いつかは飲んでみたいマダム・ルロワのワイン。
特にドメーヌものに憧れます。普通に数十万円するので、実現には程遠いですね。
同じくロマネ・コンティで有名なDRCのワインも憧れますが、ルロワ同様、数十万円から100万円超えもありますので、同じく憧れですね。価格にリアルさが無さすぎます。
そんなマダム・ルロワは元DRCの共同経営者で、DRCの評価を押し上げたというから納得の市場価値なんでしょう。
また、マダム・ルロワは卓越したテイスターでもあるため、メゾン・ルロワのワインも相応な価格で取引されているのだろうと思います。
さて、私が飲んだことがあるのはメゾン・ルロワのみで、下記です。
マコン・ヴィラージュ、ボジョレー・ヌーボー、ボジョレー、
ボジョレー・ヴィラージュ、コトー・ブルギニョン、ブルゴーニュ
上記ワインの価格(私の購入した価格)は幅がありますが、2000円台から6000円位です。まだ手が届く価格帯です。
この中では、一番おすすめなのが今回のACボジョレーです。もちろん他のワインも美味しいのですが、あくまで私の好みとしては価格とのバランスもよく、非常に楽しめるワインです。
目次
メゾン・ルロワのおすすめワイン ボジョレー2017
ワインの情報は購入先のエノテカオンラインから引用しています。詳細はこちら(エノテカオンラインのメゾンル・ロワの「ボジョレー」のページ)
外観は紫がかった明るいルビー色の色調。レッドチェリーやサクランボなどのチャーミングな果実のアロマに、醸造過程で備わったキャンディーやバナナのような甘い香り、スミレなどのフローラルな香りが感じられます。
ブドウ本来の旨味を感じる、凝縮感に満ちた味わいを愉しめます。誰もが一度は憧れるあのルロワのエッセンスを手頃な価格で愉しめる、コストパフォーマンス抜群の1本。是非この機会に、その上質な味わいをお試し下さい。
おすすめボジョレー 生産者:メゾン・ルロワ
生産者の情報は購入先のエノテカさんのページから抜粋しています。凄いなぁと感じる内容ばかりですので、長めに引用させていただいています。
「ルロワ」について 詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
数あるブルゴーニュのドメーヌの中でも、別格の品格と存在感を放つ名門、ルロワ社は1868年にネゴシアンとしてオーセイ・デュレス村で創業しました。
1942年には「D.R.C. ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」の株式を取得し、ブルゴーニュで最高位の造り手に押し上げた共同経営者としても知られています。ルロワ社の現オーナー、ラルー・ビーズ・ルロワ女史(マダム・ルロワ)は、1991年にD.R.C経営者の職を離れ、自身が運営するドメーヌ・ルロワ、メゾン・ルロワに力を注ぎ、「超一流」と言われる今日のルロワ社の名声を築きました。
ルロワの信念は、「ワインの個性は土地が決定するもの。ワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ」というもの。テロワールを最大限に表現するワイン造りを追求していて、仕事の9割はブドウ畑にあるといいます。ブルゴーニュで最も早くビオディナミを導入。1989年にドメーヌは完全にビオディナミに移行しています。
また、ブルゴーニュ随一のテイスティング能力の持ち主として知られるマダム・ルロワは、その並はずれたテイスティング能力によって、ルロワのワインをより完璧なものへと完成させていると言われています。
厳しい品質管理と妥協のない探究心によって造り上げられるワインは、まさにエレガンスの極み。薫り高く、洗練された果実の味わいに、素晴らしい濃縮感がありながら、きめの細かい舌触りと滑らかなボディは他に類を見ない唯一無二の存在。常にD.R.C.に肩を並べるブルゴーニュ最高の品質を守り続けています。
メゾン・ルロワのおすすめボジョレーの感想
チェリー、ストロベリーなどの赤系果実、ハーブやスパイスの香り。
ボジョレー・ヌーボーのようなストロベリーを煮詰めたイメージかと思いきや、ピノ・ノワールのようなチャーミングで複雑な雰囲気の香りです。
やっぱりボジョレー・ヌーボーよりも、普通のボジョレーの方が好みです。
口に含むと、赤系・黒系果実を少し煮詰めたような濃厚な果実味、ハーブとスパイスの味わい。
意外にタンニンが豊富で若干の渋味もあります。しかし、タンニンは繊細なためボディは滑らかです。
ガメイ100%ですが、ボジョレー・ヌーボーとはやはり全く異なり、ACブルゴーニュに近い雰囲気です。
以前飲んだ他の生産者のボジョレーでも同じように感じたことがあります。
そういう意味で、ガメイにはまだまだ可能性のある面白いブドウ品種だと改めて感じました。
ルロワのACボジョレーを是非試してみて欲しいです。また、ボジョレー・ヌーボーしかガメイを飲んだことがない方もにもおすすめです。ガメイの印象が一変するかもしれません。
ルロワのワインを飲んでみる第1歩としても、おすすめのワインです。
メゾン・ルロワのおすすめボジョレーの基礎情報
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>ボジョレー
・葡萄品種:ガメイ
・参考価格:3000円台~
・原産地呼称等:ACボジョレー
・インポーター:グッドリブ
・購入先:エノテカ
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ブルゴーニュ・ルージュ2003 メゾン・ルロワ
6000円位。抜栓時い既に15、6年経っていることもあり、酸味はあまりなく、優しい飲み口です。熟成香はほとんど感じません。また、果実の旨味があり、香りともども非常に楽しめます。印象としては、優しい果実の旨味のある、エレガントで繊細なワインでした。