今回のワインはドメーヌ・シャペルのACブルゴーニュの紅白ワインをO.W.L.WINE (オウルワイン)でまとめ買いした内の1本です。
抜栓したのはドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワールです。
初めて飲むワイナリーで、価格は2900円台と辛うじて2000円台のブルゴーニュです。美味しければ、2000円台のブルゴーニュは非常に魅力的です!
そんな期待をしつつ、抜栓したワインの感想です。
目次
ドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワール2018
オーガニックワイン、ドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワールの情報は購入先のO.W.L.WINE (オウルワイン)から抜粋・引用しています。
色は濃いブラックチェリーを思い起こさせます。成熟度の高い赤と黒の果実(ブラックベリー、ブラックカラント、レッドカラント…)の香りです。 味わいは濃厚です。
おすすめの飲み方:豚肉料理、ビーフシチューやカレーによく合います。
おすすめの温度:13〜16°C
詳しくはこちら(O.W.L.WINE (オウルワイン)のページ)
オーガニックワイン、ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者:ドメーヌ・シャペル
オーガニックワイン、ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者の情報:ドメーヌ・シャペルは購入先のO.W.L.WINE (オウルワイン)から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(O.W.L.WINE (オウルワイン)のページ)
1893年に畑を取得し、1923年に自家で瓶詰め開始しました。完全無農薬、無化学肥料、無除草剤で3年以上栽培し、遺伝子組み換えを使っていないぶどうから造られるブルゴーニュワイン。全て公的に認められた第三者機関の認証を取得しています。
厳格に守られた有機栽培農法・製造工程までも他のブドウが混入しないよう徹底されています。
歴史のあるブドウ畑から生み出されるブドウは、収穫量が少ない一方で、樹齢年数70年以上もある栄養価の高いブドウのため、より複雑な味わいのワインになります。
ナチュラルワインではありませんが、酸化防止剤を極力抑えてます。
オーガニックワイン、ドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワールの感想
濃厚な赤紫色。骨格のしっかりとしたブルゴーニュ・ルージュを想像させる色です。
ドライフルーツ、スモーク、ブラックベリーなどの黒系ベリー、スパイス、少し薔薇の花などの香り。
黒系ベリーとドライフルーツが印象的な香りです。甘やかさもあり、スモーキーさ、薔薇の華やかさや、スパイシーな印象もあります。
スワリングすると、フレッシュな黒系ベリー、チャーミングなチェリーなどの赤系果実、清涼感のあるスパイスなど、フレッシュな果実と爽やかな香りが強くなる。
口に含むと、タンニンは豊富で、渋味もしっかりと感じる。酸味があり、微かに甘やかさも感じる。
フレッシュなブラックベリーなどの黒系果実やチェリーなどの赤系果実、ドライフルーツ、アーモンドなどのナッツ類、カカオなどの味わい。
渋味が強めで、酸味が強調されている。フレッシュな赤黒系果実が豊富で、カカオっぽいコクのある味わいもある。
ポテンシャルが高く、熟成していきそうな予感。但し、若く飲むには少し渋みが気になります。しっかりと開かせる必要がありそうです。
ACブルゴーニュにしては凝縮感のある骨太な印象です。
抜栓2時間後、タンニンがこなれてきて、渋みがやや抑えられる。また、酸味も控えめになる。香り・味わい共に透明感が出てきて、ツンとしないリキュールっぽさを感じるようになる。
抜栓3時間後、まだ渋味は感じるものの、さらに控えめになり、タンニンは繊細に感じる。香水のような艶のある香りが現れてくる。味わいは2時間後とあまり変わらず。
(抜栓2、3日目は空気を抜き、自宅の中で最も寒い玄関で保管)
抜栓4日目、黒胡椒などのスパイス、バラ、タバコの煙、御香、煮詰めた果実のような香り。
抜栓初日とは全く異なる印象に変わっています。フルーティさが抑えられて、落ち着いたシックな香りになっています。
口に含むと、微かな酸味、まだ少しタンニンと渋みを感じる。甘みはほとんど感じない。まろやかな味わいです。
