今回のワインは高畠ワイナリーのゾディアック・ピノノワールです。
このワインを購入したきっかけは、日本のピノ・ノワールに非常に美味しいワインがあることに気づき、エノテカでまとめ買いをした1本です。
当時のエノテカの通常価格で4300円位だったと思いますので、結構高価なワインです。
しかし、この価格帯の日本ワインはピノ・ノワールに限らず、びっくりするぐらい美味しいものばかりです。日本ワインの素晴らしさを実感することが多いです。
今回のワインもその例に漏れず、非常におすすめできる美味しいピノ・ノワールでした。
目次
高畠ワイナリーの高畠ゾディアック・ピノノワール2016
高畠ワイナリーのこだわりと優れた技術で造られる少量生産のプレミアムワイン、ゾディアック・シリーズのピノ・ノワールです。
ピノ・ノワールに適した土壌改良を行い、最適な土壌を造った上で、さらに、栽培から醸造まで管理したシングルヴィンヤードで造られたワインとのことです。
手間暇と技術を注ぎ込んだ確かな結果として、ワインの美味しさに現れていると感じる1本です。
ワインの情報は購入先のエノテカから引用しています。
2016ヴィンテージのコメント
木苺のチャーミングな果実の香りに新樽のトースト香が混ざり合ったアロマが注いだグラスから華やかに漂います。柔らかいタンニンにフレッシュな果実味が合わさり、口当たりは軽やかです。後味にはスパイシーなニュアンスを感じ、お食事とも相性抜群。 日本の上質なピノ・ノワールの味を味わえる一本、是非お試しください
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
高畠ゾディアック・ピノノワールの生産者:高畠ワイナリー
高畠ワイナリーのワインは今回のちょっと高価なゾディアック・ピノノワール以外にも、1000円台の高畠ワイン・クラシック・シャルドネ、マスカットベーリーAも飲んでいますが、非常に美味しいです。
今後は高畠ワイナリーのシャルドネやスパークリングも飲んで行きたいです。めっちゃ美味しそうです。
生産者の情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
高畠ワイナリーは、ワイン醸造用の欧州系ブドウに特化したブドウ栽培を実施。何よりもブドウ造りを第一に考え、土壌改良、収量制限、日照をより多く得るための工夫といった努力と試行錯誤を重ねています。2005年からはナイトハーベスト(日中に蓄えた高い糖度を保っている深夜に最高の状態でブドウを収穫すること)を導入。
高畠ワイナリーの魅力の一つは、醸造技術の粋を表現した「フラッグシップシリーズ」、単一畑などの「プレミアムシリーズ」といった本格辛口ワインから、甘口ワインやシードル、フルーツワインまで幅広いラインナップを展開していること。年間の生産量は約85万本と、山形県のみならず東北地方でも最大級です。
高畠ワイナリーのゾディアック・ピノノワールの感想
美しい透明度の高いルビー色、エッジはオレンジ色をしている。非常に美しい!
抜栓直後から、熟したストロベリーのような赤い果実の甘い香りと、爽やかで・甘やかな様々なハーブの香りを感じる。非常に芳しく、香り高い!
スワリングすると、さらに香りが高まる。バニラ・ヴィーンズやバラの花の香りを感じる。熟したフランボワーズのような甘い赤い果実の香りもする。優しくて、甘やかな、うっとりとさせられるような素晴らしい香り。
これは本当に日本のピノノワールなのか⁉と感じる。
口に含むと、やや控えめな酸味、タンニンは豊富で少し渋味、果実の甘やかさも感じる。
このワインは陰性のワインです。香りの華やかさと異なり、落ち着いた赤い果実の風味があります。長いワインの涙がはっきりと現れ、アルコール度数が高いことも確認できる。
熟した赤い果実がゆっくりと、その後、パッと弾けるように、華やかに広がる。スパイスの風味なども複雑に絡み合いながら、非常に長い余韻に向けて、口の中で変化をじっくりと味わうことができるワインです。
これは凄いピノ・ノワールだと感じます!
4400円台と価格も相応ですが、この価格でこのピノノワールを飲めるなら、ブルゴーニュの高価なワインと比較すると、非常にお値打ちと感じます。
このワインはピノ・ノワール好きの方にじっくりと時間をかけて飲んで欲しい、そんなクオリティと美味しさ、変化を楽しめるわいです。
ピノ・ノワールを飲み始めの方には、しっかりと開かせることができれば、華やかで飲み易い、美味しいワインになると思います。
日本の素晴らしいピノ・ノワールを試したい方におすすめです。非常に美味しいです!
但し、極少量生産のため、うまく入手できるかがカギです。
高畠ワイナリーのゾディアック・ピノノワールの基礎情報
・生産地:日本>山形県>高畠町
・葡萄品種:ピノ・ノワール
・参考価格:4400円台~。
(エノテカのケースオーダー20%割引3500円台で購入)
・土壌や気候:夏から秋にかけての非常に激しい寒暖差(最大20度)。秋は少ない雨量。ピノ・ノワールに適した土壌改良。
・栽培・醸造法等:シングル・ヴィンヤード、低収量
・購入先:エノテカ
高畠ワイナリー関連のおすすめ記事
マスカットベーリーA / 高畠ワイナリー
1400円位。※上記は格上のクラシック・シリーズのマスカットベーリーA。
甘味のあるブドウ、ストロベリー、木イチゴ、野原の花やハーブの香り。口に含むと、ややフレッシュなストロベリー、チェリーなどの赤系果実、ハーブ、スパイスなどの味わい。
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