少し前にリッツカールトン大阪に宿泊してきました。
接客系のサービス業は大打撃を受けているため、応援する意味も込めて宿泊してきました。
また、このご時世ということもあり、特別優待(20%割引)の設定もされていたので、お値打ちに利用することができました。
リッツカールトン大阪の宿泊のレポートです。
目次
リッツカールトン大阪クラブフロアについて
リッツに泊まるならクラブフロアに泊まりたいと個人的には思っています。
高価ではありますが、「お帰りなさいませ」から始まるサービスは、ホテルに泊まりに来たというよりは、我が家に帰るような、ちょっとほっこりとした気持ちにさせてくれます。
以下の枠内はリッツカールトン大阪から引用です(引用元のページはこちら)
「ホテルの中のホテル」ともいわれるザ・リッツ・カールトン・クラブレベル。
専属のコンシェルジュによるパーソナルなおもてなしで、思い出に残るステイをご提供します。
18世紀の貴族の邸宅を思わせる気品ある優雅な空間、眼下に広がる美しい眺望、ユニークで感動に満ちた体験。
紳士淑女のための、より美しく、豊かな日常をお過ごしいただける空間です。
クラブラウンジはくつろぎの空間であるとともに、コンシェルジュにお願いしてサービスも受けることができます。特にビジネスなどで一定期間滞在される方には重宝されると思います。
靴磨きのサービスから、新聞やウェイクアップコールとコーヒーなどのサービスなど細やかで、朝から仕事モードになれそうな気がします。
34階に位置するクラブラウンジは、クラブレベルにご宿泊のゲストがご利用いただける最高峰のくつろぎの空間です。専属のコンシェルジュによるパーソナルなおもてなしと、格調高いインテリア、まさに我が家のようにお過ごしいただけるクラブラウンジ。
インテリアは、自然光を取り込んだ開放的な空間にライト・トープ色の壁紙、オレンジのカーテンやアクセントチェア、グリーンのダイニングチェアなどイングリッシュガーデンを思わせる自然な配色を施しています。
「英国貴族の隠れ家」をイメージし、麻のソファーやレザーの椅子など温かみのある素材の家具を配置しました。アンティークプリントやイギリス荘園風景の絵画、キャンドルスタンドなどの美しい調度品に囲まれた空間でくつろぎのひと時をお過ごしください。
また、クラブラウンジではお茶やお酒をいただいたり、軽食などをいただけるようになっています。
フード・プレゼンテーション
7:00 a.m. ~ 10:00 a.m.ご朝食
11:00 a.m. ~ 2:00 p.m.お昼のご軽食
2:30 p.m. ~ 4:30 p.m.アフタヌーンティー
5:00 p.m. ~ 7:30 p.m.ご夕食前のオードブル
8:00 p.m. ~ 10:00 p.m.ナイトキャップ&デザート
但し、私が宿泊した時は、コロナ禍ということもあり、いろいろと工夫をして、サービス内容は一部変更の上、提供されていました。
リッツカールトン大阪クラブフロア チェックイン
まずはチェックインですが、以前宿泊した際は、クラブフロア利用者は34階クラブラウンジのコンシェルジュのデスクで、ウェルカムドリンクをいただきながら、テーブルに座ってチェックインでした。そして、荷物はチェックイン中に部屋に運んでくれました。
今回はコロナ禍のため、1階のフロントでチェックインです。チェックイン後は、フロントから部屋まで手荷物を運んでいただきました。
写真のロビーラウンジの雰囲気もお気に入りです。落ち着きます。暖炉やソファスペースもいいですねぇ。
34階以降の宿泊者はカードキーがないと、一般の方はもちろん。他の階の宿泊者も上がれないようになっています。
リッツカールトン大阪クラブフロアのジュニアスイート
部屋は明るくて、かなり広く開放的な印象です。色使いも明るい色で統一されています。
昔泊まったスーペリアルームはシックで落ち着いた雰囲気だった印象がありますが、内装もリフォームしているでしょうから、現在はジュニアスイートに限らず、こういう雰囲気にしているのかもしれません。
調度類やアメニティなどは相変わらず、上品なもので揃えています。アメニティも昔はリッツカールトンの美しいブルーを基調にしたものでしたが、現在リニューアルされていて、されに洗練されていました。
