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ラ・コンセイヤントのセカンド デュオ・ド・コンセイヤント2013
ボルドー右岸、ポムロールのシャトー・ラ・コンセイヤントのセカンドワイン。カフェ併設のエノテカ大阪店(食べログ)で定員さんに勧められて持ち込みした2013ヴィンテージが最初の出会いです。
この時は友人2名と計3名で伺い、2本を定員さん選んでもらいました。ちなみにもう1本はボルドー、サン・ジュリアンのシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワインのクロワ・ド・ボーカイユ2013でした。こちらも非常に美味しかったです。
デュオ・ド・コンセイヤントも非常に美味しかったので、その後、2013ヴィンテージを2本、2014ヴィンテージを1本リピート買いした内の1本です。セラーには最後の1本2014ヴィンテージが残っています。抜栓が楽しみです。
ポムロールはモカやチョコレートなど凝縮感があり濃厚な味わいの印象が強かったのですが、このワインを飲んで、凝縮感も濃厚さもありながら、エレガントなワインもあることを知りました。ラ・コンセイヤントがブルゴーニュのグラン・クリュに例えられる理由がちょっとだけ分かったように感じます。その後、ポムロール・ワイン探究の旅に出るきっかけに!
そして、セラーにはポムロールのガザン2005、ラ・コンセイヤント2006、クロ・レグリーズ2006など6本待機中です。いつ抜栓するか迷うワインばかりです。
デュオ・ド・コンセイヤントの生産者シャトー・ラ・コンセイヤント
このシャトーについて、「厳正評価世界のワイン ワイン・バイヤーズ・ガイド フランスのワインⅠ」(第5版)(ロバート・M・パーカーJR著、アーネスト・シンガー訳、講談社)より抜粋・要約しておきます。
「シャトー・ラ・コンセイヤントの葡萄畑はサンテミリオンとポムロールの境界にあり、周囲には、シャトー・レヴァンジルがある。この土壌は、ラ・コンセイヤント、レヴァンジルから、その先のシャト・フィジャック、シャー・シュヴァル・ブランにも共通している。そのスタイルにおいてブルゴーニュのグラン・クリュに近く、良い年にはアロマの力とエレガントさにおいて並ぶものがない」
生産者の情報については購入先のエノテカさんの生産者のページもご参照ください。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ラ・コンセイヤントは古くから名高く、1871年から現在に至るまで、ニコラス家がオーナーとして代々受け継がれている老舗シャトー。そのため品質が安定しており、どのヴィンテージでも一貫したスタイルを保っています。また長い歴史を持つ一方、ポムロルではステンレスタンクを導入するなど、最先端の技術を一早く取り入れる柔軟性も備えており、レヴァンジル、ヴュー・シャトー・セルタンと並び称される、ポムロルを代表するシャトーの一つです。
それにしても有名シャトーに囲まれた、涎が出そうな素晴らしい立地です。ラ・コンセイヤントをいつかは飲んでみたいと思いますよね。ブルゴーニュ・グラン・クリュに通じるエレガントなポムロール!どんな味わいとアロマなんでしょうか。
ラ・コンセイヤントのセカンド デュオ・ド・コンセイヤントの感想
熟したラズベリーのような赤系果実、ブラックベリーのような黒系果実、お香、スパイスなども混じったエレガントな香り。口に含むと、熟した甘みと酸味を伴う黒系果実の味わい、凝縮感があり、ほどよく濃厚なミディアム・ボディです。舌触りは滑らかで、エレガントな味わいは、上品な貴婦人のような印象を受けます。
2杯目以降はデキャンタージュして飲みましたが、ワインはさらに開き、熟した赤い果実のような甘く美しい香りが鼻腔にいつまでも残るような芳香さでした。
ラ・コンセイヤントのセカンド デュオ・ド・コンセイヤントの基礎情報
1 生産地 : フランス > ボルドー > ポムロール
2 葡萄品種: メルロー90%、カベルネ・フラン10%
3 参考価格: 8000円台
4 ポイント: パーカーポイント85から86点
5 購入先: エノテカ
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