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オーストラリア、ドッグリッジ ザ・パップ シラーズ2016
生産者:ドッグ・リッジ
7月三連休で14種飲んだ内の1種で、今回はオーストラリアのシラーズです。
10年以上前には、シラーに結構ハマっていました。フランスの南仏のシラーが好きでよく飲んでおり、イタリアンの店に行ってもシラーまたはシラー好きにお勧めのワインをソムリエにお願いしたりしていました。
南仏以外にも、イタリア、スペイン、アメリカなど数千円するものから、デイリーではチリやオーストラリアなども結構飲んでいました。
オーストラリアはどちらかというとデイリーワインとしてかなり格安なものを当時飲んでいたので、今回は小売価格で2000弱のシラーズ、かつ、当時からは10年以上も経ち、技術も進み、もっと美味しくなっているのではと期待していただきました。続きはテイスティングコメントで。
オーストラリア、ドッグリッジのシラーズ ワインの感想
少し熟したブラックベリー、ブルーベリー、フランボワーズなど膨よかな赤系・黒系果実、白胡椒、サンダルウッドなどスパイシーな多様な香り。
口に含むと、フレッシュな黒系果実、スパイス、酸味が少なく、甘味は控えめで、果実の旨味を楽しめるようなワイン。
いわゆる野性的な要素はあまりなく、どちらかというとエレガントな印象のシラーズです。
オーストリアのシラーズは昔は少し飲んでいましたが、最近はあまり飲んでいなかったので、当時の印象とはだいぶ異なりました。
酸味は少ないのですが、果実の新鮮で生き生きした感じは、黒系果実よりも、むしろ赤系果実を頬張っているような印象も受けました。
ひょっとすると、お店でグラスでいただいたので、充分開いて華やかさが全開だったのかもしれません。
自宅で飲むとどうしても抜栓直後と飲み終わりでは、シラーやシラーズの印象はかなり変わります。
もう一度飲み方をしっかりしなければと反省しつつ、オーストラリアのシラーズをいろいろと飲んで自分なりの印象を高めないと、今回のこの美味しいワインの位置づけを整理しきれないような気がします。
結論は、かつてのオーストリアのシラーズの印象より数段上の味わいで、しかも2000円とかなり美味しかったということです。改めてリピートしてボトルを購入して、飲んでみたいです。
オーストラリア、ドッグリッジのシラーズ ワインの基礎情報
・生産地:オーストラリア>南オーストラリア州>マクラーレン・ヴェイル地区
・葡萄品種:シラーズ
・参考価格:2000円弱(ネット上)
・お店:グラスワイン 桜坂 ル・ボワ (食べログはこちら)
(再掲)「今回14種飲んだ内の7種は下記沖縄県那覇市のグラスワインのル・ボワでいただきました。
グラスワイン 桜坂 ル・ボワ (食べログはこちら)
グラスワインの種類は写真にとったメニューの範囲で数えると30種、あと2,3ページはあったので、40から50種位あったと思います。
ちなみに日本ワインも充実しています。
沖縄でワインを飲むときはお勧めです。今年は2回沖縄に行っていますが、2回とも訪問しています。
しかも前回は15時から飲ませていただきました。料理の1つ1つが丁寧に作られており、非常に美味しかったです。
「カポナータ」、「水茄子とアスパラ、ミョウガのサラダ」、「牛フィレ肉のロースト」などをいただきました。いずれもかなり美味しかったです。
予約でほぼ埋まっていますので、ご注意ください。自宅付近にもグラスワインがこんなに選べるル・ボワさんが欲しいです!」
ル・ボワでいただいたワイン7種(本ブログの他の記事)
赤:ルーマニア(ピノ・ノワール)、オーストラリア(シラーズ)、カリフォルニア(ピノ・ノワール)。
白:ルーマニア(リースリング)、オーストリア(グリューナー・ヴェルトリーナー)、ニュージーランド(ソーヴィニヨン・ブラン)。
オーストラリア、ドッグリッジのシラーズ関連のおすすめ記事
アメリカのシラーと飲み比べなどいかがでしょうか。これも美味しいですよ。全く別物です。
・ゴードン・エステート・シラー2013/ゴードン・エステート
https://winelover-vinsan.com/red/usa-red/washington-red/columbia-red/gordon-syrah2013/