さて、ドリンクバーをチェックしたら下記写真の様な状態でした。ワインもちゃんとあります。
こちらはサービスのショコラ。デスクの上にあり、もちろん美味しくいただきました。
ただワイングラスが部屋に無かったので、ワイングラスをお願いしたところ、グラスの種類を確認してくれて、ワイン好きとしてはちょっと嬉しくなりました。
イタリアのリースリングを持ち込みましたので、普通の白ワイングラスをお願いしました。その後すぐに持ってきてくださいました。
以下の枠内はリッツカールトン大阪から引用です(引用元のページはこちら)
ホワイエとベッドルームを備えた64m²で、広々とした空間が特長です。ホワイエにはライティングデスクを備え、ベッドルームには上質なチェストや2名様掛けのゆったりとしたソファーとテーブルを配置しており、リビングルームのような快適な雰囲気の中、くつろぎの時間をお過ごしいただけます。
階数 | 33~35F |
---|---|
広さ | 64m² |
禁煙・喫煙 | 禁煙 |
部屋タイプ | ダブルのみ |
ベッドサイズ | ダブル 幅183 × 長さ205 × 高さ65cm |
料金について
私が宿泊したときは、日曜日チェックイン、月曜日チェックアウトで、特別優待(20%オフ)で69,812円(サービス料、消費税込)でした。20%オフが無いと、9万円弱程度だろうと思います。
サービスを一部変更していることなどで、特別優待を設定しているんだろうと推測します。
20年近く前の価格
私が20年近く前にリッツに泊まった時の価格は、今回の価格(特別割引がない場合)と、だいたい同じような値段(8万円台)になっていたと思います。
恐らく当時も日曜宿泊、月曜チェックアウトで、特別割引か平日料金が適用され、通常8万円台が4万円台でクラブフロアのスーペリアに宿泊できました。当時は景気が非常に悪かった時代で、まさに破格の料金設定でした。
リッツカールトン大阪クラブラウンジ アフタヌーンティー
さっそくアフタヌーンティーのサービスを利用するため、クラブラウンジに向かいます。入口は下記写真左の感じです。左手にコンシェルジュデスク(写真中央)、右手にはいろいろとディスプレイ(写真右)されています。
コンシェルジュはこの時は着席しておらず、ラウンジを歩かれていたので、何か用事があるときは声をかければ対応してくれると思います。または、部屋から電話でお願いすることもできます。
通常はクラブラウンジの軽食などの提供は、朝食、昼の軽食、アフタヌーンティー、夕食前のオードブル、カクテル&ナイトキャップで朝7時から22時までの間、5度サービスが入れ替わっていきます。
今回の宿泊時は、20時で終了し、夕食前のオードブルがコンテンツ一覧からなくなっていますが、実際のところは「夕食前のオードブル」と「カクテル&ナイトキャップ」が20時までの時間帯で利用できるようになっているイメージでした。
また、通常時はいずれの時間帯もビュッフェスタイルですが、現在は三段プレートなどでの提供となっています。朝食はクラブラウンジではなく地下1階のスプレンディードと言うお店でいただく形です。
ちなみに平日は、全てスプレンディードでの提供となっていました。
下記は三段プレートのスウィーツです。普段甘いものはあまり食べないのですが、美味しくて完食しました。
飲み物はスパークリングワインをいただきました。2杯目は赤ワインを。
クラブラウンジからの景色です。グランフロント大阪が見えます。テーブルをかなり間引いて使用しているので、我々は安心できますが、ホテル側は大変だろうなぁと感じます。
リッツカールトン大阪クラブフロア カクテル&ナイトキャップ
夕方の時間帯になると、クラブラウンジでは「カクテル&ナイトキャップ」の時間となります。
軽食をいただきつつ、久しぶりにカクテル(マティーニ)をいただきました。泡好きな妻はスパークリングを飲んでいます。
軽食も三段プレートで出てきました。中段の牛肉の赤ワイン煮込みや下段のスープなどどれも美味しくて、完食でした。ワインの摘みにもピッタリです。
しかし、通常時のビュッフェスタイルで、好きなものを好きなだけ食べられるスタイルも個人的には良かったので、早く通常時に戻ることを期待するばかりです。
ゆったりと時間が流れる中、軽食とカクテルを楽しんでいると、段々と日が暮れてきて、いい景色になってきました。そして2杯目は写真右のマンハッタンとマティーニをそれぞれオーダーしました。