丸みを帯びた少し熟したブラックベリーとカシス、ブルーベリーなどの黒系果実、熟したプラム、土、スパイス、少しきのこっぽさなどの味わい。
抜栓4日目はいっきに熟成したワインのような香りや味わいになっていました。特に土っぽさをよく感じます。
ちょっと想定よりは果実味が少なくなりましたが、まだ残っています。また、繊細なブルゴーニュを開かせた時によくあるリキュールっぽいツンとした印象は皆無でした。
抜栓4日目でも全くへ足らず、ワインの変化を楽しめます。抜栓初日とは全く異なるワインとして美味しくいただけました。
もう少し果実味を楽しみたい方は、抜栓初日や2日目に飲み切る方がいいと思います。
1杯分くらいは残しておいて、4日目の変化後の味わいを楽しむのもありと思います。
ドメーヌ・シャペルはオーガニックワインですので、コストも手間暇もかかったブルゴーニュワインだと思いますが、3000円弱で買えるので、これだけ楽しめることもあり、非常にお値打ち感あるブルゴーニュワインだと思います。
オーガニックワイン、ドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノに合わせた料理
・3種盛り(肩ロース、しり皮、三角)&とりみ(塩):やきとり正や 心斎橋PARCO店
抜栓初日のドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワールとのペアリングです。
何度もリピートしてワインに合わせている、やきとり正やです。とりみ(塩)は渋味と酸味を少し抑え気味にしてくれ、ワインをソフトな印象にしてくれます。
過去の経験から塩よりタレにすべきだったかと思いましたが、塩も予想外に良いペアリングでした。
本日の前菜6種盛(ミニサラダ付):ダイニングカフェバー フラット
ササミアンチョビトマトソースがけ | カラフルフルーツトマト自家製ジェノベーゼソース | 濃厚クリームチーズとポンタレッジョ生ハム包み |
幻のアワビ茸のバターソテー | 野菜のホワイトラグーいくらのせ | 黒毛和牛サーロインローストビーフの切り落とし |
抜栓4日目のドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノノワールのペアリングです。
前菜6種類が少しずつあり、いろいろと楽しめてワインが進みます。アワビ茸のソテー、ローストビーフや、生ハムチーズなど非常に良く合います。特にローストビーフの黒胡椒のスパイシーさがワインとよく合う。
ササミアンチョビも予想以上に合います。生臭くなく、アンチョビの風味がちゃんと生きています。生ハムとチーズのスモーキーさもワインに合います。もちろんチーズと生ハムそのものも合います。
ワインと共に前菜6種類を美味しく完食しました。
・ダイニングカフェバー フラット:大阪市中央区東心斎橋
(食べログ:こちら)
オーガニックワイン、ドメーヌ・シャペルのブルゴーニュ・ピノの基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール2018
・生産者:ドメーヌ・シャペル
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.ブルゴーニュ
・気候や土壌:南向きの日当たりの良い、除草剤不使用の栄養豊富な土壌。
・栽培・醸造法等:農薬・化学肥料・除草剤不使用。酸化防止剤を抑えた使用。オーガニック(AB認証・ユーロリーフ取得)。
・インポーター:O.W.L.WINE (オウルワイン)
・購入先:O.W.L.WINE (オウルワイン)(公式ページはこちら)
・参考価格:2900円台
オーガニックワインのブルゴーニュ・ピノノワール関連のおすすめ記事
ドメーヌ・シャペルのオーガニックワイン、ブルゴーニュ・ピノノワールを抜栓しました。非常に骨格がしっかりとした骨太なブルゴーニュの印象でした。
その骨太な印象に近い味わいが、同じくオーガニックワインであるラローズ・ド・ドルーアンのブルゴーニュ・ピノノワールです。タンニンが豊富で、こなれてくると、ますます美味しいワインになります。
ブルゴーニュ・ピノノワール2015/ラローズ・ド・ドルーアン
3000円位~。上記リンクはブルゴーニュ・コートドール・ピノノワールです。ブラックベリー、カシスなどの芳醇な赤系果実の香り。味わいはラズベリーなどの赤い果実。フレッシュさと果実の凝縮感があります。かなり濃厚な印象でした。熟成するとさらに美味しくなりそうなワインでした。
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