掛け、世界の主要なワイン産地で経験を積んだグラント・エドモント氏をチーフワインメーカーに、毎年高品質なワインを生み出しています。
1000円台のおすすめワイン、ソーヴィニヨン・ブランの感想
フレッシュな柑橘系果実の香りの強い主張がある。そして、白い花やスパイスの香り。
鼻腔を突き抜けるように通り過ぎる輪郭のはっきりした柑橘系果実と白い花とスパイスです。ブログにアップしているゴールドウォーターのソーヴィニヨン・ブランと類似の香りです。(記事はこちら)
そうだとすると、この香りはテロワールと仮定できそうです。共通点はニュージーランドのマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランの特徴ということになります。
口に含むと、酸味は強め、はっきりとした柑橘系果実の味わい。ゴールドウォーターよりもはっきりしている。オレンジ、ライムなどの柑橘系果実の味わい。少しグレープフルーツの苦味もある。微かに甘味がある。
これは美味しいワイン。ゴールドウォーターと類似点が非常に多い気がします。このワインも何度かリピートしてみて、好みがどちらか、さらに両方リピートしていくのかを思案のしどころです。
ただ、あまり柑橘系果実が前面に出るワインが好みでない方は避けた方が良いかもしれません。でも一度飲む価値はあるワインだと感じます。
ゴールドウォーターの方が柑橘系果実の突出感はまだ穏やかかもしれません。さらに柑橘系果実の突出感を抑えるならば、シレーニのソーヴィニヨン・ブランがおすすめです。(記事はこちら)
香りも味わいもオレンジの要素を感じるのは、オーバー・ストーンの個性でしょうか。ゴールドウォーターやシレーニにはあまりなかったように記憶しています。
抜栓後2日目は、甘味がかなり強くなっていました。柑橘系果実の爽やかさは健在ですが、少し控えめな方に変化しています。
初日と2日目の味わいはどちら良いかですが、私は基本的にドライなお酒が好みですので、甘味を微かにしか感じない初日の方が好みです。しかし、少し甘味を伴う方がお好きな方は、2日目の方が美味しいと感じると思います。
1000円台のおすすめワイン、ソーヴィニヨン・ブランの基礎情報
・生産地:ニュージーランド>マールボロ
・葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
・参考価格:1000円台前半から
・栽培・醸造法:手作業、手摘み収穫、持続可能な栽培・醸造法
・インポーター:エノテカ
・購入先:エノテカ
・ショップへのリンク:
1000円台のおすすめワイン、ソーヴィニヨン・ブラン関連の記事
いずれも1000円台で買えるソーヴィニヨン・ブランです。ゴールド・ウォーターは2000円前後という価格帯です。シレーニとモンペラは、1000円台半ば位です。
いずれも私がハマっているソーヴィニヨン・ブランです。このブドウ品種の従来の印象は青臭くてあまり美味しく感じませんでしたが、ボルドーのモンペラ・ブランでハマりました。その後、ソーヴィニヨン・ブラン探究の旅が始まり、探究して行く内にNZのマールボロ地区にたどり着きました。
マールボロ地区のワインの生産者は、シレーニ、ゴールド・ウォーター、オーバー・ストーンの順で飲んでいっています。コストパフォーマンスと突出感はオーバー・ストーン、コスパも高く私好みはゴールド・ウォーター、飲み易さとコスパはシレーニでしょうか。
そして、ボルドー・ブランとしては破格の値段と感じたモンペラです。いずれもおすすめですので、是非試してほしい美味しいワイン達です。
1000円台のおすすめワイン、ソーヴィニヨン・ブラン
いずれもおすすめです。この価格帯でこれだけ楽しめるのでしたら、今回のワインと合わせて4種類ともゲットして飲み比べてみていただきたいワインです。ソーヴィニヨン・ブランってこんなに美味しいワインがあるんだと思われるのではないかと思います。
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