カクテル&ナイトキャップの時間帯は空いていたこともあり、窓際の良い席に案内いただき、景色を見ながらゆっくりとカクテルや軽食などを楽しむことができました。
リッツカールトン大阪クラブフロア 部屋からの景色
ちなみにベッドメイキングは入室時にされていたのですが、夜寝る前にターンダウン・サービスをしてくれます。各部屋を回って、左の写真のベッドの状態から、右の写真のベッドの状態にしてくれます。
下記写真は夜の部屋からの夜景です。うめきた第2期開発予定地(写真下部の大きな黒い三角形部分。更地のため明かりがありません)を望みます。
今は更地状態ですが、ここにかなり広大な公園とホテル、レジデンス、オフィスビルが建つ予定だったと思います。そして、新路線と新駅も加わります。
ひょっとすると、開発後は現在のように遠くの夜景の一部を見ることは難しくなるかもしれません。その代わり、高層の建物のビルの明かりを望む夜景を見ることができるんだろうと思います。
部屋では白ワインで飲みなおしです。別記事にもしているお気に入りのイタリアのヴェネト州の生産者イエルマンです。
アフィックス・リースリング2016 イエルマン
生産地:イタリア>フリウリ・ヴェネティア・ジュリア
ブドウ品種:リースリング・レナ―ノ
参考価格:3600円台~。
ワインの感想:柑橘系果実、パッションフルーツ、リンゴ、白桃、白い花、甘やかな花、ハーブ、蜂蜜などの香り。酸味の控えめな優しい柑橘系果実の風味があり、フレッシュなラ・フランスなどの果実味があり、非常にジューシーでミネラリーなワイン。
リッツカールトン大阪クラブフロア 朝食
朝食はコロナ禍のため、1階のスプレンディードでいただき、アメリカンブレークファーストのセット、または、和食朝食から選択です。前者を選択。
通常時はクラブラウンジで、ビュッフェスタイルで提供されています。
コース仕立てで、少しずつテーブルにサービスされましたので、写真は割愛して食べるのに専念しました。
美味しく、お腹一杯いただきました。
11時からのフード・プレゼンテーション
フード・プレゼンテーションは11時から「昼の軽食」が提供されます。チェックアウトは11時までですが、チェックアウト後30分はサービスを受けることがでますので、「昼の軽食」をいただくことも可能だと思います。
我々は、朝食の時間が遅かったので、お腹一杯で利用しなかったのですが、フード・プレゼンテーションを満喫したい方は活用されてはいかがかと思います。
リッツカールトン大阪クラブフロア 宿泊の経緯
リッツカールトン大阪に宿泊するのは2度目です。
初めて宿泊した経緯
1度目は20年近く前の30歳前後の頃に宿泊しています。
当時一緒に働いていた部下にアドバイスを貰ったのが、きっかけです。50歳代の方で出向で来られている人生の大先輩で、出向前の会社員時代の経験を踏まえて、いろいろとアドバイスをしてくれていました。(私が投資を始めたのも彼のアドバイスによります)
その中の1つがちゃんとしたホテルに泊まり、ちゃんとしたサービスを経験することは、今後、様々な場面で役に立つなどといったアドバイスをもらっていました。
当時、大阪に通勤していましたが、大阪や京都のちょっといいホテルにあちこちに宿泊していました。
その頃はホテル業界は非常に厳しい時代で、平日は20,000円台で宿泊できるなど破格でした。そういう意味では個人的にはタイミングが良かったと思います。
そういった経緯もあり、当時、リッツカールトン大阪に宿泊してきました(前述のとおり40,000万円台)。
その時はクラブフロアのスーペリアルームに宿泊して、クラブフロアのサービスや、リッツの調度品や部屋の雰囲気など、素晴らしいなぁと感じて、それ以来のファンです。
宿泊する必要もないのに、サービスを受けるためだけに宿泊するには、薄給の会社員としては高額でしたが、それでも良い経験をしたと今でも思います。
今回の宿泊した経緯
今回は冒頭で述べたように、ファンのホテルを応援する想いを込めて宿泊してきました。
前回から20年近く経って少しは人生経験をした現在、宿泊してみるのもいいだろうということで実現しました。
今回も良い経験ができたと思います。
参考まで、下記画像は楽天トラベルへのリンクです。